ベルリンからローカルな環境政策や草の根NGO・市民活動、サステナブルな暮らしなどをレポート。


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スコットランドで夏休み(大自然編)

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幼稚園の夏休みに合わせて休暇に出かけてきました。今年はここスコットランド。
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上は岩山の上に立つエディンバラ城とカールトンの丘からの街並みですが、今回は街はあまり出歩かず、ほぼ大自然の中で過ごしました。
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ラムサール条約に登録されるローモンド湖とそこに浮かぶ島々を眺めながら山歩き。一帯は国立公園に指定されています。顔の黒い羊たちがそこここで草をはんでいました。
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グレンコーの谷では2泊3日でキャンプ。スコットランドはワイルドキャンプが認められているそうなのでそれも魅力的だったのですが、旅の途中ともなると衛生設備は欲しかったのでキャンプ場利用。ロケーション最高です!が、スコットランドでは今年はブヨ(midge)の発生が例年の800倍だとかで、ブヨ予報などがあるくらいだそうですが、防ぎきれずに何ヶ所かやられました。
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スコットランドではナショナル・トラストに指定されている地域や施設もあちこち見かけ、さすがはナショナル・トラスト発祥の御膝下だなぁと思いました。グレンコーの谷でたまたま遊歩道を見つけ散策。
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息子もだいぶ自分で山歩きをしてくれましたが、重宝したのがこちら。危ない道、疲れちゃった&寝ちゃった時など、背負うほうはバックパックを背負っての登山同様なので大変ですが(笑)、とっても便利。ボックスハーゲナー広場のフリマでの掘り出し物です。前から欲しかったのですが結構値がはるので渋っていましたが、偶然中古を見つけてラッキー。
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グレンコーのビジターセンターは建物もエコロジー建築で素敵ですが、内容もとても充実しています。これくらいの時間とレベルで眺めのいいスポットを歩きたいなどと言うと、お勧めのルートを詳しく案内してくれます。グリーンツーリズムのゴールド認証を受けているだけのことはあります。スコットランドではグリーンツーリズムに力を入れているようで、この認証マークもホテルの☆並みに目にしました。環境に配慮した運営を行っている観光施設などで認証がもらえ、取り組みに合わせてブロンズ、シルバー、ゴールドとランク分けされています。

ドライブしていると、うわぁこんなところに自転車で!?というサイクリストにたまに出会いました。(あれはドイツ人かもしれない。)ドイツで自転車道に慣れてるほうからすると、自転車道がほぼないのは残念ではあるのですが、そうでなくともスコットランドを自転車でまわるのはアップダウンが多いので結構しんどいだろうと思います。それでも一部の地域ではグリーンツーリズムの一環として自転車道の整備にも力を入れているようでした。(つづく)
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by yumikov | 2011-08-01 00:16 | ベルリン生活のこと

Winterdienst ベルリンの除雪作業

今日もベルリンは雪です。昨日は朝から晩まで降りつづき、ちょっと吹雪いていたくらい。
積雪はどれくらいになるだろう・・・。ついつい家にこもりがちになります。

ところで、ドイツで雪が降った場合の道路の除雪は法で定められています。Winterdienstといって、直訳すると「冬の公務」。おもしろい表現だなーと思います。大きな道路は行政が、狭い歩道などはその歩道に面している住居の住民が雪かきをすることになっています。通行人がすべって転んだ場合は、その歩道の前の住人が除雪義務を怠ったとして処罰されるそうで、何時から何時までにどのように除雪をするかも定められているというからスゴイ!責任の所在をはっきりさせるドイツ人。

ベルリン市の公共交通では、交通清掃法(Straßenreinigungsgesetz)第3条でWinterdienstが定められており、ベルリン都市清掃公社(BSR)が除雪作業を請け負っています。雪が降った夜には大きな除雪車が走り、雪を除くとともに滑り止め剤を撒いていきます。
googleでWinterdienstを画像検索するとドイツの実際の除雪作業の様子写真が見られて面白いですよ。

