ベルリンからローカルな環境政策や草の根NGO・市民活動、サステナブルな暮らしなどをレポート。


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スコットランドで夏休み(ウィスキー編)

スコットランドと言えばシングルモルト。100以上の蒸留所があるということですから、子連れだからと言って素通りするわけにもいきません。
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ということで3ヶ所立ち寄ってきました。ガイドツアーは子供が飽きてしまうだろうとショップで試飲させてもらっただけですが、いずれもものづくりに魂を込める職人さんのこだわりを感じる素敵な空間でした。格調高いけれども決して敷居が高いわけじゃなく、適度な距離感が嬉しい。どこに行っても日本人は最大の顧客なんですよと歓迎されたのも、考えみればそうだけれど何だか不思議な気分。スコットランドで最も標高の高いところにあるトマーティン蒸留所は、日本の会社に買収されたとかで日本語の紹介ビデオまであり見せてくれました。

なかでも気に入ったのが、グラスゴーの郊外にあるグレンゴイン蒸留所。敷地内にちょっとした散策道があって滝が流れこんでいました。

スコットランドを歩いているとあちらこちらに滝というか水の湧くところが見えて、あぁ、この美しい水がみんなあの美味しいウィスキーになっていくんだなぁ・・・などという妄想に勝手にひたってしまう。やっぱり次はアイラ島まで足を運びたい。
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スコットランドに来る前には、数年前に旅したアイルランドと色々と重ね合わせていたのですが、海岸線にも崖などは全くなく、もう少し明るい雰囲気。あちこち石垣があるところは沖縄を思わせる。ということでトップ画像はしばし石垣。
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こちらはネッシーのネス湖を前にそびえ立つアーカート城。

近くまで行ったのに寄れなかったエコビレッジにも次こそは行きたいし、スコットランドはまた来るだろうな、と思わせる場所でした。
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by yumikov | 2011-08-13 03:29 | ベルリン生活のこと

スコットランドで夏休み(大自然編)

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幼稚園の夏休みに合わせて休暇に出かけてきました。今年はここスコットランド。
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上は岩山の上に立つエディンバラ城とカールトンの丘からの街並みですが、今回は街はあまり出歩かず、ほぼ大自然の中で過ごしました。
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ラムサール条約に登録されるローモンド湖とそこに浮かぶ島々を眺めながら山歩き。一帯は国立公園に指定されています。顔の黒い羊たちがそこここで草をはんでいました。
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グレンコーの谷では2泊3日でキャンプ。スコットランドはワイルドキャンプが認められているそうなのでそれも魅力的だったのですが、旅の途中ともなると衛生設備は欲しかったのでキャンプ場利用。ロケーション最高です!が、スコットランドでは今年はブヨ(midge)の発生が例年の800倍だとかで、ブヨ予報などがあるくらいだそうですが、防ぎきれずに何ヶ所かやられました。
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スコットランドではナショナル・トラストに指定されている地域や施設もあちこち見かけ、さすがはナショナル・トラスト発祥の御膝下だなぁと思いました。グレンコーの谷でたまたま遊歩道を見つけ散策。
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息子もだいぶ自分で山歩きをしてくれましたが、重宝したのがこちら。危ない道、疲れちゃった&寝ちゃった時など、背負うほうはバックパックを背負っての登山同様なので大変ですが(笑)、とっても便利。ボックスハーゲナー広場のフリマでの掘り出し物です。前から欲しかったのですが結構値がはるので渋っていましたが、偶然中古を見つけてラッキー。
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グレンコーのビジターセンターは建物もエコロジー建築で素敵ですが、内容もとても充実しています。これくらいの時間とレベルで眺めのいいスポットを歩きたいなどと言うと、お勧めのルートを詳しく案内してくれます。グリーンツーリズムのゴールド認証を受けているだけのことはあります。スコットランドではグリーンツーリズムに力を入れているようで、この認証マークもホテルの☆並みに目にしました。環境に配慮した運営を行っている観光施設などで認証がもらえ、取り組みに合わせてブロンズ、シルバー、ゴールドとランク分けされています。

