ベルリンからローカルな環境政策や草の根NGO・市民活動、サステナブルな暮らしなどをレポート。


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脱原発を揺すぶらないで!

ドイツ総選挙の結果はCDU・CSU(キリスト教民主・社会同盟)とFDP(自由民主党)による黒黄政権。周囲のみんなは一様にがっかりしています。

なにかというと・・・

一番気になるのが、2000年に90年連合・ドイツ緑の党(BÜNDNIS90/DIE GRÜNEN)と社会民主党(SPD)の赤緑政権下で決定された原発の廃止が覆され、原発稼働が延長されるという懸念。

9月5日にベルリンに5万人もの市民を集めたデモはなんだったのでしょう?(カレンダーを見間違って参加できなかったけれど。。。)
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でも、納得いかないことは主張するのがドイツ市民です!
私のもとに先ほど届いた1通のメール。
連立政権の各党首宛ての手紙アクションへのお誘いです。
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脱原発を揺すぶらないで!

親愛なるメルケルさま、ゼーホーファーさま、ヴェスターヴェレさま

CDU、CSU、FDPは、原子力エネルギーへの彼らのポジションにもかかわらず総選挙で勝利をおさめました。最新のアンケートによれば、市民の過半数以上が原発の稼働延長を認めないとしています。

ここ30年以上もの間、原発をめぐっての論争が、国を揺さぶり大きく分裂させてきました。1999年にようやく連邦政府とエネルギーコンツェルンとの間で原発についてのコンセンサスがはかられ、社会的な衝突はやや緩和されました。しかし原子炉の稼働をひとつ延長するごとに、一度は墓に埋められた衝突が再び掘り起こされ、反原発運動はルネッサンスへと導かれることでしょう。

社会的平和を守るために、そしてエネルギーの転換を確固たるものとするために、わたしたちは以下のことを要請します。

1 7つの古い原発、特に安全性に欠ける原発と故障したKrümmel原子炉をただちに停止するように手配してください。
2 冗談にも適当とは言えないゴアレーベンの岩塩ドームへの最終処分場の建設を招いてきた数十年に渡る嘘をもうやめてください。透明性のある基準に則って新たな適当な設置場所を探し始めてください。
3 再生可能エネルギーの拡充を強化し、エネルギー効率を促進してください。脱原発政策を緩めれば緩めるほど、この将来性のある分野への投資の安全性が崩されるのです。

あなた方政府が脱原発を今になって結局実施しない場合、確実に起こるだろう半原発運動による大きな抗議に参加するつもりです。

以上、よろしくお願いします。

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私もドイツに住む友人たちにアクションをお知らせしました。
有権者でなくてもドイツで住民登録していればだいじょうぶ。ドイツ国籍じゃなくったって市民ですから、市民活動に参加する権利はあります。ぜひ参加してね!

5日の月曜に予定されている連立政権の初の交渉ラウンドに合わせても抗議行動が予定されています(@ベルリンCDU党センター)。
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by yumikov | 2009-09-30 22:47 | 環境のこと

ESD的視点で見るドイツ総選挙

本日のドイツ総選挙は、ただ今開票をむかえています。
投票者への出口調査による予測では、黒黄政権(CDU+FDP)が確実視されているところ。

今回の総選挙にあたって、ドイツユネスコ委員会は各政党にESDに関する公開質問状を提出。結果をウェブサイトで公表しています。

ドイツでのESD促進は今後どうなることでしょう。
和訳をESD-Jの地域ブログでご紹介していますのでご覧ください。

日本の総選挙時の公開質問状と見比べてもおもしろそうです。
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by yumikov | 2009-09-28 04:03 | ベルリン生活のこと