この行政の除雪作業で朝には雪がきれいになっているので感心もするのですが、自転車乗りには不満の声もあります。自転車道の除雪がきちんとなされていないからです。車道と歩道は処理されていても自転車道はそのまま・・・ということが多いのですが、これにはひとつ滑り止め剤に理由がありそうです。

交通清掃法第3条第9項には、「自転車道の雪は、除雪車が通行可能な場所は除雪を行い、凍結している場合には作業を行わない。自転車道には鋭利な滑り止め剤を使用しない」と明記されています。まぁ、滑り止めの砂利でパンクしたらそれはそれで危ないですからね。また、ベルリンの特に旧東側の自転車道はきちんと整備されていないことが多いですから、除雪車が走れないのかもしれませんね。
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それから、これまで砂利や塩、砂利と塩を混ぜたものが雪を溶かすための滑り止め剤として使われてきましたが、塩を使うことには環境保護の視点からは問題もあり、多くの州では既に禁止されています。塩が土壌に染み入って土壌の性質に影響を与えるのは簡単に想像できます。ベルリン市では、状況に応じて、砂利に代わって塩水に塩化カルシウムと塩化マグネシウムを混ぜた融解した塩(Feuchtsalz)を撒くこともあるようです。

BUNDベルリン支部では、特に市民の撒き塩(Streusalz)の使用を問題視しています。ベルリン市では自然保護法第29条で、撒き塩やその他の溶解性の滑り止め剤の使用を禁止しているのにもかかわらず、住居前の歩道にいまだに塩を撒く家主が多いそうです。BUNDの12月のプレスリリースでは、BaushausやOBIなど大手のホームセンターチェーンが撒き塩を販売していることを批判しています。

BUNDベルリン支部のプレスリリース
交通路に多い植生、街路樹として使われる菩提樹やカエデ、マロニエ、トウヒなどは特に塩に弱い樹種のようで、夏に葉が茶色く変色しているのはこの塩害とのこと。そうだったんですねー。河川にも流出して生態系に影響を与える、とあります。

BUNDベルリン支部の市民周知用リーフレット
BUNDでは、市民に撒き塩禁止を周知しスコップでの除雪作業+滑り止め剤としておがくずの使用を提案するとともに、ホームセンターには撒き塩の代わりに環境ラベル「ブルー・エンジェル」のついた塩化ナトリウムの入っていない滑り止め剤の販売を提唱、州にはさらなる規制を求めています。

しかし、塩ではないと結局ききめが弱く通行人にケガ人が出たりと市民からの批判も多いようで、塩の使用禁止を撤回したり例外を設けたりする自治体も増えているようです。

一方、日本の豪雪地帯でも滑り止め材として塩が使われるようですが、こちらでも環境配慮についての研究は進めらていて酢酸系凍結防止剤というのも出てきているようですが、むしろ原油高による経済的影響のほうが気になるようです!?

道路凍結防止剤“高値の塩” 原油高騰のあおり
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by yumikov | 2009-02-20 20:44 | 環境のこと

校庭のエコロジー改造とドイツのESD

今日5月22日は生物多様性の日
環境教育・ESDのパイオニア阿部治氏と川嶋直氏がベルリンの学校の校庭のエコロジー改造プロジェクトを視察されるということで同行してきました。

Grün macht Schule 
というこのプロジェクトへはベルリンの学校約900校のうちのべ600校ほどが参加しています。
日本では"緑が学校をつくる"プロジェクトとして紹介されていますが、「Schule machen」という慣用句には「模範となる、手本とされる」という意味もあるそうで、"緑広がる"プロジェクトとか、Grünをエコロジーの意で取ると"エコロジーを学校に"プロジェクトとでもなりましょうか。
昨年講演で来日されたGrün macht Schuleの代表オルトルート・クールさんの案内で、それぞれ特色のある学校3校を見学しました。

f0157115_4351514.jpgクロイツベルク地区の小学校では、改造が終わった中庭の落成式のセレモニーとして、プロジェクトに関わった行政担当者や景観プランナー、建築基礎担当者、子どもたちとの植樹に参加させてもらいました。

