ベルリンからローカルな環境政策や草の根NGO・市民活動、サステナブルな暮らしなどをレポート。


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グローバルネット記事『原子力エネルギー×持続可能な発展のための教育(ESD)』

月刊誌『グローバルネット』で連載中の「ベルリン発サステナブルライフ考」。5月号のテーマは、サステナビリティ教育の視点からみた「原子力エネルギー」です。タイムリーな話題を多くの方に読んでほしいという編集部の計らいで、通常よりも早いタイミングでの転載を許可いただきました。グローバルネットの特集も「災いを転じて・・・」と興味深いものですので、本誌のほうもぜひお読みください。

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(以下、地球・人間環境フォーラム発行の月刊誌『グローバルネット』5月号より転載)

ベルリン発サステナブルライフ考
原子力エネルギー×持続可能な発展のための教育(ESD)
翻訳者 ユミコ・アイクマイヤー


3.11の後、ドイツの教育関係者も対応に大わらわだ。地震や津波そして原発事故について子供たちに説明する必要性に迫られているからだ。州の教育担当や環境教育や政治教育センターなど、まず現場に近い機関が迅速に動いて授業に活用できる情報源をまとめた。教材専門の出版社は専用の教材を作成し、無料ダウンロードできるようにした。政府も背景情報を学ぶための情報源などを公開している。エネルギー教育を行うNGOはひっぱりだこだ。ドイツの子供たちも不安を抱えており、親としても説明が求められる。

 そのなかで教育・科学組合(GEW)の反応が注目されている。これは保育士や教員、研究者の労働組合であり、ドイツ最大の労働組合組織ドイツ労働総同盟(DGB)の傘下にある教育部門という位置づけである。GEWは3月17日開催の理事会で一つの宣言文を採択した。これは日本の災害を受けた宣言で、原子力エネルギーとの決別を名言している。

 宣言文の後半の要旨は以下の通りだ。「われわれは教育者の組合として、今日および将来世代が人間の尊厳ある健やかな生活を送れることを目指しており、そのため原子力エネルギーの利用を明確に拒否する。原子力発電所の稼働延長を即刻撤回し、脱原発を貫くことを(政府に)要求する。青少年や大人が日本の災害を正しく理解する手助けをし、大学講義や授業、保育、研究会、公的な催しなどにおいては、原子力の危険性を批判的に見た上で解釈するよう、組合員に呼びかける。学校や大学のカリキュラムに持続可能な発展のための教育(ESD)を組み込むことを求める。大学や研究機関、研究助成機関、研究者個人には、自らの研究活動の帰結を常に省察し、科学の社会的な責任を意識することを期待する。大学や研究機関は研究やテクノロジーの影響を体系的に研究し、その結果を公で議論できるようアクセス自由にしなければならない」
 GEWはすでに1980年に原子力のエネルギー利用を拒否する採択をしているが、3.11を機にその立場を強めていく決意を発表したことになる。

 ドイツでエネルギー教育といえば再生可能エネルギーや省エネが中心で、原子力をメインに据える例を聞いたことがなかった。そこで教員やESD関係者、NGOに話を聞き、各州のカリキュラムも見たが、学校の授業自体で扱う内容に大幅に差があるとは思えない。原子力産業による教材もあるが、電力会社も教育活動としては火力発電に重点を置いている。調べるうちに、原子力エネルギーを持続可能な発展のための教育(ESD)で扱う例が出てきた。


話題を呼んだ連邦環境省の教材

 ドイツ連邦環境省は2007年に「停めても全然問題ない?〜脱原発をめぐる事実と論点」という教材を作成した(下写真)。これは脱原発政策を進めた前政権下で作成されたもので、教員が自由に活用できるようウェブサイトからダウンロードできる。子供たちがドイツの原子力エネルギー利用の実状やリスクを整理し、対立するさまざまな意見を知った上で、年齢相応の自然科学的・技術的知識に照らして原子力エネルギーに対する自分の考え方を構築し、それを精査できるようになるのがねらいだ。

 教材は、ワークシート、参考情報、インターネットでの調べ学習のためのリンク集、理解度チェックのためのテストと解答例、教員向けの情報で構成されている。対象は8〜10学年(13〜16歳)だ。ワークシートは、電力供給、気候影響、原料、事故、放射性廃棄物と最終貯蔵をテーマに対立する意見を学びながら進む。合間にはリスクに対する見方の違いや、チェルノブイリ事故の経過、世界での原子力エネルギー利用とその事情、各原子力発電所の停止スケジュール(当時)などの情報も掲載されている。教員向けの情報としては、ワークシートの活用法や解説、カリキュラムや各教科との関連が書かれていて、科学的リテラシーの説明と練習問題での評価法、ESDの対象となるコンピテンシーの説明と自然科学分野での学習目標の例、原子力エネルギーをテーマとした学習目標の例などが丁寧に説明されている。

