ベルリンからローカルな環境政策や草の根NGO・市民活動、サステナブルな暮らしなどをレポート。


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ドイツでこそ水Do!(スイ・ドゥ!)

10月15日はBlog Action Day
世界各地のブロガーが同じ日に同じテーマで書くアクション。
ということで私も書いてみることにしました。

今年のテーマは「水」。
仲間がやっているキャンペーンをご紹介します。
その名も「水Do!(スイ・ドゥ!)」
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ペットボトルなどの使い捨て容器入りの水を買うのはやめて水道水を飲みましょう!というもの。

大学生の頃からだろうか、コンビニでPET入りのお茶などがどんどん増えて、海外から輸入された水を持ち歩くのが流行ったりして、日本の名水もどんどん売られるようになって・・・。子どもの頃は普通に水道水を飲んでいましたよね。

ところでドイツに来たばかりの頃、レストランで水を注文するのに抵抗がありました。「日本では店に入ればただで水がサービスされるのに、何故ビールより高いっ!?」と、ついビールを注文してしまいます(←好都合?)。(まぁ、ドイツでも水道水くださいって言えばただでもらえるけれど、注文する人が多い。)今も抵抗がないわけではありません。

ドイツでは飲料ボトルが有料(デポジット)なので使い捨て容器自体は少ない。けれど、水をわざわざ買う人が多い。瓶入りの水をケース買いして車で持ち帰る人をよく目にします。水を運ぶエネルギーと瓶を返却する手間(それにもちろんコスト)を考えれば水道水でいいやって思わないのかな?

ドイツでこそ水Do!(スイ・ドゥ!)キャンペーン、必要そうです。
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by yumikov | 2010-10-15 17:56 | 環境のこと

ドイツの航空税導入と国際連帯税

ドイツ移住者には痛いお知らせですが、ドイツ政府はいよいよ航空税導入に踏み切るようです。まだ正式決定していないのでネーミングも航空税、航空券税と、どうなるかわかりませんが。

2011年から8ユーロ、25ユーロ、45ユーロと、フライトの距離に合わせて3段階での徴収。ドイツ発フライトが対象で、9月に政府が導入決定した時点から既に対象になるため、今後購入する場合は課税されます。

日本でも先日のミレニアム会合を契機に国際連帯税に着目して、まず航空券税をという動きにまさに今なっているようですね。

asahi.com 貧困・温暖化対策へ国際連帯税検討 政府、航空券税想定

NHKニュース “国際連帯税”議論本格化へ

なのでドイツの航空税についてまだリサーチ不足ですがアップします。

ドイツ政府は航空税により年間10億ユーロの税収を期待しており、フライト抑制効果も期待できエコロジーだと主張していますが、国家債務をなんとか減らしたいというのが本音のようです。世界の貧困問題のために国際連帯税をつくろうという議論が進むなか、これは世界で反発を買わないのでしょうか?

ところで、政府は当初はフライト距離2.500kmまで13ユーロ、26ユーロを考えていました。それが上記のように決まったのは、個人的にはちょっと不服です。政府は長距離フライトの環境負荷が高いからと負担額を高く設定していますが、環境対策として考えるなら近距離でのフライト利用を減らすことを優先すべきだと思います。長距離フライトは他の手段で代替することは難しいですが、近距離では電車やバスなど代替手段はいろいろあるからです。陸続きの移動ならなおさら。

たとえば国内移動を飛行機でする場合、8ユーロ+8ユーロと16ユーロが余分にかかります。フライトが16ユーロ値上がりするから電車で行こうという人はどれくらいいるでしょうか。当初の額では13ユーロ+13ユーロですから26ユーロでした。26ユーロのほうが影響が高いのは明らかです。

ドイツでの乗り継ぎ便には影響はないのかしら?たとえばベルリンからフランクフルト軽油で日本にいく場合は、2回ドイツから飛ぶので8ユーロ+45ユーロになるのでしょうか??それとも45ユーロ?

ドイツ南部からはチューリッヒ、西部からはブリュッセルやアムステルダムに出て、そこから飛ぶ人も出てくるだろうという見方もあります。でもそれでコストも時間も節約になるのかな?

