ベルリンからローカルな環境政策や草の根NGO・市民活動、サステナブルな暮らしなどをレポート。
by yumikov
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環境経済学とエコロジー経済学
この3月はすっかり学生モードです。
イースターの前から片付けようとしている課題は、
「人為的な気候変動の問題を、エコロジー経済学の3つの視点から論ぜよ。」
という至極シンプルなもの。
さーてと。まずは、次の問いでウォーミングアップです!
♪1 「無料の昼飯などというものはない」という経済学者の常套句は何を意味しているのか。
♪2 代替コスト、機会コストとはなにか。
♪3 消費財の生産と環境の質の関係を表す生産可能性フロンティアを描きなさい。
♪4 パレート最適とはなんであるか。効率と公正さの違いは何か。
♪5 外部性とはなにか。
♪6 公共財はなぜ「公共」と呼ばれるのか。
♪7 ピグー税と基準額を設定する税の大きな違いはなにか。
♪8 課税による解決と比べたときの排出権取引の中心となるメリットはなにか。
♪9 純粋な規制による解決に対して、経済学的手段による環境保護(課税、排出権取引)のメリットとはなにか。
♪10 コースの定理では、どのような点で「汚染者負担原則」の概念が相対化されるだろうか?
♪11 「経済的な総合価値」という概念の下でいえることはなにか。
♪12 公共財の経済的価値判断の手法には基本的にどのようなものがあるか。
♪13 自然の経済的な価値を判断するにあたっての限界はどこにあるか。
♪14 エコロジー経済学と従来の環境経済学との違い(少なくとも目ざすもの)は何か。
♪15 エコロジー経済学の中心となる3つの要素は何か。
♪16 持続可能性(サステナビリティ)のコンセプトにはどのようなものがあるか。
♪17 持続可能性のいわゆる”マネージメント規則”とはどのような内容か。
♪18 貢献度に対する公正さと需要に対する公正さの大きな違いとは何か。
♪19 公正さを”同じであること”と解釈した場合にどんな問題が起きるか。
♪20 エコロジー的な基本権は、どのような点で、公正さについてのあらゆる理論の最低限の妥協として理解できるか。
それにしても、環境経済学とエコロジー経済学が違うものだなんて思ってもみなかった。
エコロジー経済学を勉強すると、たとえばこんなメリットがあります。
環境政策を考えるときに、環境保護のために国が規制を敷くのが良いのか、補助金制度を作るのがいいのか、環境税を課すのがいいのか、そういったことを具体的にシュミレートして判断できる。「排出権取引」なんてするべきなのだろうか?そういったことを自分の頭で考える鍵となる。
経済学。
自分には最も縁がないと思っていた学問だけれど、自分が取り組みたいことのためには必要だということが次第にゆっくりとですがわかってきました。
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「人為的な気候変動の問題を、エコロジー経済学の3つの視点から論ぜよ。」
という至極シンプルなもの。
さーてと。まずは、次の問いでウォーミングアップです!
♪1 「無料の昼飯などというものはない」という経済学者の常套句は何を意味しているのか。
♪2 代替コスト、機会コストとはなにか。
♪3 消費財の生産と環境の質の関係を表す生産可能性フロンティアを描きなさい。
♪4 パレート最適とはなんであるか。効率と公正さの違いは何か。
♪5 外部性とはなにか。
♪6 公共財はなぜ「公共」と呼ばれるのか。
♪7 ピグー税と基準額を設定する税の大きな違いはなにか。
♪8 課税による解決と比べたときの排出権取引の中心となるメリットはなにか。
♪9 純粋な規制による解決に対して、経済学的手段による環境保護(課税、排出権取引)のメリットとはなにか。
♪10 コースの定理では、どのような点で「汚染者負担原則」の概念が相対化されるだろうか?
♪11 「経済的な総合価値」という概念の下でいえることはなにか。
♪12 公共財の経済的価値判断の手法には基本的にどのようなものがあるか。
♪13 自然の経済的な価値を判断するにあたっての限界はどこにあるか。
♪14 エコロジー経済学と従来の環境経済学との違い(少なくとも目ざすもの)は何か。
♪15 エコロジー経済学の中心となる3つの要素は何か。
♪16 持続可能性(サステナビリティ)のコンセプトにはどのようなものがあるか。
♪17 持続可能性のいわゆる”マネージメント規則”とはどのような内容か。
♪18 貢献度に対する公正さと需要に対する公正さの大きな違いとは何か。
♪19 公正さを”同じであること”と解釈した場合にどんな問題が起きるか。
♪20 エコロジー的な基本権は、どのような点で、公正さについてのあらゆる理論の最低限の妥協として理解できるか。
それにしても、環境経済学とエコロジー経済学が違うものだなんて思ってもみなかった。
エコロジー経済学を勉強すると、たとえばこんなメリットがあります。
環境政策を考えるときに、環境保護のために国が規制を敷くのが良いのか、補助金制度を作るのがいいのか、環境税を課すのがいいのか、そういったことを具体的にシュミレートして判断できる。「排出権取引」なんてするべきなのだろうか?そういったことを自分の頭で考える鍵となる。
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by yumikov
| 2008-03-26 18:28
| 大学院のこと
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月刊環境情報紙グローバルネットにて”ベルリン発サステナブルライフ考”連載中。(2010年5月号〜)
NPO法人「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議(ESD-J)のドイツ地域レポーターをやっています。
ご意見・感想、叱咤激励もお気軽に。
email: yumikov (at) excite.co.jp
写真・記事等、転載ご希望の際はご一報ください。copyright©2007 yumikov all rights reserved.
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