ベルリンからローカルな環境政策や草の根NGO・市民活動、サステナブルな暮らしなどをレポート。


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電気を点けよう(でも正しくね!)

昨日は電気を消すイベントの案内をしました。
今日は電気を点けるイベントの案内です。
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森林保護団体Robin Woodをはじめとする市民団体が、5分間のライトダウンイベントに対抗して、今度は正しく電気を点けようというイベントを企画しました。

「5分間電気を消すくらいで環境を守ってるつもりになるな!」
というのが趣旨のようです。

これはけして個人に向けたものではありません。
たとえば、消灯イベント主催のBILDが環境問題に取り組みだしたのはいいけれど、これだけで環境にやさしい企業としての顔を売る(グリーンウォッシュ)なという反発や、イベントに参加を表明している大手車メーカーに石炭火力発電所の新たな建設計画があるのはどうなのかという反発を、主催団体は表そうとしているようです。

それで、主催側が具体的に国民に呼びかけているのが、次の5つ。

1. 消灯してる5分の間に、電気を食う電球から省エネランプに切り替えよう。
2. ふたたび電気を点けたら、グリーン電力への申込書に記入しよう。
3. デモに参加しよう。
4. メルケル首相に、気候変動問題でもっとがんばるよう応援メッセージを送ろう。
5. BILDの編集長に消灯イベントの主催のお礼を書いて、次のステップに進んでくれるよう励まそう。

おかしくって涙が出ます。
ウェブサイトにはちゃんとグリーン電力への申し込みフォームへのリンクが貼られているし、ロゴからウェブサイトの構成まで消灯イベントそっくりのパロディで、ここまでして大丈夫?と思ってしまいます。(3日の記事「8日はキャンドルナイト?」と比べてみてください。)でも団体同士の横のつながりもあるんだろうな。

主催は以下。
die tageszeitung(taz)、南ドイツ新聞の若者のプラットフォーム jetzt.de、自然保護連盟(NABU)、attaccampactRobin WoodGrüne Liga、『Wir Klimaretter』の著者。
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by yumikov | 2007-12-04 22:34 | 環境のこと

8日はキャンドルナイト?

12月8日の気候変動アクションデー
ドイツのあちこちでライトダウンイベントも開催されます。
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個人から役所、企業、団体。玄関、部屋、クリスマスイルミネーション。
20時から5分間、一斉に電気を消すのです。

日本でも数年前から「100万人のキャンドルナイト」などで、電気を数分落として灯りについて考えるイベントなどが行われていますね。
この8日のイベントでは照明以外にもテレビなどの電気製品のスイッチオフも呼びかけられています。

ケルンの大聖堂、ベルリンのブランデンブルク門(ベルリンのテレビ塔は?)、ハイデルベルク城、ノイシュヴァンシュタイン城、ミュンヘンのホフブロイハウスなどなど、ドイツ各地の有名な観光スポットもライトダウン。

ドイツは12月2日の今日、アドヴェント(Advent、待降節)というクリスマス前の4週間に突入しました。毎週日曜日に1本ずつキャンドルに火をともしてクリスマスを迎えます。
街にはすっかりクリスマスの市がたち、グリューワイン(Glühwein、ホットワインにオレンジピールやスパイスを入れた飲み物)やアーモンドなどの香りにつつまれています。

ところでこのイベント、FoEドイツ(BUND)、グリーンピース、WWF、とBILD(娯楽新聞)が主催で、googleとProSieben(テレビ会社)がパートナー。BILDのような軽薄な(!)メディアと組むのはちょっと意外だなぁ。

詳しい情報はこちら
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by yumikov | 2007-12-03 05:01 | 環境のこと

不名誉な表彰

Worst EU Lobbying and Greenwash Awards 2007
というものが開催されている。ロビー活動部門とグリーンウォッシュ部門とがあり、
その年の該当するワースト企業や団体を、市民が選んで表彰するという不名誉なもの。

ノミネートしているのは以下のとおり。

ロビー活動部門
・BMW, Daimler and Porsche
・ブリュッセルのロビーエージェントCabinet Stewart
・Viscount Etienne Davignon
・European Public Affairs Consultancies Association (EPACA)
・Repsol

グリーンウォッシュ部門
・Airbus
・BAE Systems
・ExxonMobil
・German Atomic Forum
・Shell

ノミネート理由はウェブサイトをご覧ください。(ドイツ語、英語、フランス語)
私は、原発=気候保護というPRをしたところに票を入れました。

皆さんもどうぞご参加を!と呼びかけるつもりが、
投票は27日の夜までなので、日本の皆さんはご就寝ですよね!?
12月4日に表彰式があるようなので、ご報告します。

このアワードはFoE Europeを始めとする4つの団体がオーガナイズしている。
2005年からロビー部門だけで開始し、今年は新たにグリーンウォッシュ部門が加わった。
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by yumikov | 2007-11-28 07:19 | 環境のこと