この航空税導入に航空会社や旅行会社はもちろん反対しているのですが、いろいろな意見があります。

「エコノミーがファーストクラスとビジネスと同じ税金を払わねばならないのは不公平。」
→すでに航空券税を導入しているフランスではエコノミーとビジネスではビジネスのほうが負担が多いそう。

「チケット代金の何割ではなく、一律料金は不公平。格安チケット購入者のほうが負担が高くなる。」
→うーん、これはどうなのかな??格安チケットは電車で行きやすいような近距離への利用者が多い気がするので、電車へ切り替えて(戻って)くれればいいかな。

「航空税の代わりに灯油税を導入しろ。税収も得られるし、エコファクターもある。」

このドイツの航空税は長期的なものでもなさそうです。EUの排出権取引が航空部門に拡大されれば(2011年からEUの範囲内にて、2012年からは国際便も対象に)、この航空税の税率は下げられるだろうとのこと。でもどれくらい下がるかはまだわかりません。国際連帯税の議論が世界で進んでいずれはそれに統合されるかたちになるのかしら??

いちコンシューマーとしての発想に戻りますが、「あぁ、こうして一時帰国のハードルがさらに高くなるな・・・」とため息がでます。家族での一時帰国はそれだけで大変な出費。3人家族で軽く1万5千円以上負担が増えるわけです。環境負荷のこともあるので、それを相殺すべくも日頃の生活には気を配っているけれど、航空税の発想自体はよいことだけれど、直に影響を受ける身としては痛い話です。。。
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by yumikov | 2010-09-27 06:22 | 環境のこと

デモFoto速報

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今日のデモの速報(写真中心)です。
もう寝ようと思ったのですが、写真をまずアップしておきます。
キャプションや追記を時間のあるときにするかな。
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ワシントン広場でデモ隊が動くのを待つ人々
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「原子力?いえ、結構」わたしもついに購入。ベビーカーに。1本10ユーロ。
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「原子力発電はレボリューションじゃない!」緑の党青年部エアフルト地域支部の横断幕。


日本のNHKニュースAsahi.comでも既に報じられています。

参加者数が10万人と3万7人では大違い!です。その差は主催者側と警察の報告によるもの。主催者側は成果を大きく見せたいし、取り締まる側は大したことがなかったことにしたい。ドイツのメディアが見出しに「数万人」と「少ない数のほう」を取り上げているあたり、あれぇ?と思います。これまで基本的に主催者側のほうを使ってなかったっけ??(変なコト1)

とにかく、体感(?)数は完全に10万人のほうですねぇ。あれが5万人程度のはずがない。少なくとも8万人というところでは?中央駅に降り立つと、出口に着くまでもなく動く人の流れ。シュプレー川手前までの広場には人が溢れかえっていました。
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シュプレー川沿いに官公庁を左右から取り囲むデモの一行。正規ルートは左側。
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「原子力は解決策ではない」
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船「人間に過ちをしないよう要求する技術は非人間的だ」
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息子は風力発電についての絵本をもらいました。
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デモには70年代の第一次反原発運動の最前線で活躍していたようなシニア世代が多かったけれど、ティーンエージャーや、ベビーカーに抱っこ紐の若いファミリーもたくさんいました。


デモ行進が動く段になってはスシ詰めのため30分以上も身動きとれない状態。これにはもうひとつの理由があります。デモの2日前の夕方になって、ベルリン行政裁判所がReichstag(連邦議会議事堂)前での集会を禁止しました。デモの前日に急遽主催者側は中央駅前に舞台を設置、デモもルート変更を余儀なくされました。これまでいろんなデモに参加してますが、Reichstag前の集会が禁じられたというのは初めてのことです。(変なコト2)
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トイレに座ったメルケル首相。「メルケルをアッセ放射性廃棄物最終処分場送りにしろ!」なんてのもありました。
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「イエローケーキ(ウラン)の代わりにチョコレートケーキはいかが」おばちゃん、商売上手だな〜。

ドイツのメディアTagesschauのサイトではビデオも見られます。レナーテ・キュナストやジグマール・ガブリエルのインタビュー、ルート上にあったSPDの事務所の窓にも反原発ステッカーがべたべた貼られるところなんかも映ってます。
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by yumikov | 2010-09-19 06:52 | 環境のこと

「連邦政府ヲ包囲セヨ」土曜はデモへgo!