ドライブしていると、うわぁこんなところに自転車で!?というサイクリストにたまに出会いました。(あれはドイツ人かもしれない。)ドイツで自転車道に慣れてるほうからすると、自転車道がほぼないのは残念ではあるのですが、そうでなくともスコットランドを自転車でまわるのはアップダウンが多いので結構しんどいだろうと思います。それでも一部の地域ではグリーンツーリズムの一環として自転車道の整備にも力を入れているようでした。(つづく)
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by yumikov | 2011-08-01 00:16 | ベルリン生活のこと

海がみたくて

というわけではないのですが、ロストックに行くからにはWarnemündeまで足を伸ばさないことはないでしょう、と。
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育児休暇から復帰した大学の今期の初試験。教授学の基礎理論と環境教育教授学の2分野だったのですが、いろいろと誤算がありベルリンで受けられずロストックまで行くことに。このところ3月にしては嘘のように気持ちの良い晴天続きで、そんななかかんづめだったから気分転換になって結果としてよかったよかった。
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Warnemündeに来るとなぜかいつも軽井沢を思い出します。屋台で魚を注文しようかな、それとも海の見えるレストランに入ろうかなと考えて後者に。今回は魚はやめて季節もののムール貝料理を。Moules Marinièreといってベルギーの名物だそうですが、デュイスブルクでホストファミリーと一緒に食べて以来なのでかれこれ8年ぶり?+アルトビールで自分へお疲れさま!しました。砂には体の毒素を流す作用があるそうなので、浜にたくさん舞う凧でも眺めながら砂に埋もれてごろんとしようかと思ったのですが、海風がまだまだ冷たいのでパス。と思うと、シスターに扮装した人々や動物のかぶりものが海に駆けだしていきました。なにかと思えばカーニバルの日だったんですね。浜に忽然と置かれた遊具が不思議。(上の写真と見比べてください)
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さあて、第1弾終了!試験はまだまだ続く・・・。
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by yumikov | 2011-03-08 05:24 | 大学院のこと

一時帰国から戻って

遅まきながら新年あけましておめでとうございます。ひさびさの更新になってしまいました。振りかえると12月はまったく更新できておらず。どこからかき始めていいのかわからないので、気分一新とばかりにまずトップ画像をさしかえてみました。

ひさしぶりに年末年始を日本で過ごしました。バンド仲間と一年ぶりのスタジオ入り、夢を叶えた友人夫妻のお店へ、学生時代の気の置けない仲間たちとの忘年会、友人の子どもの通うワイルドな幼稚園見学、昔の仕事仲間との再会、お世話になっている仕事先へのご挨拶、実家での餅つきパーティー、海辺に住む先輩夫妻を訪ね、還暦の両親と温泉に出かけーー。
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4週間などあっという間。会いたいひとには会い尽くせないし、やりたいこともキリがない。いろいろ感じた日本滞在でした。
時差ぼけからはそろそろ立ち直りそうですが、ベルリン生活にまた馴染むまでもうちょっとかかるかな。
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by yumikov | 2011-01-16 02:12 | ベルリン生活のこと

グローバルネット記事「ドイツ流休暇」とエコキャンピング

f0157115_17245015.gif月刊誌『グローバルネット』で連載中の「ベルリン発サステナブルライフ考」。9月号ではドイツ流の休暇の過ごし方&エコキャンピングを紹介しています。

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以下、地球・人間環境フォーラム発行の月刊誌『グローバルネット』9月号より転載)

ドイツ語で休暇はウアラウプと言うが、この言葉は不思議な威力を持つ。「担当者はウアラウプ中」と言われてしまえばドイツではもうあきらめるしか仕方がない。代理への引き継ぎもなく、担当者の休暇明けまで(しかも数週間も!)待たされるのはザラである。休暇がそれだけ国民の権利として浸透しているとも受けとれる。世界で最も海外旅行をする国民として首位に立つドイツ人。人気があるのは、マヨルカ島、トルコ、カナリア諸島、クレタ島、エジプト、イタリアなどの地中海沿岸やアルプス。一つの場所にとどまってゆっくり休暇を過ごすのがドイツ人の典型的なスタイル。