移民の多いクロイツベルクですが、8~9割がたトルコ移民の子どもたちということで、教員が「ドイツ語で喋って!」と注意しなければならないほどでびっくり。言葉だけではなく家庭の問題も抱える子どもたちも少なくないそうですが、子どもたちが主体となった校庭のエコロジー改造はよい影響を与えているそうです。

f0157115_4372568.jpg学校のESDを推進するためのプログラムTransfer21に参加しているシュテークリッツのギムナジウムでは、マックスとパスカルという生徒が案内してくれました。

ボールが飛び出さないように改造中の校庭や、緑のカーテン、生物の授業を中心に作っているハーブや野菜の畑、コンポスト、廃木を運んできて作ったビオトープ、雨水を集めて貯まるようにしたビオトープ、虫のためのビオトープなどなど。
この学校は既に3回環境学校の認定を受けています。

なお、この学校には小さなカフェテリアがあるのですが規模が小さすぎるため、隣の市の所有地に大きな設備を作るよう生徒や保護者が要請しているそう。そのため今日なんとストがあり、登校する生徒が少なかったとのこと!

f0157115_439143.jpg最後に訪れたシュテークリッツの小学校の校庭は、子どもたちの願いを集めて作った多様な庭。

庭の中心には岩や大きな石からなる小川が流れています。子どもたちはポンプで水をくみ出し小川に水を流して遊びます。敷地はどこもアスファルト化されてなく起伏のある土や芝生でできており、オアシスと名づけられた緑地や、ピザやケーキが焼けるかまど、大きな石のモニュメント、ハーブガーデンなどに混じって、体育の教員が運動のメニューを専門家と相談して作った遊具などが並んでいます。
訪れた放課後時には、学童保育の子どもたちがたくさん遊びまわっていました。校長先生が強調していたのは、5年前にこの校庭ができてから明らかに事故が減ったということ。以前のまっ平らの校庭だった時よりも、子どもたちは自分で気をつけるようになり、ケンカをしたりすることも格段に減っているでそうです。

この小学校は、校庭の敷地内に浄水設備(近隣の高速道路から出る排水を城下する)を設置するために市から補償金を受けることができたそうで、ラッキーだったんですね。

夕方にはTransfer21のコーディネート事務局を訪れ、ベルリン州のプロジェクトリーダーの方からドイツの学校におけるESDの概要(BLKプログラム21、Transfer21、ヨーロッパの環境スクール)をうかがい、日本の状況の簡単な紹介と意見交換をしました。

ドイツはどうも、ESD=学校。

ヒアリング担当者の業務内容のせいもあるでしょうが、ほとんど学校教育が中心になってるような印象を受けました。学校が中心となって企業や地域と連帯するような事例ばかりで、日本のNGOや地方自治体が主体となった地域の活性化のような例はないのかと尋ねても、どうもうまく機能していないというのが正直なところのようです。

学校の環境教育や持続可能な発展のための教育ESDのコンセプト作りや制度では進んでいると思われているドイツですが、日本は日本流で学校制度にきっちりと組み込まないかたちで推し進めていってもよいかもしれないな、というのが私の印象です。
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by yumikov | 2008-05-23 06:15 | 環境のこと

ボブ・ディラン×マーク・エドワーズ 『Hard rain』

Planet Diversityのある晩に上映されたスライドショー。
ボブ・ディランの曲『A Hard Rain's A-Gonna Fall』にマーク・エドワーズという写真家が40年かけて写真をつけたものだそうです。

森林伐採、砂漠、開発、貧困――。世界中の人間と自然の映像そして音楽に魂を揺さぶられました。
あの場でたくさんの国の人たちと分かち合えてよかった。
だから、少しでも多くの人に見てほしいと思います。

言葉を介さなくてもいい。音楽にも写真にも人を動かす力がある。
魂が込められてさえいれば。

Hard rain project

日本語ではこちらに少し紹介されています。

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by yumikov | 2008-05-21 23:34 | 環境のこと