今度の土曜日9月18日は原発延長反対デモの日です。
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ちょうど1年前にもベルリンで5万人を集めた反原発デモがありました。今年はそんな数じゃ済まないでしょう。なにしろ政府は世論を無視していよいよ脱原発政策を覆す決定をしたのですから。南はスイスのバーゼルから、西はコブレンツ、北はリューネブルクと、全国から特別列車3本がベルリンに向けて走ります。バスや乗合い、自転車ツアーでもぞくぞくと人が集まってきます。今回の指令どおり「連邦政府ヲ包囲」しちゃいましょう。

今度の土曜日12時15分、Reichstag前の芝生→Hauptbahnhof前のワシントンプラッツに急遽変更!でスタートです。
ざっくりとした予定は以下のとおり。

12時15分 オープニング&挨拶、続いてライブ
13時 デモ行進スタート
14時半 政府の行政区域の囲い込み終了
14時45分 10分間の座り込み(その間いくつかのスポットでアカペラグループが歌を)
14時55分 アトムアラームの後、包囲解除 ※警笛を鳴らすべく笛や太鼓、鈴などやかましい鳴り物を持参あれ
15時15分 Reichstag前の芝生Hauptbahnhof前のワシントンプラッツにて決起集会、NGOや再生可能エネルギー関係者のスピーチ、ライブなどなど
〜18時

ベルリンにお住まいの方、旅行でいらっしゃる方、都合のつく時間だけでもぜひ出向いてみてください。原発延長のなにが問題なんだろう?と芝生に寝ころんで考えるのもよし、デモ行進に参加するもよし、ライブミュージックを楽しむのもよし。その場に居るあなたの存在が大事です。私も病んだ体にムチ打って出かけます!
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by yumikov | 2010-09-16 21:02 | 環境のこと

環境モデル都市 梼原町

四国ネタがもう少々続きます。

前回の風車が建っているのは高知県の梼原町というところです。ゆすはら町と読みます。梼原町は政府から環境モデル都市として選定されています。環境モデル都市は全国に13あるそうですよ。

この梼原町の環境モデル都市アクションプランの冒頭にある「ゆすはら発、森の資源が循環する 公民協働の“生きものに優しい低炭素なまちづくり“ 宣言」を、以下引用にてご紹介します。

我が町は、2050年に二酸化炭素量の吸収と排出比率において、吸収量が排出量を大幅に上回る山村社会として「森の資源が循環する公民協働の“生きものに優しい低炭素社会”」を目標として、次の宣言を行い、その実現に取組みます。

1.私たちは、良好な生物生存環境が維持され清浄なる「空気と水」を生み続ける「資源循環型の生活様式で成り立った低炭素社会」をつくります。
1.私たちは、「地球は、将来世代からの借り物であり、将来世代が安心して暮らせるか否かは、我々の行動にかかっている。」という認識を忘れることなく、自然の生態系に配慮した「資源循環と地域活力の持続とが調和した低炭素社会」をつくります。
1.私たちは、「エネルギーの構造変革と地域内自給により、自立する地域社会としての低炭素社会」をつくります。

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梼原町は四万十川の源流地域の山あいに位置し、森林の豊かな地域です。町の面積の9割が森林で、おもな産業は建設業と林業。ですから林業を活性化させ、森林資源を建設にもっと活用するというのはとっても理にかなったことです。

行き届いていない人工森の手入れを強化してCO2排出のオフセットに充てるために様々な対策が出されています。間伐の促進、FSC認証林の拡大、農家の温室を暖めるための熱生産用ボイラーへ木質ペレットを導入、家庭への木質ペレットストーブの導入助成などに取り組んでいます。それから、例の2基ある風車を使って発電し売電して得た利益は環境基金として環境事業にあてたり、家庭への太陽光温水器やソーラーパネル設置の助成、川の流れを生かした小型水力発電、棚田のオーナー制度や景観保全などもやっています。