ハイキング&湖水浴&サイクリングが人気

 ドイツ人が休暇を過ごすのは海外ばかりではない。オランダ国境にある北海沿岸のフリースラントやバルト海などのビーチ、そして自然豊かなニーダーバイエルン地方でのスパなども人気だ。リゾートは根強い人気だが、1980年代以降、ツーリズムもサステナブルな方向へと向かっている。持続可能な旅行商品の認証マークや、自然公園の「自然を活用することで守る」取り組み、フライト利用での二酸化炭素(CO2)を寄付でオフセットする制度などいろいろあるが、今回紹介するのはエコキャンプ場だ。

 国内旅行の総宿泊数が変わらないなか、農家民宿や休暇用貸し住居、キャンプ、ユースホステル利用が近年見直されている。キャンプ場の利用者数は2009年の統計で9%もアップした。私たち家族も先日シュラウベタール自然公園までサイクリングし、湖畔(写真)でキャンプしたのだが、キャンプ場の設備やサービスは意外にとても充実していた。ドイツではキャンピングカーやトレーラーハウスなどでのオートキャンプが主流と聞いていたのだが、最低限の装備でも快適に過ごすことができた。トイレやシャワーなど清潔な衛生設備(写真)に、電気コンロや大きなシンクのあるキッチン、売店にレストラン。下手なホテルよりよっぽど快適だ。また、感心したのが水道のハイテクデポジットシステムだ。飲料水は水飲み場で汲めるが、シャワーやキッチンなど下水料金が発生するものは有料で、使った分だけ支払う。前金として5ユーロ払い、IDカードを受け取る。カードがないと水は出ない。使用分が利用時に見えるシステムは節水に有効だ。設備がバリアフリーなのはもちろん、おむつ替えスペースやベビーバス付きのファミリールームまである。自然環境にとけ込んだ遊具(写真)があり、レンタサイクルもある。子供もお年寄りも、赤ちゃん連れもハンディキャップを抱える人も、本格的にも気軽にも、車で来ても自転車でも、誰でもキャンプを楽しめるようにという配慮が随所でみられた。
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キャンプ場の環境マネジメント

 このキャンプ場ではエコキャンピングマネジメントを導入している。欧州の環境管理・環境監査スキームEMASに準拠してキャンプ部門のために開発されたもので、EUエコラベルの基準も取り入れている。これまでドイツ、オーストリア、イタリア、スイスの計250以上のキャンプ場がECOCAMPING e.V.という団体から認定を受けている。ドイツでは1割近くがエコキャンプ場になっている。日本でも環境配慮型のキャンプ場はあるが、外部監査が入って認定を受けたり、明確な基準を公表したりしているところは見当たらない。

 マネジメント導入に当たっては、過去3年間の資源・水消費およびごみの排出量から、CO2排出量を割り出し、3年分の対策プランを練る。キャンプ場は団体から専門的なアドバイスを受けられる。現地訪問や環境マネジメントに関するワークショップ、経営者および従業員向けの講習などもある。建物の新改築に当たっては、省資源や資源効率に配慮し、その土地に適した植生を用い生物多様性を守る近自然的な場づくりをすることなどがポイントとなる。

 新しくキャンプ場を作る際には立地分析を行い、客層やインフラ、リスクなどを分析把握し、交通網との接続や、競合の有無、環境負荷とそれをいかに相殺できるか、どのようなレクリエーション設備が必要か、どんな自然体験プログラムが提供できるかなどを考える。
テーマ別セミナーで取り上げるテーマは環境から安全性、運営まで多岐に渡る。環境に関するものでは、木材ペレットや太陽熱・地熱・コジェネレーション等による温水供給や暖房、ソーラーパネル設置、建物の断熱・換気技術、省エネ意識喚起、廃棄物の発生抑制と分別徹底のアイデア、節水技術、雨水利用、安全な清掃用洗剤と従業員訓練、舗装しない道づくり、近自然的な遊具、自然体験プログラムなどがある。マネジメントは覆面調査や利用者アンケートによってもチェックされる。