バイオ燃料が飢餓を生む

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写真は、クラインガルテンを一緒にやっているダニーが持ってきたランチョンマット。ナイフの代わりに給油用の取っ手(なんという名前?)が並べられ、お皿の上のとうもろこしには真っ黒なガソリンがどろっとかかっています。「バイオ燃料ブームが途上国の飢餓が深刻化させている」ことをアピールしているのです。

厚紙でできたこのランチョンマットの裏面には、詳しい説明とガブリエル環境大臣宛てのはがきになっています。これは南北問題に取り組むINKOTAネットワークというNGOが行っているキャンペーンで、ガソリンへのバイオ燃料の強制混合をやめることを要請し、バイオ燃料が気候変動対策としては役に立たないことをアピールしています。

ドイツ政府は先月、ガソリンへのバイオエタノール混合率を強制的に10パーセントに引き上げる計画E10の導入を中止すると発表しましたが、バイオ燃料戦略自体はまだ残っています。(「ドイツ発、輸送用バイオ燃料」のブログで詳しい情報が得られます)

このINKOTAネットワークも生物多様性会議の会議場の前でデモをしていました。
「アグロ燃料(バイオ燃料)という狂気の沙汰を止めるための非常ブレーキをひいてください。」

今日のPlanet Diversityでも、インドネシアやバングラデシュ、タンザニアなど各国の農家の方から報告がありましたが、口に上がるのは緑の革命モンサント社、そしてバイオ燃料のことです。
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”Biosprit macht Hunger バイオ燃料が飢餓を生む ”


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by yumikov | 2008-05-15 00:49 | 環境のこと

生物多様性についてのデモとフェスティバル@ボン

昨日早朝よりボンに来ています。
既にこのブログで何回か書きましたが、生物多様性についての会議に合わせて行われる食と農業の未来について話し合うPlanet Diversityという集まりに参加するためです。

f0157115_0111194.jpgボンはベルリンからはなかなか遠いのですが、BUNDjugend(FoEドイツ青年部)が月曜のデモに合わせてバスを走らせるというので、一緒に乗ってきました。こうして「野菜出荷トラック」という企画のデモツアー参加用バスで日曜の深夜にベルリンを出て、朝到着。(右写真は、トマトやにんじんなど野菜になったFoEドイツ青年部のメンバー)



デモというと日本ではどうしても「過激なひとたちの集まり」のように見られてしまいますが、こちらでは「市民の意思表示のあたりまえの表現方法」です。
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デモの前後にはステージで音楽などプログラムがあり、世界各地から集まった遺伝子組み換え作物反対の団体や、オーガニック食材や衣類品のお店が出ていて、本当に楽しいお祭りでした。
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ヨーロッパのFoEが結集!


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by yumikov | 2008-05-14 00:18

ことばで伝えるということ、定義すること

来週いよいよ、食と農業の未来を話し合うNGOの会合Planet Diversityがボンで始まります!フライヤーのボランティア翻訳を引き受けていたところ、ウェブサイトに協力者として名前を記載してくれました。NGOの仕事にはボランティアさんがつきもの。彼らの労をどうやってねぎらうかはそのNGOの力量次第。彼らの気配りとコーディネート能力には頭が下がりました。
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訳した日本語のフライヤーはこちらでダウンロードできるので、どんな集まりなのかぜひ見てみてください!

先月は、会員になっている翻訳者ネットワークのコンテストにトライしたり、仕事や勉強以外でもことばと多く向き合っていました。
翻訳という作業は面白くも、実に難しい。特に、環境分野の原書を読み出してからは訳書がかえって読みにくく感じられて、これから翻訳に少なからず関わっていく身としては、本当に丁寧に、書き手の意図を汲んでそれを壊さぬよう、しかも読み手がよくイメージを再構築できるように引き渡さなければいけないなぁと思っています。

大学のほうでも、「持続可能性(サステナビリティ)とは・・・」「公平性とは・・・」「プロジェクトマネジメントとは・・・」、定義づけることがとっても重要で、すべては言葉の説明から。「定義できる=正しく理解している、きちんと身についた」と言ってよいほど。