木質バイオマスやCO2森林吸収など数値に現れる部分ももちろん大切ですが、私がいいなと思ったのが人づくり・仕組みづくりのところ。森林を地域の目玉産業として観光客や住民など人を呼び寄せよう、林業における雇用を確保・安定させよう、木造住宅を見直して地元民の健康にも役立てようと、大学との連携をはかったり、森林セラピービジネスの導入や森林インストラクター等の指導者の育成も行っています。
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梼原町の人口は2005年時点で4600人程度。住民の3人に一人がお年寄りという典型的な少子高齢化地域です。減少の一途をたどる人口ですが、環境モデル都市アクションプランではこれを4000人に保とうという構想を持っています。単純に考えれば、目標が現状を下回っているなんて・・・と思ってしまいますが、これは実際は大変なことなのでしょうね。

住民の移動手段はもっぱら自家用車です。公共交通を拡充しようということにはなっておらず、電気自動車への転換やBDF製造があがっていることからすると、車利用を減らすこと自体は土地柄現実的ではないのでしょう。

ここのところ書き綴ってきた四国の旅の振り返りも今回でとりあえず終了です。当初は梼原町にも泊まる予定だったのですが、天候の関係で予定を変更。四国カルストにちょっと立ち寄るのみでした。森林セラピーロードというのもちょっと気になっていたのですが。四国はまたゆっくり訪れることにしようと思っています。

森林経営について私は詳しくないのですが、ドイツとくらべて豊かだなぁと感じた四国の山。樹種が多いのでしょうか?春にはあちこち桜が咲いていて、山の色が一様に緑でなく黄緑や黄色、桜色と色彩豊かに見えたのでした。この豊かさをぜひ守ってほしいものです。
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by yumikov | 2010-09-03 03:30 | 環境のこと

風車のある風景

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ドイツでよく見る光景だけれど、実は四国カルストです。カルスト(Karst)というのはもともとドイツ語で、石灰岩など岩石でできた大地が侵食されてできた地形のことを指すそうな。石灰岩があちこち地表に見えています。
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高知市内でレンタカーを借りたときにスノータイヤが欲しいか訊かれ、「ご冗談でしょう?サクラサク3月末ですよ?」と思った私たちが馬鹿でした。天狗高原はうっすら白いではありませんか。四国カルストのある標高1400メートル地点はまんまと路面が凍り付いていて、あたりに計6台くらいが停まり、ブレーキなしで前進すべきだの、戻るほかないだのと相談しています。私たちは地芳峠を抜けて松山方面に抜けたかったのだけれど、結局大きくルート変更を余儀なくされたのでした。
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話を風車に戻すと、冒頭の写真に写っているのは日本一高い場所にある風力発電所だそう。高知県全体では40基ほど風車があるそうですが、これは都道府県の中では真ん中くらいの位置に相当します。

世界規模で見ると日本は2009年のレポートで第13番目です。もっと少ないのかと思ったというのが私の感想。1位はアメリカ、2位が中国、そして3位がドイツ。アメリカと中国がドイツを抜いて近年でぐぐっと首位に躍り出たようです。ただ設備容量で見たものですから、人口比で考えると風力発電がもっとも盛んなのはドイツだと言ってよいと思います。
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世界における風力発電の総設備容量

(図:NEDOホームページより、出典:GWEC, Global wind 2009 Report)
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これも四国ですけどドイツで列車に乗ったりするとこのような光景によく出会います。日本でも風力発電が「あっ」と目を引かないほど馴染みあるものになってくれたらよいのですが。
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by yumikov | 2010-09-01 05:11 | 環境のこと

ドイツで猛暑対策

ただいまドイツは昼下がり。我が家の温度計は30℃を指しています。
このところほんとにほんとに暑くて、アンチ冷房の私も思わず「クーラーが欲しい・・・」とつぶやきそう。これでも昨晩雷雨がきて少しは涼しくなったんだけれど。8年前に中央ヨーロッパを襲った熱波のときも家にいられないほどの暑さで、毎日のように湖に泳ぎに行っていたことを思い出した。

なんとか頭をクールダウンして家で仕事や勉強ができるように、我が家に欠けてる対策ないかしら?と探してみたら、energieeffizienz – jetzt!キャンペーンなるものを発見。
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さてさて、なにができるかな。