 このようにエコキャンピングマネジメントの導入は、キャンプ場側には、顧客満足の向上、エネルギー・水・廃棄物のコスト削減、運営組織の改善、作業の安全性や健康保護の効率化、広報活動による国内外の市場開拓、新規顧客獲得と常連客の定着というメリットがある。また、キャンパーへ土地の自然や生物多様性、文化を体験的に伝えることでもあり、経営者そしてスタッフの環境意識を高めることでもある。ECOCAMPING e.V.の取り組みは、国連ESD(持続可能な開発のための教育)の10年のドイツオフィシャルプロジェクトにもなっている。自治体への働きかけも功を奏して、各州環境省の助成を受けた企業との協働プロジェクトなども次々と進んでいる。こうしてリューゲン島やバルト海沿岸、オーストリア・スイス国境のボーデン湖周辺、南西の黒い森地方などでエコキャンプ場が増えている。

移動は短く、気は長く

 旅好きのドイツ人。もっと国内旅行にシフトすればどれほどの経済効果になるだろうか。ドイツ人の休暇の過ごし方は素朴で質素だが、休暇の長さを考えれば影響力は計りしれない。それになんといっても交通手段の環境負荷は大きい。車社会ドイツも健在だが、格安航空会社の台頭で、長距離列車が通る場所へも人びとは気軽に飛ぶようになった。もっと移動距離を短くして列車に乗れば、車窓を眺めながらビールでも飲んで、家族や友人と普段できない話ができるかもしれない。整備されたサイクリングロードや自転車持ち込み可能な電車などの恵まれた制度は、どこの国にでもあるわけではない。活用しない手はないのだ。

 さて、私も電車に揺られて、この夏最後のウアラウプに出かけるとしよう。
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休暇の過ごし方なんていうのはもちろん人それぞれです。フライトとホテル(食事付き)パッケージツアーに半年も前から申し込んでマヨルカ島のビーチでなんの心配もなしに10日間という人もいれば、バックパック抱えてネパールへひとり旅という人もいるし、家族でユースホステル泊もあれば、トレーラーハウスを牽引して気ままな国内旅行をする老夫婦、女友だちだけでスパでラグジュアリーマッサージも。

休暇になにをするかはともかく、日本と比べて大きく違うのは休暇がかなり市民権を得ているということ。それでもこのあいだ新聞で、休暇の申請を前もってしない人が多くて職場で影響が出て困るというような記事を読みました。法律上、「○○日前までに申請すること」というような社則を作れないようです。

字数の関係上書けなかった部分として、ドイツ人ツーリストの負の影響というのがあります。

たとえば、ドイツ人のこれまでの休暇の典型は「ビーチで横たわる」というものでした。陽の当たる季節の少ないドイツでは、陽のさんさんと射す南国は憧れの地。スペインのマヨルカ島はその代表ですが、そこではなんでもドイツ語で事足りるそう。ドイツ人にとってのハワイと言ってよいでしょう。そこでホテル客が消費する水の量たるや、なんとドイツ人の自国での消費の5倍だそう。気候が違うのでしかたがないかもしれませんが、旅の恥は云々ではないですが自分で払わないでいいなら気が済むまでシャワーを浴びちゃおうという人はどうしてもいるでしょう。

また地中海岸ではこれまで約1万2千の生物種が確認されていますが、その多様性がどんどん失われているそうです。ビーチ開発のためにセイヨウモンクアザラシなどの土地の希少動物が脅かされています。また、33種あった海鳥の9種が姿を消し、500種の植物種が絶滅の危機にさらされているそうです。日本でもこのようなことはありますがそれらは海外からの旅行者のためでしょうか?でも地中海リゾートへ一番多く詰めつめかけているのはドイツ人です。

夏は登山、冬はスキーとドイツ人が詰めかけるアルプスでは、道路や駐車場、別荘などのインフラのために埋め立てられ、自然が切り刻まれた。需要に対応しようと追加で滑走路をつくるために傾斜地が伐採され土壌の侵食を引き起こしています。

旅のスタイルも多様化しているこのご時世、皆さんはどんな旅を選びますか?
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by yumikov | 2010-09-29 17:18 | 環境のこと