気候変動がテーマの熱い夜

BUNDベルリン(ドイツ環境自然保護連盟ベルリン支部)が、気候パーティーなるものを12月8日に開催する。
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おいしいカクテルに熱い音楽。流れるのは「気候ヒットスペシャル」と題して、サンシャインレゲエからトランスまで。

赤のラウンジでは、「温暖化」という言葉がまだ耳慣れなかった60年代のビート。泥臭いGMOフリーなロックをDJが約束。青のラウンジでは、クールな男女を環境にやさしく有害物質なしで熱くさせる。

グリーン電力への切り替えアクションとして、電力メーターの情報を持ってくれば、切り替えた場合の金額を見積もってくれるインフォスタンドも出る。

12月8日は国際的な気候変動アクションデー。(残念ながら日本ではこれまで開催されていない。)当日デモに参加した人々が大勢ここに流れてゆくことになりそう。
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by yumikov | 2007-11-27 17:39 | 環境のこと

未来のエネルギー青年連盟

先週末の話になるが、未来のエネルギー青年連盟の合宿に参加してきた。

f0157115_112311.gif未来のエネルギー青年連盟とは、下記のNGOの連盟で、自然エネルギー普及のためのキャンペーンなどの活動をしている。2004年ボンで開催された自然エネルギーサミットに合わせて組織されたYES2004(ユースエネルギーサミット)のメンバーを母体に結成されたもの。ということで、メンバーは26歳くらいまで。Freiwilliges Öekologisches Jahr(自由意志による環境年)という環境ボランティアプログラムからのメンバーも多い。

・ドイツ環境自然保護連盟青年部(FoEドイツ青年部、BUNDjugend
・ドイツ農村カトリック青年運動(KLJB)
世代間の公正さと持続可能性青年部
・ドイツ自然保護連盟青年部 (NAJU)
ドイツ自然の友青年部

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2ヶ月に1度定期会合を開いているということで、メンバーの一人に声をかけてもらったので参加してみた。

目玉は、12月8日に開催される国際的な気候変動アクションデーについて(左にリンクあり)。その他、グリーン電力供給会社への広報媒体提供の可否、企業の資金提供を受けることの是非、12月のバリの気候変動会合への視察団派遣の有無など。

今回のプログラムには、外部のトレーナーによる研修も含まれていた。
プロジェクトの企画や目標設定、戦略作り、コミュニケーションなどの手法を客観的な視点を交えて行う。丸一日かけて、自分たちの組織を振り返って分析し、新たに構築していったおかげですっかりくたくたになった。

今回こうした研修を組み入れた背景には、この連盟の組織強化があったようだ。
結成当初の主力メンバーが少しずつ抜けるなどして、今は推進力を失いつつあるのだそう。こちらからしてみれば、20歳やそこらで団体運営での危機感を敏感に察知し、トレーニングを外部に委託するところからして関心してしまう。母体となる各親NGOでの経験から、こういう発想がきているようだ。

ところで某グリーン電力供給会社が使いたがっている媒体とは、下記リンク先にある映像。グリーン電力への切り替えを促すもの。(我が家もそこから電気を購入している。)
石炭火力、原子力、グリーン電力、それぞれで充電した電気ハブラシで歯を磨いたら・・・というもの。おかしいのでご覧あれ!

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歯みがきの動画はこちら
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by yumikov | 2007-11-21 01:19 | 環境のこと

ベルリンの水について考える

「わたしたちの地域が干からびてしまう?」
自然保護センター主催のイベントに参加しました。ベルリン郊外の森で、水について考える一日。

午前中は、森の中にある湖の周りを散歩しながら、変わり行く湿地と森のお話をききました。
午後は、ATTACの司会で、ベルリン水道公社や州のお役人、大学教授、NGOからの発表とディスカッション。テーマは「水の枯渇」と「水道民営化」。

印象に強く残ったのは、なんでもベルリンの水はドイツ中で一番高いのだそう。他地域よりも家賃や食料品など物価が安いベルリンで、これは意外です。たくさんの湖に囲まれたベルリンは水に恵まれ、都市にしてはかなり水質がいいのだと市民は口を揃えていいます。(そもそも硬水なので日本人の私の口には合いませんが。)ブランデンブルク州には33,000kmの河川があり、3,000もの湖があるからです。

それで、どうして水が高いのかというと、1999年に水道が49%民営化されたことにあります。そして、ベルリン州と私企業の間で契約が秘密裏に行われており、データが明らかになっておらず市民の目に触れることがないのも問題だそう。ということで市民による署名活動が現在行われています。

「水はけして個人のものになってはならない。水は市場で取引するべきではない」
署名を推進するBerliner Wassertischの女性の主張が耳に残りました。

自然保護センターエコ工房 Oekowerk Berlin e.V.

