ベルリンからローカルな環境政策や草の根NGO・市民活動、サステナブルな暮らしなどをレポート。


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【土曜日まで】子どもに年20ミリシーベルト撤回を求めるオンライン署名

皆さんはもう署名を済まされましたか?

文部科学省が19日に発表した「福島県内の学校等の校舎、校庭等の利用判断における暫定的考え方」についてを読んで、私は抗議文を文部科学省と官邸に送りました。1. 基準の妥当性の根拠説明、2. 予防原則を考慮した安全な基準の設定、3. 学童疎開体制の迅速な用意の3つを求める内容です。お返事くるかしら?

子どもに「年20ミリシーベルト」撤回を求めるオンライン署名なら簡単に意見できます。土曜日までの緊急募集。eシフトのサイトからどうぞ。

これが当事者にとってどのような基準かなのか、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)のサイトもご覧ください。特に【福島原発震災(48)】0.6μSV/h以上の学校の授業中止と学童疎開を、の記事を。福島の方々の不安な気持ちを思うと、同じ子を持つ親としていたたまれません。

ドイツのメディアの反応としてSpiegel Onlineの記事も参考までに。日本語訳(抜粋)はこちら
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by yumikov | 2011-04-27 06:36 | 環境のこと

トラクターTraktorと原子炉Reaktor

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今年のイースター休暇の締めくくりは原子力発電所の前で過ごした。明日4月26日でチェルノブイリ事故から25年になる。ドイツではイースターの最終日の今日、原子力発電所や中間貯蔵施設のある12ヶ所に人々が集まった。
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グローンデ発電所はノルトライン=ヴェストファレン州のヴェーザー川沿いに建つ原子力発電所だ。1977年の建設時には敷地内で2万人近くの人が抵抗し警官隊との激しい攻防があったそうだ。今年に入ってからもセラフィールド(イギリス)の再処理施設からのMOX燃料輸送に対しデモがあったという。原子炉にだいぶ近づいて見えてきたずらっと並ぶトラクターに「これか!」と感動を覚えた。かつて70〜80年代の反原発運動で活躍した伝説のトラクター。80台集まった各トラクターにはそれぞれメッセージが。「原子力エネルギーがイノベーションの妨げとなっている」「トラクターに乗った農家が病に倒れたと思ったら、近くにレアクトアー(原子炉)が」(←韻を踏んでるのがドイツらしい)
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決起集会で農家の人が語ることばも重みが違う。原発付近で暮らし作物を作る農家の切実な声。周辺に原発のないベルリンでのデモでは聞くことがないものだ。消費者に安全な作物を届けるために土や水とともに暮らしている農家の人たちだからこそ、その土地を守りたいという想いが強いのは当然だろう。
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畑の広がる片田舎に人が溢れている。ポニーの乗馬サービスを楽しむ子供たち。ソーラークッカーでの実演調理は大人気。グリーン電力会社は「もう変えましたか〜?」と営業。夏日の今日、アイス屋さんは大繁盛。出店はオーガニックのパンや野菜でVegan対応、ビールはオーガニック。器はデポジット式で自分で洗浄&返却、と環境面も徹底されて、まるでアースデー。そう、日本では今週末アースデー&エネルギーシフトパレードだったんですよね?
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3月11日がチェルノブイリのように記憶に刻まれるのはすごくつらいこと。でも25年前を振り返り、25年後を思う。25年後のその日に自分はどこでなにをしているだろう?トラクターでどこかに乗りつけているだろうか!?
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by yumikov | 2011-04-26 05:23 | 環境のこと

あとに続け!エネルギーシフト

NHKでも報道されたとおり、メルケル首相は昨日行われた各州首相と関係閣僚によるエネルギー政策会議で「できるだけ早く原発から再生可能エネルギーへと乗り換えたい」と言いました。忘れないよ、メルケルさん。たとえ他の国がついてこなくてもドイツはやってみせるしかない。

