ベルリンからローカルな環境政策や草の根NGO・市民活動、サステナブルな暮らしなどをレポート。


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A100を止めろ!


高速道路モンスターがベルリンを喰い尽くす

今週のBerliner Woche(ベルリンのローカルフリーペーパー地域版)のルポルタージュはA100を取り上げています。A100とは現在ベルリンで延長が計画されている高速道路。今年2010年以降、NeuköllnからTreptower Parkまでの区間が増設される予定です。その後は、Ostkreuz駅をくぐってFriedrichshain地区を抜け、Storkowerstr.まで続きます。

この計画で、300区画ものクラインガルテンが消え、18世紀から残る集合住宅が壊されます。公園や駅のそばを車が粉塵巻き上げて排気ガスを出し、多くの住民の肺に入るでしょう。ただでさえ鉄道沿いで既に騒音に悩まされているだろう地域です。これからはひっきりなしに車の通る音を聞かなければならないのでしょうか?公園周辺の側道も渋滞が避けられません。
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フリードリヒスハイン地区でも、その先のリヒテンベルク地区でも住民の反対運動が起こっています。BUND(ドイツ環境自然保護連盟)ベルリン支部ももちろんこれに協力して活動しています。

以前反対運動に署名をした問題なのですが、ほんと嫌だな〜。日常の行動範囲の外側をぐるりと囲むように走る計画。自転車でクラインガルテンに行くときにはこれを突っ切らないといけない(幸いうちの区画に影響は無し)。夏にはよくトレプトウパークを抜けて運河を眺めながらリングバーンと平行して走ったけれど、そんなことも楽しめなくなります。

必要な道路ならわかります。が、なんで住民にメリットの無いおかしな計画ができてしまったんでしょう?

BUNDベルリンはお金の流れを暴いています。
このA100延長のコストの大半は連邦政府が払って「くれる」のだそうです。連邦交通路計画によって高速道路の建設のみに使途が限定されているお金があるのです。州政府としては、負担額が少ないならじゃあここを延長しちゃいますか、ということでしょう。とはいえ、建設計画コストなどで州に2000万ユーロはかかっているという話。

こういう紐付きの補助金が地方政府をダメにするんじゃないでしょうか?そのお金を、既存の道路の手入れや、トラムや自転車道の整備などに使えるようにしよう、とBUNDベルリンは訴えています。

あるお金は有意義に使いましょうよ!
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by yumikov | 2010-01-28 17:32 | 環境のこと

危なくも美しいつらら

先日、キンダーカフェから戻る道すがらSilkeに出くわした。
子どもたちを4人乗せたワゴンを押している。挨拶も早々に彼女が指さした先には大きなというか、長いというか、とにかくスケールの大きな氷柱!屋根の下の雨どいが外れているらしく、屋根のある5階から1階までずっと下りている。「この子が見つけたのよ!すごいでしょう?」女の子を指さす。
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その後私たちはその氷柱の危険性と美しさについてなんやかんやと話をして、道行く人に見てご覧と何度か声をかけたあと、話をしながらアパートメントまで戻った。彼女は話に夢中になるとつい立ち止まる。

Silkeは夏から我が子を預かってくれる予定になっている。同じアパートメントに住んでいて偶然知り合うことができた。こうした感性を持った人に我が子を預けられると思うと嬉しくなった。
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ちなみにこのつらら、その後撤去されたそう。
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by yumikov | 2010-01-22 23:38 | ベルリン生活のこと

壁にぶつかった?地元の市民予算制度

このところ市民予算制度の話題が続いていますが、さて、地元フリードリヒスハイン=クロイツベルク地区の市民予算はどうなっているでしょうか。

今年の集会の日時が決まり、ローカル紙に載りました。
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12月に集会が予定されていましたが間際になって延期されたのです。延期の経緯には、州政府との関連で予算がまだ確定していないということがあったようです。今度の集会では2010年へ向けた提案のうちの何が実現するかということが話される予定です。これについては、満足に議論できておらず、特にコストがかかる提案については実現ができないというのが現状のようです。

2009年には80万ユーロが市民予算のために費やされましたが、2010年はゼロ。。。それでも、市民の意見は聞こうということで、2011年への提案募集は行います。提案募集は、これまでどおり郵便、電話、FAX、投書、メールです。他の自治体で盛んになってきているオンラインでのやりとりなどの話はまだ出てきません。

ということで、フリードリヒスハイン=クロイツベルク地区の市民予算、なかなか苦戦しているようです。こうなると、予算についての提案はもとより、制度構築のための提案が必要だろうな。(ロゴもなんだかかっこ悪いし・・・!?)両地区に住む皆さんはせっかくの機会ですから、まず集会に参加して行政の人や他の市民と街づくりについて話してみてください!
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by yumikov | 2010-01-21 19:41 | ベルリン生活のこと