建物の断熱を良くする→ 持ち家でないから×
最新型の窓ガラスにする→ これも持ち家でないから×
壁面の緑化→ ベランダではちょっとやってるけれど、残り部分は他のフロアの人と相談しないといけないだろうし即効性はない。
熱の源となる電気機器をコンセントから抜く→ やってる。
スタンバイモードの回避→ やってる。
陰を作る、陽があたる窓は日中カーテンやブライドを下ろして暖気が入りこまないように→ やってる。
涼しい時間帯に換気、朝晩に徹底的に換気→ やってる。でももっと徹底できるかも。
空気がこもったら扇風機をまわす→ 買おうかなぁ。。。

クーラーなど無くて当たり前だったドイツの家庭。近頃の暑さで簡易的なクーラーが流行ってきている模様。それが大変な電力(=エネルギー)消費型でおまけに効果も少ない非効率型ときてる。気候変動への影響を心配し、環境団体はこうした非効率なタイプのクーラーを市場から排除しようとしています。こんなに安いならっ、て思う人が結構いるのでしょうね。

f0157115_21483043.jpg室内の暖気をホースで窓から排出する??ってどんな代物か気になります。このサイトのイラストみたいなシステムでしょう。ホームセンターとか家電製品店で手頃な値段で買えてしまうようです。いくらエネルギー効率ラベルで最高のAの商品でもエネルギー消費もランニングコストもかさむそうで、冷蔵庫1台に年間かかるのと同じ程度とのこと。キャンペーンでは、どうしてもクーラーが必要なら室外機と室内機に分かれている取り付け工事が必要なタイプを買うように!と勧めています。さっきのサイトの下のイラストのタイプ。日本で一般的なタイプですね。でも室外機が外気を暖めるんですよね。

とりあえずクーラーの導入は考えていないので、まずは上の対策を徹底してみよう。それ以外にやってみようと思うのが、お風呂の残り湯でベランダの打ち水。うちわはもう使ってるし。料理するのも暑いので熱をあまり使わない調理はどうかな?

他にも役に立ちそうな日本の知恵なかったかな?
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by yumikov | 2010-07-13 21:41 | 環境のこと

緊急!原発アラーム

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ノルトライン=ヴェストファーレン州議会選挙前に120キロメートルの人間の鎖を作り、ドイツ国民が脱原発への強い民意を示したのはまだ記憶に新しいですが(過去の投稿「10万人の人間の鎖」参照)、注目されていた選挙結果がドイツの原発政策をふたたび脱原発へと向かわせたかというとそう簡単な話でもありません。原子力発電所を多くかかえる南のほうのヘッセン州、バーデン=ヴュルテンベルク州、バイエル州などは経済的理由から延長を望んでおり政府内でも意見が対立しているし、原子力法で定められた脱原発の政策を変更するのに連邦参議院の承認が必要かどうかでもめているようです。

メルケル首相は夏に入る前に原発運転期間延長の交渉を済ませたい意向です。連邦参議院が開かれる6月4日には、環境省と首相府は承認の必要の有無について法的な説明が必要とされます。そのため、首相は今日と明日にCDU/CSUの州首相との会合を持つことになりました。法改正に関わることなので簡単に政策を変更することができないようですが、変える必要もないことです。
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ということで、今日と明日と首相府前で緊急集会が開かれることになりました。
ぎりぎり呼びかけメールに気づいたので間に合いました。警笛を鳴らすために笛でもラッパでもお鍋でも持っといでということで、マラカスと鈴で参戦です。耳栓もあるとイイヨということでしたが、この子はヘッドフォンして参加。ちょっとうるさい音楽会ってところかな?
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3日前の呼びかけでここまで人を集めたNGOの力には感心。
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放射性廃棄物の貯蔵&輸送キャスクにみたてたドラム缶を子どもたちがごーろごろ。アクションのユニークさにまた感心。韻を踏んだシュプレヒコールに大盛り上がり。ツーリストが多い連邦議会議事堂前では英語でデモのアナウンス。旗振り役の臨機応変さとユーモアにまたまた感心。夕方なので仕事帰りに立ち寄った人が多かったのか自転車での参加率高し。息子も初めて自分の足でデモ行進に参加。絶好のデモ日和でした。

明朝もあるので早起きできそうな人は7時半に首相府前に集合!です。
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by yumikov | 2010-06-04 06:25 | 環境のこと

