ベルリンからローカルな環境政策や草の根NGO・市民活動、サステナブルな暮らしなどをレポート。


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バースデーのフォカッチャの味

息子が先日2歳の誕生日を迎えました。
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ケーキづくりがてんで駄目なもので、アンパンマンぱんを焼きました。ディンケル粉のバナナ入りフォカッチャあんこ抜き。特別にSamba(通称öko nutella)のチョコクリームデコ。躊躇せずかぶりついてもらえて本望でした ^ ^ )

なんと前日に熱性けいれんをおこした息子。本で読んで知識はあっても、夫も気づいた時には既に救急車を呼んでいて・・・。あぁ、怖かった。ぞっとした。そんなこともあいまってなんとも感慨深い2歳のバースデーとなりました。

待っててね、あと1ヶ月待っててねと心の中でつぶやきながら、息子と遊ぶ時間も惜しんで猛勉強してきた今日この頃。なにかあればパパーパパー、新しいボキャブラリーはドイツ語ばかり・・・。子どもに勝るものはなんにもないはずだ。でも今回を逃すと・・・というのが苦しいところ。これまで仕事や子どもそして暮らしかたを優先した結果のつけがまわってきて、これ以上はというところまで来てしまった。ドイツには学生のうちに子どもを産んで、という人が少なくないけれど、子育てしながらの仕事よりも子育てしながら学生のほうが大変じゃないか?と思ってしまう私。自分マネジメントが下手なんだろうけども。この山を越えたらじっくり向き合う必要があるな。
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さて、フォカッチャは私でも簡単に焼けるのでこのところリピートしています。ローズマリーと赤玉ねぎがポイント。
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by yumikov | 2011-02-25 07:09 | ベルリン生活のこと

私たちの水

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明日の日曜日には住民投票があります。

ベルリンの水道公社は1999年より一部が民営化されていますが、その契約に関する完全な情報開示のための法が必要かどうか、その判断が市民に委ねられるようです。Berliner Wassertischという市民団体が中心となって問題に取り組んできた結果が実を結んで契約公開が達成されたものの、どうやら完全に公開されていない疑惑があるようです。51.1パーセントを所有する水道公社に35パーセントだけしか利益がいかないのには、公開されていない密約があるに違いない、という見方です。

一部民営化の後、ベルリンの水道料金は2001年から2010年までの間にぐんぐん上がって約35パーセントも値上がりしました。その理由は水道公社の一部民営化。一部といっても49.9パーセントとほぼ半分です。値上げの一方で、買い取った会社では大幅な人員削減、いくつかの浄水場の閉鎖、など経費節減を進めて利益を上げています。飲料水という人間の最低限の生活基盤となるものを金儲けの対象にし、生活水準の低い市民を追い詰めるのは倫理的に問題がある。Berliner Wassertischの主張からは、このように水道公社の民営化自体に反対する市民運動の結果という見方もできます。

ベルリンでは2005年に住民投票が導入されて、今回で10回目だそうです。最低612,000票が必要ですが、結果はどうなるでしょう。先日紹介したジャンダルメンマルクト広場の木の伐採の問題とは違って、この住民投票ではドイツ国籍でない私は投票権がありません。住民投票にこぎつけるための署名に協力したけれど、あれも無効になったのかな?
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by yumikov | 2011-02-13 05:39 | 環境のこと

ジャンダルメンマルクト広場改造計画に思うデモクラシー

ベルリン屈指の観光地ともなっているジャンダルメンマルクト広場。その改造計画が持ち上がって早1年。行政担当者と周辺にオフィスや店舗を持つ企業、住民が議論を続けてきました。