この昨日の会議前にもアクションがありました。参加者が首相官邸入りする時間に合わせて。原子力発電所ドミノを倒していってメルケル首相とレットゲン環境相があわあわ。よくまぁ毎度こうしたアクションが思いつくものだ。



私のまわりでも日本のエネルギーシフトのためのプロジェクトが色々同時進行中。最近デモの話ばかり書いてますが、なにも私も反対の声を上げているだけではなく、未来のエネルギーの道筋を描こうとしています。今住むドイツのことも大事だけど、日本は今が正念場でありチャンス。なので今は日本優先で、デモ参加は25日までお預けかな。
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チェルノブイリ25周年を記念してドイツの原子力発電所12ヶ所で行われる同時多発デモです。日本でも24日(日)にまた色々あるみたいですね。連携していきましょう!
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by yumikov | 2011-04-17 05:32 | 環境のこと

♪abschalten! Atom-Atomkraft, abschalten! jetzt, jetzt, jetzt♪

NPO環境市民さんにドイツの反原発デモの様子をこの1年を振り返って紹介しました。

「ドイツで再燃する反原発運動の今」
「デモの裏方事情」

よかったら読んでみてください。



先月26日のデモのビデオをアップしてみました。Youtubeにアップするのは初めてなのでうまく見られるかどうか。ドイツ環境自然保護連盟(BUND)の山車とそれに続く市民。音楽に合わせたシュプレヒコールはabschalten! Atom-Atomkraft, abschalten! jetzt, jetzt, jetzt(停止せよ、原子力。停止せよ、即、即、即)グループによって主張も多少違うのでどこを歩くかはいつも選びます。

この週末、特に4月10日には、日本各所で脱原発デモやイベントが企画されているようですね。札幌、新潟、東京、鎌倉、静岡、名古屋、大阪、京都、富山、広島、福岡、沖縄と本当に北から南まで。もし今日本にいたらきっと高円寺に足を運んでいただろうな。だってジンタらムータのライブがあるから。ソウルフラワーや渋さ知らズ、シカラムータ好きな方は必聴です♪ ひとを動かすのは最終的にはことばでなく感動なのかもしれない。

自分にできることのひとつは、今いる場所でこれまでどおり脱原発に向けて行動し続けること、原発のない未来をめざして今活動している人しようとしている人にエールを送ることだと思っています。ほんとは音楽で感動を与えられたらそっちのほうがよっぽど格好いいと思ってるんですけどね060.gif

桜の咲きはじめたベルリンより。
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by yumikov | 2011-04-09 06:12 | 環境のこと

25万人反原発デモのベルリンの様子を写真で

既に日本でも報道されているように土曜のデモには計25万人ほどが参加したという。ベルリンは12万人などと報道されていたが、ここ4年近く見ていて一番の人手だったのは間違いない。
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土曜のデモでは「原子力?おことわり」ポスターが配られ大勢が手にしていた。この太陽は長い伝統を持つ反原発運動のシンボルだが、先日その誕生逸話が南ドイツ新聞で紹介されていた。1975年デンマークはオーフスにて、アンナ・ルンドさんという当時22歳の女子学生がこの笑う太陽のシンボルと文句「ATOMKRAFT? NEJ TAK」を考案したという。以後これまで40ヶ国語に翻訳されている。ドイツ語は「ATOMKRAFT? NEIN DANKE」、日本語は今回の事故後初めて目にしたが以前からあったのだろうか?
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ポツダム広場の地下鉄駅を上がると人、人、人。交差点が人で埋め尽くされていた。
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ソニーセンタービル前。
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1979年ハリスバーグ(スリーマイル島)、1986年チェルノブイリ、2011年フクシマ。
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フィルハーモニー前。
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日本大使館付近。
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Siegessäuleへ向かう道。
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このカードも配布されていた。同じ言葉の入ったTシャツを売る姿も目にしたが買う気にはどうしてもなれなかった。
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反核つながり。
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by yumikov | 2011-03-28 17:24 | 環境のこと