10万人の人間の鎖

事件発生で色々と振り回されてた今日この頃。
昼下がりにラムスブロイのヴァイツェンを飲んだらちょっとすっきりした。やっぱり投げやりになっちゃいけないなと思わせてくれる美味しいビールと友よ、アリガトウ。

さて、今日はいよいよ全国規模の大きな反原発デモが行われた。
明後日4月26日はチェルノブイリ原発事故の24年後。

ドイツ各地からかけつけた10万人以上の人々でブルンスビュッテルからクリュンメルまでを結び、127キロメートルの道のりを人間の鎖でつなぐことに成功!平和でお祭りのようなデモだった、とTagesschauも報じている。
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(写真出典:Reuters)

10万人の人が集まるというのはモノスゴイこと。それほど多くの国民が脱原発の先送りに問題意識を持っているということだ。今回の人間の鎖は、1983年にNATOの軍備増強に反対した市民がシュトゥットガルトとノイウルムの間で作られた以来の規模だという。

こないだ日本に帰った際に古本屋で見つけた本『ドイツの森番たち』。テーマは森と思いきや、予想に反して原発についての本だった。原発の本質的な問題がドイツと日本を比べてわかりやすく書かれているだけでなく、それぞれの立場の人が生の言葉で語っていて、橋口譲二さんの写真がその地に誘ってくれるので、なんだか旅行記や物語を読み進めているようにあっという間に読んでしまった。

この本の中で広瀬隆さんはドイツの世論調査から民意を分析している。この世論調査は1993年に雑誌シュピーゲル誌が行ったものだが、賛成でも積極的な推進派なのか、現状の電力維持ゆえの原発賛成なのか、反対でも15年以内に廃止なのか、即時全面廃止なのか、と分けていて、本当の原発推進派は当時で既に9%しかいなかったことを指摘している。
この世論調査から17年後の今回のデモは、原発を廃止することをやめるのに反対という意味での反対。そのためのデモにまで参加する人が10万人以上。やっぱりすごい数だと思う。

人間の鎖の難しいところは、まんべんなく各所で人が必要なところだと言う。そのため、ベルリンやハンブルクなど大きな都市からは特別列車が出て、ドイツ各地から240本のバスが走り、124ヶ所のポイントに人を集めた。これによって住民の少ないシュレスヴィヒ=ホルシュタイン州でも無事に鎖をつなげることができたというから、オーガナイズ側の手腕には感心する。各都市で行われた景気づけデモの失敗も生かされているのだろう。(ベルリンのデモでもメガフォンが1個しかなくて、自転車でお兄さんが駆け回っていたし・・・)

こんな楽しそうなデモ。
やっぱり子どもを置いてでも連れてでも出かければよかったかな。
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by yumikov | 2010-04-25 05:00 | 環境のこと

原発の稼働延長反対デモ

日本から戻るとドイツにはすっかり春が来ていた。今日は曇っていると思えばパラッと雨が降ったり、カラッと晴れれば雹が落ちて、不思議な天気だった。早く安定して暖かい時期になって欲しいものだ。

久しぶりに庭に行って、仲間と庭開き。今後の畑作りの簡単な計画もできた。いない間に仲間がだいぶ耕しておいてくれたので助かる。冬がくる前にご近所さんにもらったカレンデュラの種が落ちてたくさん芽を出していたので、雑草を取ってすっきりさせてきた。
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さて、4月24日に北ドイツで大きな反原発デモが控えている。原発稼働延長を阻止するのが目的。その景気づけにと、ドイツ各地の街では人間の鎖のアクションが行われる。それが今日ベルリンを皮切りにスタートした。

現場についた途端に、横断幕を持つフローリアンに出くわした。庭を一緒にやってる仲間だけれど、脱原発の対市民キャンペーンを仕事としているので、今日は来られなくてもしかたない。
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今回のデモでは、それぞれドイツの4大電力会社のVattenfallの本社からRWEの本部までの道のりを人々がタスキのような紐を持ってつないだ。この黄色と黒の紐は2ユーロ50セントの寄付で参加者が任意で購入。距離からして1万人が必要とされていたけれど、マイムマイムのような横歩きで無事に終点のフリードリヒシュトラーセ駅の反対側まで到着。太鼓あり、ベビーカーあり、自転車あり。この子たちの願いも届きますよう。
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by yumikov | 2010-04-11 04:38 | 環境のこと

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