 ドイツのESDの第一人者ベルリン自由大学のデ・ハーン教授が教材開発のプロジェクトメンバーに入っていただけのことはある。これを読むと、魅力的で前向きな原子力エネルギー授業ができそうな気になる。教材は国連ESDの10年のドイツオフィシャルプロジェクトの認定も受けている。練習問題に「地球サミットで定められた予防原則と照らして原子力エネルギーを捉えると、どのようなことが導き出されるか」といった問いまで登場するのには驚いた。確かに中立的に対立する意見を取り上げてはいるが、私には脱原発を正しく理解するための「脱原発教材」に見える。

 脱原発を望む人びとは政策の流れに合わせて作成されたこの政府の教材を歓迎した。しかし、連邦経済技術省や一部の政党からは「原子力に対してネガティブな見方に偏っている」「現在開発中の技術の説明やデータが載せられていない」など強い反発が起きた。しかし環境省は対応を変えなかった。現政権に代わった直後、この教材は突然ウェブサイトから消えた。今度はNGOが抗議し、現在はまた配布されるようになった。脱原発をめぐる議論が急速に動いている今、一部の内容は現状と合っていないが、原子力というテーマを前向きに扱う視点として、今なお参考に値する。


若者による若者のためのエネルギー教育

 上写真の三つ折りリーフレットはシリーズになっている。「ウランはどこからくる?」「核廃棄物はどこへ?」「原子力発電は温暖化を救う?」「原子力発電の電力は一体いくら?」など、原子力にまつわるティーンエージャーからの代表的な質問に答える形式だ。このリーフレットを作ったのは、自然の友という自然保護団体の青年部が立ち上げた「脱原発に関する環境教育イニシアティブ COUNTDOWN 2021」である。メンバーは16〜24歳の若者だ。

 彼らは、脱原発はESDにおいても重要なテーマであるとみなし、若者への情報発信を行っている。脱原発を考えるには十分な背景知識が必要だが、若者にとっては専門的な情報や報道をそのままのかたちで消化するのは難しい。それをかみ砕いて説明しているのがこのリーフレットだ。学校授業での活用も勧めている。ウェブサイトも充実しており、脱原発に関する情報を発信している。各政党の脱原発に対するポジションも公開しているが、これは原子力発電所の稼働延長が争点となった2009年の総選挙前に、各候補者に公開質問状を出して得た回答だ。ここで彼らは、エネルギー政策は未来世代に関わる問題であるにも関わらず、選挙権がない18歳以下は問題の決定に参加することができないという矛盾を突きつけ、選挙権のない子供たちの声も代表することになることを念頭において欲しいと訴えている。

 政府の教材の最後は、ドイツ基本法第20a条の言葉で締めくくられる。「国家は将来世代に対する責任においてもまた、生命に不可欠な自然条件を保護する」。サステナビリティの視点で原子力エネルギーを見る。私たちもそのトレーニングをしていこうじゃないか。
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ドイツ連邦環境省の教材「停めても全然問題ない?〜脱原発をめぐる事実と論点」へのリンクはこちら

脱原発に関する環境教育イニシアティブ COUNTDOWN 2021へのリンクはこちら
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by yumikov | 2011-05-24 20:06 | 環境のこと

海がみたくて

というわけではないのですが、ロストックに行くからにはWarnemündeまで足を伸ばさないことはないでしょう、と。
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育児休暇から復帰した大学の今期の初試験。教授学の基礎理論と環境教育教授学の2分野だったのですが、いろいろと誤算がありベルリンで受けられずロストックまで行くことに。このところ3月にしては嘘のように気持ちの良い晴天続きで、そんななかかんづめだったから気分転換になって結果としてよかったよかった。
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Warnemündeに来るとなぜかいつも軽井沢を思い出します。屋台で魚を注文しようかな、それとも海の見えるレストランに入ろうかなと考えて後者に。今回は魚はやめて季節もののムール貝料理を。Moules Marinièreといってベルギーの名物だそうですが、デュイスブルクでホストファミリーと一緒に食べて以来なのでかれこれ8年ぶり?+アルトビールで自分へお疲れさま!しました。砂には体の毒素を流す作用があるそうなので、浜にたくさん舞う凧でも眺めながら砂に埋もれてごろんとしようかと思ったのですが、海風がまだまだ冷たいのでパス。と思うと、シスターに扮装した人々や動物のかぶりものが海に駆けだしていきました。なにかと思えばカーニバルの日だったんですね。浜に忽然と置かれた遊具が不思議。(上の写真と見比べてください)
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さあて、第1弾終了!試験はまだまだ続く・・・。
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by yumikov | 2011-03-08 05:24 | 大学院のこと