ATTAC

ベルリン水道公社 (Berliner Wasserbetrieb (BWB))

BUND ドイツ環境自然保護連盟(FoEドイツ)

ベルリナー・ヴァッサーティッシュ Berliner Wassertisch
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by yumikov | 2007-10-06 01:32 | 環境のこと

もっと自転車を使いやすく!

土曜の昼下がり、自転車で思いっきりベルリン市内の車道を走行してきた。
ICE(新幹線みたいなもの)への自転車持ち込みと、自転車レーンの整備を求めるデモ。

この日は別の大きなデモ(公の監視カメラ反対)と重なったため、参加者は少な目で3000人程度だったが、普段走れない車道を車を心配することなく悠々と走るのは純粋に気持ちよかった。3車線を占領して、赤ちゃん連れからおばあさんまで。 排ガス嗅ぐこともなく、あおられることもなく3時間半。時にはクーダムなど観光客などに邪魔扱いされ、目的地に到着。

のどを潤した後、近くにあった自然保護地区に指定されている公園を散歩した。さわやかな天気にも恵まれ心地よい体の疲労感。次はベルリンの壁沿いを走りたい。

当日の写真はこちらから(どこかに映ってます)/
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by yumikov | 2007-09-26 07:06 | 環境のこと

反G8でスタート!ドイツ生活

ドイツ到着翌日の6月2日(土)、港町ロストックで行われた反G8のデモに参加。

スバラシイ週末切符とでもいう土日なら1日国内5人までで乗り放題の安い切符にて、ホームにいた学生3人組に便乗して現地へ。ベルリンからロストックへ向かうデモ用臨時列車は、学生を中心とした若者でぎゅうぎゅう詰め。通路まで人が座り込み、なかには小さな子どもたちをつれた家族連れも。2時間ほどで現地へ着くと、臨時列車は車両を増やしていたらしく、最後尾車両にいた私たちは列車から直接線路へと飛び降りなくてはならなかった・・・。

f0157115_6423375.jpgロストック駅前の広場にステージができ、スピーチをする人、山車を準備する人の群れ。普段は路面電車が走る道路をデモの一行が港へと向かう。
左翼連合や共産主義、労働組合のプラカートなどが目に付くなか、ドイツ緑の党やハリネズミの愛らしいグリーンユースの横断幕もはためいていた。


f0157115_6433915.jpg印象的だったのは「Brech die Macht der Banken und Konzerne!/銀行とコンツェルンの権力を破壊しろ!」と声を揃えていたattackのシュプレヒコール。通り沿いにあった信用金庫のガラスが割られていたが、どうせならドイツ銀行や大手銀行にすればよかったのに・・・(通行人談)。


f0157115_6444896.jpg港に着くとGreenpeaceの帆がはためく船を背景に、環境系NGO、BUND(ドイツ環境自然保護連盟、FoEドイツ)、FoE Europe、次いでGreenpeaceが集まり「Stop Climate Change」を訴えているところだった。
その頃(15時過ぎ)から警察と参加者との衝突が激しくなり、花火を警官に向けて発射した男性が目の前で警官に捕らえられていった。あちこちで投石がおき、「Hau ab! Hau ab!」帰れコールが響く。

もうひとつの世界は可能だ」という旗が掲げられたステージ上からはバンドが「平和なデモを!」と呼びかけていましたが、結局1000人近くが負傷する暴動となってしまった。

f0157115_6464062.jpgひっくり返った車があったと思ったら、1時間後に黒い煙を出して炎上していた。放火された上、近くにあったごみバケツが放り投げられ、プラスチックの燃える匂いと煙が立ちのぼっていた。
人々を沈静させるための放水車も出動していたが、まず消火にあたり大気汚染を食い止めよ、と思ったのは自分だけではないよう。

帰りもカップルを見つけて同乗してベルリンへ。彼らは地理学と環境保護を学ぶ学生で、日本の自然環境や政策についても尋ねられ、関心の高さを感じた。
この日は6月とは思えぬ肌寒さ。ドイツ生活のスタート。
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by yumikov | 2007-06-02 06:58 | 環境のこと

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