風車のある風景

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ドイツでよく見る光景だけれど、実は四国カルストです。カルスト(Karst)というのはもともとドイツ語で、石灰岩など岩石でできた大地が侵食されてできた地形のことを指すそうな。石灰岩があちこち地表に見えています。
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高知市内でレンタカーを借りたときにスノータイヤが欲しいか訊かれ、「ご冗談でしょう?サクラサク3月末ですよ?」と思った私たちが馬鹿でした。天狗高原はうっすら白いではありませんか。四国カルストのある標高1400メートル地点はまんまと路面が凍り付いていて、あたりに計6台くらいが停まり、ブレーキなしで前進すべきだの、戻るほかないだのと相談しています。私たちは地芳峠を抜けて松山方面に抜けたかったのだけれど、結局大きくルート変更を余儀なくされたのでした。
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話を風車に戻すと、冒頭の写真に写っているのは日本一高い場所にある風力発電所だそう。高知県全体では40基ほど風車があるそうですが、これは都道府県の中では真ん中くらいの位置に相当します。

世界規模で見ると日本は2009年のレポートで第13番目です。もっと少ないのかと思ったというのが私の感想。1位はアメリカ、2位が中国、そして3位がドイツ。アメリカと中国がドイツを抜いて近年でぐぐっと首位に躍り出たようです。ただ設備容量で見たものですから、人口比で考えると風力発電がもっとも盛んなのはドイツだと言ってよいと思います。
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世界における風力発電の総設備容量

(図:NEDOホームページより、出典:GWEC, Global wind 2009 Report)
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これも四国ですけどドイツで列車に乗ったりするとこのような光景によく出会います。日本でも風力発電が「あっ」と目を引かないほど馴染みあるものになってくれたらよいのですが。
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by yumikov | 2010-09-01 05:11 | 環境のこと

ESD@柏島に思うこと

四国で思い出したのが、柏島のこと。

柏島はエコロジーキャンプ場のある大月町の先にある島で、島好きなら必ずわたりたくなる場所。結果的にだけれど、この旅は釣りバカ日誌をたどったみたいだった。島の北側には美しいサンゴ礁が広がる。島では写真を撮っていなかったようなので代わり?にこちらを。
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ひょんなことで最近柏島について読んだ。柏島では国連ESDの10年促進事業が行われている。環境省にモデル地域に選ばれたのですね。読めば、黒潮実感センターというNPOが環境学習から始まる持続可能な「里海づくり」をテーマにESDを推進しているとのこと。島おこし的な日本ならではのESDの要素を組み入れたおもしろそうな活動をしている。

柏島では細い路地を散歩してみたけれど、「不思議空間」とでも言い表せばよいのだろうか。スーツ姿の人を数人と島の人とおぼしき姿を見かけた。ごく普通の光景なのになんだか自分たちが場違いのように感じた。ただでさえ一時帰国なので「日本人であるはずの自分が異邦人」であるかのような錯覚に陥る。

ところで、ここには低レベル廃棄物処分場建設の話がちらっと持ち込まれそうになったらしい。詳細はjanjanの記事を参照してもらいたいが、くさいものには蓋をしろということで、端のまた端に持っていこうというのはどこでも同じ心理なのだろう。

と、話を元に戻すが、ドイツでこういったタイプのESDってあまり聞かないなぁ。ドイツの強みが学校教育でのESDだからかもしれないし、地域を活性化させる活動をドイツではESDとしてあまり認識していないのかもしれない。
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by yumikov | 2010-08-05 00:39 | 環境のこと

エコロジーキャンプ場とはなんぞや?

一時帰国をするたびに、ついでに(日本)国内旅行をすることにしている。こないだの春の訪問先は四国。旅のハイライトは「子連れキャンプ」だった。

当初、四万十川流域を予定していたのだが、高知県の南西の端の海岸沿いにエコロジーキャンプ場なるものを見つけ、そこに決めた。なぜここがエコロジーキャンプ場なのか?それはまず国立公園内という自然環境にあるからでしょう。日本各地にいくつかエコキャンプ場があるが、統一のガイドラインのようなものがあるかというとそういうわけではなく、各キャンプ場が独自にそう名乗っているようだ。
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四国ではあいにく嵐のような天候にぶつかり、急遽、キャンプ場と経営の同じ海沿いのホテルに部屋をとり、天気が回復しないため連泊した。子連れで装備も不十分となると無理もできない。写真はホテルからの眺め(出発日)。撮影場所から海まで下ったところがキャンプ場。このエコロジーキャンプ場のロケーションはすばらしいし、四国には無料のキャンプ場も多くあることがわかったので、陽気の安定するような時期にリベンジしたい。