当初の改造計画というのは、「ベルリンにエレガントで由緒ある商業的なサロンを」というコンセプトで、DDR時代からある敷石やコンクリートのプレートや段差を取り除き、100本以上あるカエデの木をほとんど切り倒して新しい木を植えなおすというものでした。改造計画全体に反対する人もありましたが、多くはこの「木をほとんど切り倒す」というアイディアに反対しました。計画側としてはこれらの木が視界を遮っているというのが理由でしたが、反対する市民は夏に署名活動を開始して、23,000筆を集めました。この署名の3分の1は住民以外のツーリストによるもので、法的基準を満たせなかったため無効となりましたが、政府は今一度みんなの意見を聞こうと住民アンケートの場を用意したのです。

そして先月1月25日にコンツェルトハウスで住民アンケートが行われました。結果、900人近く中596人がカエデを残すことを選択。州政府はその結果を受けて木は残し、敷石などは改修するという方針に変更しました。

すごいな、と思うのは、法的拘束力はないけれどもみんなの意見を聞こうと行政側がアンケートの場を用意し、拘束力がなくてもその結果をきちんと尊重するということ。さらにすごいと思うのが、この投票には誰もが参加できたということ。ジャンダルメンマルクトはツーリストが立ち寄る場であり、ベルリンの歴史の一片であるのだからベルリン市民だけの問題ではない、という理由で、住民だろうがツーリストだろうが、ドイツ人だろうが外国人だろうが、ジャンダルメンマルクトの改造に関心を持つものなら誰でも参加できたということ。すごいな〜。エジプトで今すごい動きがありますが、このジャンダルメンマルクトの件も民主主義についてあらためて考えさせられる明るいニュースでした。

ちなみに私も参加する気満々でしたが、週末に出かけてベルリンに戻った翌日ですっかり行くのを忘れていました。大事な予定はカレンダーに記入しないとダメな年齢になってきました。。。
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by yumikov | 2011-02-11 05:50 | 環境のこと

雨のプレンターヴァルト(の入り口)

焼きたてのクロワッサンが今日一日の始まり。夫は着実に腕を上げていて何層にも重なる生地がさっくさく。今日は私がフォカッチャを焼く予定だったのだけれど。。。
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雨の日に森を散策すると、清々しい空気がさらに浄化されて歩いているこちらにまで生命力がみなぎってくる感じがする。この週末は霧雨続き。あんまり散歩向きの天気でもないのだけれど、「環境意識を構成する行動意図がどう行動につながるのか」だとか、「ESDの学びがおきるための制度的な前提条件」だとか、試験勉強のことで頭の中がいっぱいのわたしには新鮮な空気が必要だった。

Es gibt kein schlechtes Wetter, nur schlechte Kleidung(悪い天気というものはない、服装が間違っているだけだ。)とはよく言ったもので、つくづくドイツ人らしいなぁとくすくす笑えてしまう。でもアウトドアの装備が揃ってくると、いかなる状況でも対応できるようになって、雨だろうが雪だろうが大丈夫。子どもだってレインスーツ+長靴で水たまり遊びが大好きだ。
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ドイツではちょっとの雨で傘をさしている人をあまり見ない。ほとんどの人がなぜかフード付きの上着を着ていて、ぱらっと降ってきてもフードをかぶってやり過ごしてしまう。わたしは外出先でかなりの確率で傘をなくしてしまうということもあって、あっという間にこの習慣に慣れた。

トレプトウパークから船着き場沿いに南下していくとそのままプレンターヴァルトの森へ入る。観覧車を遠目に見ながら進んでいくとビアガーデンがあり、このまま進むと森に入って廃墟と化した遊園地跡を脇目に適度な散歩ができる。あれ?こんなところに橋があったっけ?これまで気づかなかっただけだろうけれど、こんな道の先にある橋を渡るとシュプレー川に浮かぶ小島へ着いた。
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車も来ないしとても静かで、子どもが駆けずりまわるには絶好の場。ひとしきり遊んで、結局今日のところは森に入らず引き返しましたとさ。

ブログの更新が滞っていますがわたしは元気です。今はしっかり大学生しています。
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by yumikov | 2011-02-07 04:55 | ベルリン生活のこと

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