シンボルとなったフクシマ

Anti-Atom-Demo am 26.03.2011
「フクシマは警告する、すべての原子力発電所を停止せよ!」
2011年3月26日@ベルリン、ハンブルク、ケルン、ミュンヘン

福島の原発事故のあとドイツでは各地での一斉デモが組織され、先々週は450ヵ所で11万人、先週は700ヵ所で14万人が集まり原子力発電所の停止を求めました。明日のデモは福島の事故とは無関係に各州選挙前に予定されたものですが、一体どれくらいの人が集まるでしょうか。フクシマという言葉を耳にしない日はなくその度に胸が苦しくなります。

2週間前の今日、これほどの長期戦になろうとは一体誰が予測していたでしょうか。それでも前を向いていかなければならない。いらないものを順々に整理して(まずmixi、twitter、facebook等SNSはすべてやめました)大切なものを問い直したら、ようやく一歩進む気持ちになってきました。
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by yumikov | 2011-03-26 05:05 | 環境のこと

どうかどうかもってくれ原子炉

東北地方太平洋沖地震の後の初の投稿です。金曜朝に地震の報道を聞いてからまったく試験勉強が手につきません。
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ベルリンでは今日18時に日本の被災者追悼の行進が行われました。アレクサンダー広場というだけで待ち合わせ場所も指定されていなかったけれど世界時計のところにパトカーが数台停まっていたのですぐわかりました。
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今日の行進は、反原発団体などが中心となりtwitter等で緊急よびかけがあったもの。私も知ったのが1時間半ほど前でしたが結局家にいてもずっとニュースをみている以外できないしと、日本人の友人中心にダメもとで声がけして出かけました。
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思ったよりもたくさんの人手で500人はゆうに越えていたと思います。直接呼びかけた友人たちは反応してくれましたが、そのほか日本人らしき姿はあまり見かけませんでした。
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参加者が手に持っている赤の蝋燭はお墓に飾るものだそうです。
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緊急デモなのにウンター・デン・リンデンを通行止めにできちゃうんだなぁ、と感心。
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横断幕には"Der Atomausstieg ist alternativlos. 脱原発以外に道はない"の文字。
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首相官邸のある角に着いたところその先まで近づけません。正面玄関前でのデモの許可が降りなかったということでしょうか。ここで私たちは黙祷して日本の被災者の方への祈りを捧げました。昼間にはシュトゥットガルトで6万人規模の反原発デモがあったドイツです。脱原発撤回路線のメルケル首相は退陣せよ!と声を荒らげる人も。

幸い私の家族は皆無事、大切な友人にも連絡がつき、危ない地域にいるはずの人もほぼ安否確認ができたのは幸運なことだと思います。不安なのは福島をはじめとした原発の事故の可能性。既に被曝した方もいると聞き、遠いドイツでやきもきしています。チェルノブイリの経験から最悪の事態を分析予測するドイツでの報道と、日本のパニック回避重視の報道との違いに戸惑いも感じます。ドイツのメディアも「日本政府や当局の説明も矛盾していていたり、隠そうとしていたり」と説明不足への不安が隠せません。

とにかく、今は原子炉にもってくれとしか言えない。
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by yumikov | 2011-03-13 07:58 | 環境のこと

私たちの水

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明日の日曜日には住民投票があります。

ベルリンの水道公社は1999年より一部が民営化されていますが、その契約に関する完全な情報開示のための法が必要かどうか、その判断が市民に委ねられるようです。Berliner Wassertischという市民団体が中心となって問題に取り組んできた結果が実を結んで契約公開が達成されたものの、どうやら完全に公開されていない疑惑があるようです。51.1パーセントを所有する水道公社に35パーセントだけしか利益がいかないのには、公開されていない密約があるに違いない、という見方です。

一部民営化の後、ベルリンの水道料金は2001年から2010年までの間にぐんぐん上がって約35パーセントも値上がりしました。その理由は水道公社の一部民営化。一部といっても49.9パーセントとほぼ半分です。値上げの一方で、買い取った会社では大幅な人員削減、いくつかの浄水場の閉鎖、など経費節減を進めて利益を上げています。飲料水という人間の最低限の生活基盤となるものを金儲けの対象にし、生活水準の低い市民を追い詰めるのは倫理的に問題がある。Berliner Wassertischの主張からは、このように水道公社の民営化自体に反対する市民運動の結果という見方もできます。