最初は「ドイツ人ってどうしてなんでもかんでも定義づけたがるんだろう?」と思っていましたが(笑)、Japan for Sustainabilityの枝廣淳子さんが持続可能性の定義について同じようなことを書かれているのを先日読んで、やはりそうかと納得しました。

日本人は概してそういった「定義づけ」というものは苦手というか、「あ、うん」の呼吸とか「行間を読む」ことが重んじられているから「エコってなんか大事だよね」となったりしているように思います。

私も心の中では、「言葉なしでも伝わったらいいのに」「自分にとってあたりまえのことが何故あたりまえでない社会なのだろう」と思ったりしますが、これだけひとつの社会で生きる人間が増えて、しかも地球規模でいろんな文化を持つ人、いろんな暮らし方の人どうしが関わるようになっては、何を社会で大切にするかを決めて言葉で定義するのも必要なことなのでしょう。

通訳や翻訳を通じて環境問題に取り組む枝廣淳子さんや、ドイツ語翻訳を中心に平和問題などに取り組む池田香代子さんは、ことばを通じて問題に立ち向かう人として私の目標です。
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by yumikov | 2008-05-09 19:18 | 環境のこと

Unsere Erde ドキュメンタリーフィルム 『アース』

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アース』というドキュメンタリー映画はご存知ですか?ベルリンフィルの壮大な音楽にのせて、地球の大自然の美しさや厳しさ、そこに生きる動植物のたくましさやはかなさを映し出した映画です。

ドイツは今月開催の生物多様性会議のホスト国ということもあり、生物多様性を盛り上げよう!と関連イベントがたくさん開かれています。特にこの映画の上映には力を入れていて、環境省が児童生徒や教員を無料招待したりしています。

一昨日にはベルリンで無料上映がありました。
会場は満員。中学生らしき子どもたちが半数以上占めていました。

冬眠を終えたホッキョクグマが獲物を捕まえようとするが北極の氷が解け出す時期が早まり・・・、という展開には私の心は動かされませんでしたが、渡り鳥の戦略的なヒマラヤ越え、オアシスを求めて長い旅に出るアフリカゾウ、世界最後の美しい森タイガと絶滅の危ぶまれるアムールヒョウ、南米の色彩豊かでユニークな鳥たち、クジラの迫力あるジャンプ、などなど貴重な映像には目を奪われます。

この日は上映後、気候変動と生物多様性をテーマとしたパネルディスカッションもありました。
気候変動のドイツへの影響から、生物多様性の減少、エコロジカル・フットプリント、発電、資源の分配の問題、排出権取引、環境コスト、消費行動、交通、オゾンとフロン、種子バンク、バングラデシュの緑の革命の功罪にまで及びました。

パネラーは、
フンボルト大学教授でありベルリン気候保全審議会のメンバーでもあるエントリッヒャー氏
ポツダム気候影響研究所(PIK)よりフォーラント氏
ドイツ環境自然保護連盟(BUND)自然コーディネート担当のハイデッケ氏

「ベルリンへの影響は?」「私たちにできることは?」「温暖化は止められるの?ゆっくり進むようにできるだけ?」子どもらしい質問もあれば、
「いつも環境のことばっかり考えてられない」「車使うなっていうけどそうもいかない」「冬にイチゴ買うなって言っても安く売るのが悪い。政治に責任があるんじゃないの?」ドイツの子どもは批判的な目が養われていますね。

エントリッヒャー氏は、「気候変動のどのシナリオを進むかが問題」
フォーラント氏は、「中欧では影響が見えにくいが、適応対策を進めることの重要さ」を強調。
子どもたちから槍玉にあげられたハイデッケ氏(元ザクセン=アンハルト州環境省)は、「多様性を守るために動物園に集めたってしょうがない」「年に3度もマヨルカ島に飛ぶようなライフスタイルは考え直すべき」「なぜ農業国が工業国から食糧を買わなければならないのか?なぜ貧困に陥っているのか?途上国への責任は私たちにある。グローバルな視点を!」

パネルディスカッションとしては物足りない内容でしたが、ドイツの子どもたちの物怖じしない態度を垣間見ることができて面白かったです。


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by yumikov | 2008-05-02 20:24 | 環境のこと

マラソンシーズン到来!