ESDアクションデイズ2010とフェアトレード週間

17日から今日までドイツのあちこちでESDに関するイベントなどが開かれていました。年に一度のアクションデイズです。

今年こそなにか参加しようと思っていたのに、親子で体調の悪さも手伝って逃してしまいました。時期を同じくしていたフェアトレード週間もまたしかり。たまに覗くWeltladen(英訳するとワールドショップなるフェアトレードの商品を扱うお店)でのイベントなどもちょっと楽しみにしていたのだけれど。
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今年のベルリンのESDアクションデイズでのイベントはお年寄りを対象とした安全な移動(モビリティ)についての講習会に、古紙からリサイクルペーパーを作る子ども向けワークショップ、ミレニアム目標達成をよびかけるため南アフリカの基礎教育にクローズアップした展示、職業訓練学校の生徒や教員を主に対象とした林業についてのセミナー、シュプレー川の子ども向け水質調査、教員やNGOスタッフ向けグローバル教育セミナー、WWFによる高校教員対象研修(大豆を例にグローバリゼーション)、小学校低学年向け人権セミナー、10億本植樹キャンペーンの活動などなど。

来年こそもっと盛り上がる街に足を運んでみたいな。
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by yumikov | 2010-09-27 05:29

ミレニアム宣言から10年が経過

昨日から明日までの9月20~22日、ニューヨークの国連本部で「国連ミレニアム開発目標首脳会合」(MDGsレビューサミット)というのが行われているそうです。

グローバルな未来を確保するために2000年に国連加盟国189カ国が採択したミレニアム宣言から10年が経ち、目標年の2015年まであと残すところ5年。世界での取り組みはどれくらい進んだのでしょうか?あと5年間でなにをすべきなのでしょう?そうしたことを話し合う会合です。
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詳しくはMDGs2015キャンペーンのページを参照。twitterを使ったアクションもやっています。


グローバルな未来とはなんでしょうね。人類の未来を確保するために世界中で各国が守るべきものを取り決めたということでしょうか。

ミレニアム開発目標(MDGs)の内容は次のようなものです。

4つの行動領域に、

1.平和、安全と軍縮
2.開発と貧困撲滅
3.共有の環境の保護
4.人権、民主主義と良い統制

8つの目標(ゴール)があり、

1.極度の貧困と飢餓の撲滅
2.普遍的な初等教育の達成
3.ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上
4.幼幼児死亡率の削減
5.妊産婦の健康の改善
6.HIV/エイズ、マラリアその他疾病の蔓延防止
7.環境の持続可能性の確保
8.開発のためのグローバルなパートナーシップの推進

これがさらに60の具体的な目標(ターゲット)へと落としこまれている(2010年現在)。

「7.環境の持続可能性の確保」ではたとえばどんなことをターゲットにしているか見てみましょう。国連開発計画(UNDP)のサイトが参考になります。ターゲットやその進捗をモニタリングするための指標は常に精査されていて、最新のものはUNのウェブサイトで確認できます。


ターゲット7-A
持続可能な開発の原則を各国の政策や戦略に反映させ、環境資源の喪失を阻止し、回復を図る。
ターゲット7-B
生物多様性の損失を2010年までに有意(確実)に減少させ、その後も継続的に減少させ続ける。
ターゲット7-C
2015年までに、安全な飲料水と基礎的な衛生設備を継続的に利用できない人々の割合を半減させる。
ターゲット7-D
2020年までに、最低1億人のスラム居住者の生活を大幅に改善する。


Jens Martens(2005年)は、MDGsはアジェンダ21と比べると目標内容が弱いこと、一部指標が不十分であること、持続可能な発展の理解が狭いこと、社会的公正の視点が抜け落ちていること、先進国の責任が数値目標として表れていないことなどを批判しています。


外務省のサイトに進捗状況をまとめた表があったので載せておきます。はみ出しちゃうのでクリックして拡大してみてください。
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by yumikov | 2010-09-21 17:01 | 大学院のこと