オンライン対話が売り!ケルンの市民予算

"Deine Stadt, Dein Geld(あなたの街、あなたのお金)"をモットーとした市民予算制度で、ケルンが一躍脚光を浴びています。年末にSüddeutsch Zeitungでも大きく報じていました。
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ケルンの市民予算は2007年にスタートしました。
ケルン市では2年ごとに予算編成を行うので、今回で2度めの市民予算です。

ここの市民予算の一番ユニークな特徴がオンライン対話。出された提案はオンラインで公表され、その提案に対し他の市民は賛否をコメントできるようになっています。提案を出す期間は4週間。出された提案のうち上位100の案が管轄の市の部局で検討、市議会が提案を実施するか廃案にするか決めます。

また、ケルンでは重点分野を設定し、その分野での提案を集めるかたちをとっています。前回の2008/2009年の予算編成時の分野は、道、広場、緑地、スポーツでした。今回の分野は学校/教育、環境保護。

支出を求める提案だけでなく、削減を求める提案も出すことができるのもミソです。

1万人以上の市民がオンライン登録し、教育と学校のテーマで396、環境保護のテーマで465の提案が出されたそうです。インターネットの活用で注目を浴びているケルン市の市民予算制度。手紙や電話での参加も可能にしているけれど、8割以上がオンライン参加だそう。

明後日からはベルリンで市民予算制度モデルに関する国際会議が開かれます。不況の影響もあってこのしくみに注目する自治体がいよいよ増えているようです。
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by yumikov | 2010-01-19 00:21 | ベルリン生活のこと

LAPHROAIG 10年もの

アメリカに転勤する友人が先週遊びにきた。ウィスキーコレクターの彼といってらっしゃいの盃を交わそうと、1本みつくろってもらうことに。何が好きなの?と聞かれたが、持っているのはスコッチだけだそう。味のタイプでお任せすることに。

私はウィスキーではもっぱらアイルランドやスコットランドのシングルモルトが好き。アイルランドを一人で旅した6年前には、島の最北にあるブッシュミルズの蒸留所を訪問したのだった。バックパック背負ったアジア人女性が朝一で蒸留所が開くのを待っている姿も目立ったらしい。試飲の際にはこの蒸留釜の前で写真を撮ってくれた。
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と、子どもを授かってからは、当たり前だけれどお酒をまともに飲むということもほぼない。たまにワイン1杯など飲むこともあるけれど、授乳をやめた暁にも以前のようにはもう飲まないだろうし、飲まないほうがいいだろう(笑)と思っている。でも、この晩にウィスキーを傾けながら遅くまで話をするのは楽しかった。語りの場に”いい”お酒があると、話もいい方向に進む。かな?

f0157115_20233280.jpgさて、彼が持参したのがラフロイグ10年もの。スコットランドのアイラ島の波打ち際にある蒸留所で作られた、泥炭のスモーキーな匂いを染み込ませた麦芽で作った癖のある極上のウィスキー。ボウモアは飲んだことがあったけれど、ラフロイグは初めて。確かに薬品臭とでもいえる鼻をつく匂いがした。

アイリッシュウィスキーやスコッチの魅力は、味だけでなく、飲むと現れる風景があることかなぁ、と思う。ということで、次の旅先として思いをはせるのはスコットランド!
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by yumikov | 2010-01-12 20:01 | ベルリン生活のこと

オーガニック?おせち

今年はほんとによく降る。街が白いまま。
そしてしつこい風邪。家族で代わりばんこ、もう3週間もだらだらとひいてると思ったら、先日は高熱&激しい頭痛に襲われた。新年も2日から街が動き出すドイツ。今年は週末が重なったので3が日まで正月気分でのーんびりできるわと思っていたけど、もう動きだしたい〜。

ところで今年もおせち作りをしました。
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筑前煮、柿なます、豚の角煮、金柑の甘露煮、サーモンの紅白なます巻、伊達巻。

今回は雑煮くらいかなぁと思ったけれど、年越しを急遽ベルリンですることになったので晦日に材料を調達。海外では食材の調達が難しいけれど、ベルリンにはスマデリという日本食材店があって便利。こんにゃくも有機栽培のれんこんも買えます。とはいえ、今回は無理せずこちらのオーガニックスーパーで手に入るものを中心に、できるものだけ。ごぼう、生しいたけ、栗に豆腐、柿、金柑だって買えますよ。

飾り切りは省略。はんぺん代わりにかまぼこではやっぱり伊達巻はフワフワにならなかった。。。栗きんとんでは昨年の失敗を生かしてさつまいもの茹で方を工夫。色がオレンジなのはしょうがないとしよう。ドイツの野菜はくせが違うので慣れるまでムズカシイ。来年はもっと作戦を立ててはりきろうかな。
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by yumikov | 2010-01-10 21:41 | ベルリン生活のこと

2010年の始まり

新年あけましておめでとうございます。
今年は寅年。わたしはこんな年賀状を出してみました。
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年賀状がこれからという方は、絶滅が危惧されるアムールトラの足跡で新年のご挨拶をしてみませんか?

積雪30センチはあるかな? @ベルリン
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by yumikov | 2010-01-01 20:21 | ベルリン生活のこと

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