昨日4月6日ベルリンハーフマラソンが行われました。
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ベルリン大聖堂前を出発し、ウンター・デン・リンデンを進んでブラデンブルク門を抜け、ティアガルテンを進む。『ベルリン天使の詩』で有名な天使のモニュメントを抜けてシャルロッテンブルク宮殿まで北上、南下してクーダムを進みポツダム広場経由で赤の市庁舎がゴール。これで21キロか。

お天気は曇り時々小雨ぱらぱらでしたが、結果はどうだったのかと調べてみると・・・1位は1時間で走破だそうです!なぜかわかりませんが、上位はほとんどケニアの方。

ベルリンで大きなシェアを占めるドイツ4大電力会社のひとつヴァッテンファル(Vattenfall)がスポンサーのハーフマラソンだから、「グリーン電力のほうがいいよ~」とか書いたTシャツでデモ的に参加しても面白いかなと思っていたのですが、ひょんなことからハノーファーのハーフマラソンに参加することになりました。奇しくも友人の結婚式翌日!二日酔いでないかちょっと心配・・・。もう1ヶ月を切りましたが、朝のジョギングは天気をいいことにサボりがちです。

来月に生物多様性会議を控えたボンでは、5/18にナトゥラトロンNaturathlon)というマラソンも行われます。10キロ走るのですが、なんでも参加者の国籍の多様性で世界記録を目指しているのだとか。参加したいところですが、この日は大学でセミナーがあるので残念。。。

ナトゥラトロンについては、EICネットに「広報・教育活動で広まる生物多様性──COP9に向けたドイツの取り組み」という面白い記事で紹介されています。

バレー部?とかソフトボール部?とか言われがちな私ですが、ボールを持てば突き指し、ラケットを振ればホームラン。でもマラソンは得意でした。不器用だけれど意地っ張りという性格が出ているのかもしれません。

完走を目標にマイペースで行きたいと思いまーす。
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by yumikov | 2008-04-07 19:45 | ベルリン生活のこと

「命あるものの多彩な姿」に目を向ける

先月ベルリナーレ国際映画祭で賑わっていたドイツですが、6月にかけては生物多様性をテーマにいろいろな映画が上映されます。
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http://www.mehrblick-filmtage.de/

これは5月にボンで開催される生物多様性条約締約国会議に向けたキャンペーンで、もっと生物多様性(biologische Vielfalt)に目を向けようというもの。

このスポンサーにもなっているTV放送局arteで、明日モンサント社についてのドキュメンタリー映画が放送されます。こちらはスウェーデンでGMOフリーゾーンの拡大を推進しているアキコさんからのご案内です。ドイツ・フランスにお住まいの方はどうぞ。

arte 3月11日(火) 夜9時(ドイツ時間)

ベルリンは昨日からお天気がよく、いよいよ春に向かってきたなというところです。

f0157115_18314472.jpgこれは中庭に咲き出した花。ベルリンの集合住宅には必ずと言っていいほど中庭(Hof)があり、中庭をぐるりと囲むように、表通りに面した建物、奥の建物、側面の建物があります。私がユニークだと思うのは、お隣の人とも中庭の敷地をシェアするということ。庭を挟んで反対側にお隣さんが住んでいて、でも敷地は区切られている。う~ん、うまく説明できない・・・。

「生物多様性」という言葉も専門的にはだいぶ使われているけれど、ピンとこないのは私だけ?
ということで今日の記事タイトルを上のようにしてみました。でも、言いたいのはそれだけじゃないからやっぱり「生物多様性」みたいになっちゃうのかしら??

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by yumikov | 2008-03-10 18:44 | 環境のこと

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