ベルリンでは2005年に住民投票が導入されて、今回で10回目だそうです。最低612,000票が必要ですが、結果はどうなるでしょう。先日紹介したジャンダルメンマルクト広場の木の伐採の問題とは違って、この住民投票ではドイツ国籍でない私は投票権がありません。住民投票にこぎつけるための署名に協力したけれど、あれも無効になったのかな?
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by yumikov | 2011-02-13 05:39 | 環境のこと

ジャンダルメンマルクト広場改造計画に思うデモクラシー

ベルリン屈指の観光地ともなっているジャンダルメンマルクト広場。その改造計画が持ち上がって早1年。行政担当者と周辺にオフィスや店舗を持つ企業、住民が議論を続けてきました。

当初の改造計画というのは、「ベルリンにエレガントで由緒ある商業的なサロンを」というコンセプトで、DDR時代からある敷石やコンクリートのプレートや段差を取り除き、100本以上あるカエデの木をほとんど切り倒して新しい木を植えなおすというものでした。改造計画全体に反対する人もありましたが、多くはこの「木をほとんど切り倒す」というアイディアに反対しました。計画側としてはこれらの木が視界を遮っているというのが理由でしたが、反対する市民は夏に署名活動を開始して、23,000筆を集めました。この署名の3分の1は住民以外のツーリストによるもので、法的基準を満たせなかったため無効となりましたが、政府は今一度みんなの意見を聞こうと住民アンケートの場を用意したのです。

そして先月1月25日にコンツェルトハウスで住民アンケートが行われました。結果、900人近く中596人がカエデを残すことを選択。州政府はその結果を受けて木は残し、敷石などは改修するという方針に変更しました。

すごいな、と思うのは、法的拘束力はないけれどもみんなの意見を聞こうと行政側がアンケートの場を用意し、拘束力がなくてもその結果をきちんと尊重するということ。さらにすごいと思うのが、この投票には誰もが参加できたということ。ジャンダルメンマルクトはツーリストが立ち寄る場であり、ベルリンの歴史の一片であるのだからベルリン市民だけの問題ではない、という理由で、住民だろうがツーリストだろうが、ドイツ人だろうが外国人だろうが、ジャンダルメンマルクトの改造に関心を持つものなら誰でも参加できたということ。すごいな〜。エジプトで今すごい動きがありますが、このジャンダルメンマルクトの件も民主主義についてあらためて考えさせられる明るいニュースでした。

ちなみに私も参加する気満々でしたが、週末に出かけてベルリンに戻った翌日ですっかり行くのを忘れていました。大事な予定はカレンダーに記入しないとダメな年齢になってきました。。。
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by yumikov | 2011-02-11 05:50 | 環境のこと

もうたくさん!

ベルリンに戻って、映画『いのちの食べかた』の上映会をかねてちょっとした新年会をしました。オーストリア人の監督Nikolaus Geyrhalter氏の撮った食のドキュメンタリーですが、まさかナレーションが一切ないなんて!(ドイツ語版だろうが日本語版だろうが変わりなし。)映画を意識したわけではないけれど、この日の食事にはそういえばお肉は登場しませんでした。予定していた茶碗蒸しも仕込みが間に合わず。でもそれでよかったんですきっと。

不在中にドイツでは家畜飼料へのダイオキシン混入騒ぎがあったようで、卵など購入を自粛していた人もいるようです。普段口にしているものでも、どうやって生産されているのか知っているようで知らないことがたくさんあります。日頃から意識しておきたいですね。

さて、土曜にベルリンで「食」をテーマとした大きなデモが開かれます。
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題して、「こんな農業政策はもうたくさん!」
ベルリン中央駅前にて12時スタートです。
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by yumikov | 2011-01-19 06:10 | 環境のこと

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