ヨーロッパにはエコキャンプ場の認定制度があり一定のガイドラインがある。近々訪れる予定なのでいずれ詳しく紹介しようと思う。キャンプ前には遠足前夜のようなわくわく感がある。晴れるといいな。
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by yumikov | 2010-07-30 05:36 | 環境のこと

ポツダムの地ビールBraumanufaktur〜道中編

コルヴィッツ通りにあるFeinkostのお店。1年以上も前になるだろうか、ある日友人と通りかかるとビールの試飲が行われていた。それもオーガニック。飲んでみるとこれがおいしい!ということで、近くまで行くときにたまに買い求めていた。

ドイツvsイングランド戦の日曜日。喧騒を避けようと?ポツダム郊外にあるこのブラウワリーへビールに出かけてきた。この季節なので自転車旅行を兼ねて。

ダンツィガー通りを回ってフンボルトハインの傍を通り、プレッツェンゼーで湖水浴をする人を脇目に走る。
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なぜか湖畔に堂々とおむつ替え台が置かれていた。嬉し恥ずかし公開おむつ替えサービス!?
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テーゲル空港の有刺鉄線沿いに飛行機の真下を走ると飛行機マニアグループがカメラを持って待ち構えていた。私も着陸の迫力ある光景を撮ればよかったな。
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川ではカヤックに乗ってポロに興じる人々が。なんと優雅な。まもなくシュパンダウの要塞が見えてきた。シュパンダウでお昼とは計算外。3時間かかってしまった。ここにも地ビールのブラウワリーがあるのだがそちらはまたの機会に。ヴァンゼーまで森の中を抜け、自然保護区指定されている孔雀島を眺めながら湖をぐるり。
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グリーニッカー橋を渡りポツダムに入ったときにはもう夕方。走行距離は推定50キロ。子連れだとやっぱり時間がかかるなぁ。寄り道したいところはあちこちあったけれど次の機会に。
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by yumikov | 2010-06-30 17:20 | 環境のこと

LAPHROAIG 10年もの

アメリカに転勤する友人が先週遊びにきた。ウィスキーコレクターの彼といってらっしゃいの盃を交わそうと、1本みつくろってもらうことに。何が好きなの?と聞かれたが、持っているのはスコッチだけだそう。味のタイプでお任せすることに。

私はウィスキーではもっぱらアイルランドやスコットランドのシングルモルトが好き。アイルランドを一人で旅した6年前には、島の最北にあるブッシュミルズの蒸留所を訪問したのだった。バックパック背負ったアジア人女性が朝一で蒸留所が開くのを待っている姿も目立ったらしい。試飲の際にはこの蒸留釜の前で写真を撮ってくれた。
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と、子どもを授かってからは、当たり前だけれどお酒をまともに飲むということもほぼない。たまにワイン1杯など飲むこともあるけれど、授乳をやめた暁にも以前のようにはもう飲まないだろうし、飲まないほうがいいだろう(笑)と思っている。でも、この晩にウィスキーを傾けながら遅くまで話をするのは楽しかった。語りの場に”いい”お酒があると、話もいい方向に進む。かな?

f0157115_20233280.jpgさて、彼が持参したのがラフロイグ10年もの。スコットランドのアイラ島の波打ち際にある蒸留所で作られた、泥炭のスモーキーな匂いを染み込ませた麦芽で作った癖のある極上のウィスキー。ボウモアは飲んだことがあったけれど、ラフロイグは初めて。確かに薬品臭とでもいえる鼻をつく匂いがした。

アイリッシュウィスキーやスコッチの魅力は、味だけでなく、飲むと現れる風景があることかなぁ、と思う。ということで、次の旅先として思いをはせるのはスコットランド!
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by yumikov | 2010-01-12 20:01 | ベルリン生活のこと

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