持続可能性戦略に市民の声を反映しよう〜サステナビリティ・ダイアローグ

ESD-Jの地域ブログに投稿した記事ですがわたしのブログにも残しておきます。

ドイツ政府は2002年に作成した持続可能性戦略の内容の精査を定期的に行っていますが、市民の声を集めるために今回導入されたのがサステナビリティ・ダイアローグ(Nachhaltigkeit Dialog)です。
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これはウェブサイト上で市民が気軽に自分の声を上げることができるしくみで、出たアイディアに対して市民同士が意見を交わすこともでき、オンライン上で対話できるという仕掛け。このオープンで民主的な市民対話のしくみは市民予算制度でもよく取り入れられています。

サステナビリティ・ダイアローグ(Nachhaltigkeit Dialog)のサイト(ドイツ語)
http://www.dialog-nachhaltigkeit.de/

サステナビリティ・ダイアローグは9月27日スタート。11月14日まで続きます。今回の声は2012年初頭に発行される進捗報告書に反映される予定です。


冬に環境省が企画したMitreden-Uというオンライン市民環境対話がありましたが今度はその拡大版でしょうか?
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by yumikov | 2010-09-09 03:24 | 環境のこと

ESD@柏島に思うこと

四国で思い出したのが、柏島のこと。

柏島はエコロジーキャンプ場のある大月町の先にある島で、島好きなら必ずわたりたくなる場所。結果的にだけれど、この旅は釣りバカ日誌をたどったみたいだった。島の北側には美しいサンゴ礁が広がる。島では写真を撮っていなかったようなので代わり?にこちらを。
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ひょんなことで最近柏島について読んだ。柏島では国連ESDの10年促進事業が行われている。環境省にモデル地域に選ばれたのですね。読めば、黒潮実感センターというNPOが環境学習から始まる持続可能な「里海づくり」をテーマにESDを推進しているとのこと。島おこし的な日本ならではのESDの要素を組み入れたおもしろそうな活動をしている。

柏島では細い路地を散歩してみたけれど、「不思議空間」とでも言い表せばよいのだろうか。スーツ姿の人を数人と島の人とおぼしき姿を見かけた。ごく普通の光景なのになんだか自分たちが場違いのように感じた。ただでさえ一時帰国なので「日本人であるはずの自分が異邦人」であるかのような錯覚に陥る。

ところで、ここには低レベル廃棄物処分場建設の話がちらっと持ち込まれそうになったらしい。詳細はjanjanの記事を参照してもらいたいが、くさいものには蓋をしろということで、端のまた端に持っていこうというのはどこでも同じ心理なのだろう。

と、話を元に戻すが、ドイツでこういったタイプのESDってあまり聞かないなぁ。ドイツの強みが学校教育でのESDだからかもしれないし、地域を活性化させる活動をドイツではESDとしてあまり認識していないのかもしれない。
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by yumikov | 2010-08-05 00:39 | 環境のこと

野外博物館ドメーネ・ダーレム 

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案山子はドイツ語ではフォーゲルショイヒェ(Vogelscheuche)と言うのだそう。晴天の下、農と食をテーマとした野外博物館ドメーネ・ダーレムに行ってみた。

ダーレムと言えばベルリン中心部の南西にある郊外で、ヴィラが立ち並ぶ高級住宅地。電車で30分も行っただけなのにまた違った風景。地下鉄の駅を降りた時点で空気の質が違うのに気がつく。

ここドメーネ・ダーレムは、ベルリンに数多くあった都市農場の最後の砦だったのだそう。他の農場がつぶされて宅地化される中、ここダーレムの農場だけは残そうと市民が立ち上がって現在の野外博物館に至ったという、民主主義の象徴でもある。ドメーネとは「国有地」「領地」「公営の農地」などの意。

ここには有機栽培のBioland認証農場があって、ニワトリや羊などの家畜も飼育されている。田舎生まれの私にはそんなに広大な農地にも映らないし、ここだけが他の田舎から切り取って持ってこられたみたいでなんだか違和感があった。それでも栽培されている野菜などを見るのは楽しい。イチゴの畝の間にタマネギのようなものが植えられているのが目についた。相性がいいのかな?
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広場の店ではオーガニックのハーブの苗や種を販売していたので、いくつかベランダ用に買ってみた。先日Biolandの種を注文したばかりだったけれど、品揃えが豊富なのでまた利用したい。土曜にはここの農産物を販売するエコマーケットが開かれているそう。

こうした取り組みが評価されて、ドメーネ・ダーレムはESDの10年のドイツ公認プロジェクトに認定されてもいる。

ところで、野外博物館に入ってすぐの広場にスタンドがたくさん出ていてお祭りでもあるのかと思ったら、今日は「第8回ベルリン焼きソーセージ杯」なるコンテストの日なのだった。妙に賑わっていてどこもかしこもお肉ばかりと思ったらなるほどね。

f0157115_59666.gif最初のスタンドでNeulandのマークが気になって覗いてみたら、お姉さんが「ノイラントって何か知ってる?」って訊いてきた。「環境に配慮して飼育された家畜のお肉に対する認証マークでしょう?」と私。エッヘン、知ってますヨ。正確には環境だけでなく動物自体に配慮した飼育方法だけれど。
フリードリヒスハインに住んでることを伝えると、自宅近くのNeuland肉を取扱うお肉屋さんを紹介してくれて、さらにはNeuland肉のケバブの店まで教えてくれた。う〜ん、エコケバブねぇ。。。とにかく、このNeulandのマークはお肉屋さんやレストランの看板にもよく使われているので、環境にやさしく質の良いお肉を買いたい時の目印にするとよいでしょう。

コンテストでは、チリ・レモンソーセージにチリ・コン・カルネソーセージ、行者にんにくソーセージ、バーベキューソーセージetc、どれもこれも試食させてくれた。極めつけはラベンダーソーセージ。香りも味も確かにラベンダー。。。
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by yumikov | 2010-04-26 04:55 | 環境のこと

夢がかたちに

ここ数年取り組んできたことのひとつがやっとかたちになった。
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ドイツ環境教育教本―環境を守るための宝箱
ティルマン・ラングナー(著) 染谷 有美子(訳)
緑風出版 ¥2,940(税込)


この本に出会ったときにはこんなものが出ているんだ!とドキドキしてページをめくり、著者に会ってからはこの本を日本に紹介したいという想いが強くなった。恐る恐る出版社に企画を持ち込んで、採用の暁には言いようのないくらい頭がカーッとした。

そこから早3年。ようやくかたちになった。
今の心境は、嬉しいというより苦笑い。

走るなら絶対に長距離派の私だけれど、今回はとにもかくにも長期戦。
学業と他の仕事をしながら翻訳にあたり、そうこうするうちに妊娠。訳出を終えたと思ったら、著者から加筆修正の希望が出て、乳児を抱えてコツコツとその反映作業ーー。

翻訳という仕事をあらためて見つめる機会にもなった。
監訳者なしで全部ひとりでやったのは初めてだった。版権についてや著者とのコンタクトも自分でやった。手探りのことも多かった。翻訳ってその言葉がわかれば誰にでもできると誤解されがちだけれど、ほんとはもっと繊細で、地味で、根気と執着(笑)が必要なもの。2000年から1年半、翻訳学校に通った。翻訳という作業だけでなく、翻訳にまつわるエトセトラを学んでおいてよかったとつくづく思った。

翻訳といえば、先日エダヒロさんの環境メールニュースを読んで、なんだか妙に納得してしまった。彼女がツイッターへの書き込みをやめたのは、「表現することへの内圧を下げちゃう」ということからだそう。あらためて彼女は翻訳者だなと思った。最近は色々な分野で活躍されているけど、発想がことばを操る人間だなぁと再確認。(余談だけれど、枝廣淳子さんの思考はなんでも深く掘り下げていってもいつもポジティブ!なんでだろ?)

反省も多いけれど、今回の仕事でひとつのフェーズを越えました。
次にかかります!
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by yumikov | 2010-02-17 01:30 | 環境のこと

ESD-J地域ブログ更新しました(2009年12月21日)

ベルリンではダメ押しのように雪が降っています。

幼稚園のESD視察に行ったときのことをESD-Jのブログにアップしました。よろしければご覧ください↓

キンダーガルテンのESD@ドイツ その1
キンダーガルテンのESD@ドイツ その2
キンダーガルテンのESD@ドイツ その3
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by yumikov | 2009-12-21 19:16 | 環境のこと

ESD的視点で見るドイツ総選挙

本日のドイツ総選挙は、ただ今開票をむかえています。
投票者への出口調査による予測では、黒黄政権(CDU+FDP)が確実視されているところ。

今回の総選挙にあたって、ドイツユネスコ委員会は各政党にESDに関する公開質問状を提出。結果をウェブサイトで公表しています。

ドイツでのESD促進は今後どうなることでしょう。
和訳をESD-Jの地域ブログでご紹介していますのでご覧ください。

日本の総選挙時の公開質問状と見比べてもおもしろそうです。
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by yumikov | 2009-09-28 04:03 | ベルリン生活のこと

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