ノルウェーの大自然

なんだかんだと一段落したので、ちょっと遅めの夏の休暇をノルウェーで過ごしてきました。友人の住むベルゲンへ。

ベルゲンは1年の半分位が雨だそうな。ベルゲンの街を囲む7つの山のひとつ、一番標高の高いウルリケン山へはロープウェイも出てますが、雨の中ドイツ人はもちろん?麓から登ります。息子も抱っこ紐に入ってビニール袋かぶって初登山。さながらパーマあててるおばちゃんです。山歩きでは履き慣らしておいたGORE-TEXの防水トレッキングシューズ&オーバーパンツが大活躍しました。ちょっとした小川の流れも、岩山も、どろんこ道もなんのその。
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標高643mのウルリケン山。頂上付近は岩山に黄緑色の苔がむしています。ベルゲンに着いたらドイツ人の友人がパンを焼いておいてくれたのですが、山歩きにも、水以外にバナナやサンドイッチがいつのまにやら用意されている。さすが。

こちらはソグネフィヨルド。霧に包まれては幽幻な姿を見せ、日が射しては自然の荘厳な力強さを知らしめる。船は最大1200メートルの深い谷間の中を進みます。
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友人を訪ねての旅はとても居心地がよい。いいパン屋や効率よい街の動き方など、ひとり旅などと違ってすぐにわかる。
フロイエン山から見渡すベルゲンの街の夜景は、長崎や函館を思わせます。
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ベルゲンからオスロへのベルゲン鉄道はノルウェーで一番標高の高いルートだ。頂に雪を残したまま夏越えした山々や深い青の湖が次々と現れる。フロムからミュールダールまでの迫力ある滝が見えるフロム鉄道とはまた違った魅力がある。
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今回は日程が合わなかったけれど、次回はドイツから海路→陸路をとりたいな。

おいしい空気をいっぱい吸って、たくさん歩いて、久しぶりのアウトドアでした。
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by yumikov | 2009-09-24 17:57

9月18日からESDアクションデイズ

今週は、幼児期の環境教育やESD(持続可能な発展のための教育)の視察団のお手伝いをしたり、そこでNGO時代の仲間のプロジェクトを実体験したり、ESDの活動をされている大学の先生にお会いしたりと、なにかとESDざんまいに送っています。産休で学業自体はひとまずお休みですが、こうして現場の人の活躍を見聞きして刺激を得ることもとても大切。よ〜し、自分も行動にでるぞ!とむくむくとアイディアが湧いてきます。(育児第一ですが)

特に、保育園=KITA(Kindertagesstätte)は個人的にタイムリーなテーマで、都会の真ん中でも自然の中で遊べる園庭を作ってしまった保育園や、自然エネルギーをテーマにESDを導入している保育園を見学できたのはおもしろかったです。

f0157115_5201155.jpgESD続きですが、9月18日〜27日はドイツESDアクションデイズ。ハイデルベルク、キール、ボン、ハンブルク、フランクフルトなどなど、ドイツ各地で様々な催しが開催されます。

ベルリンでも、幼稚園生や小学生が歩いて登校するアクションや、自然体験空間でのお祭り、ベルリンの森グルーネヴァルトの製材所のオープンデー、12月にせまるコペンハーゲン気候会議をテーマとしたシンポジウムなどなど目白押しです。

このアクションデーは、昨年に引き続き二度めの開催。
詳しくはアクションデーのサイトで。
http://www.bne-aktionstage2009.de/
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by yumikov | 2009-09-17 05:23 | 環境のこと

アートな気候変動アクション

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(ロイター/Tobias Schwarz)

一昨日ジャンダルメン広場に登場したのがこちらの氷でできた1000人の人間。広場の中心にあるコンサートハウスへと登る階段に、ひとり、ひとりと座らせたかと思えば次々と溶けてゆく・・・。

WWF(世界自然保護基金)ドイツの気候変動をテーマとしたアクションです。WWFでは気候変動による北極の変化とその地球への影響についての研究を新しいレポートにまとめました。その発表に合わせて人々に警鐘を鳴らすべくこのアートアクションを実施。その場に居合わせた市民やツーリストが一体一体座らせていく様子が、WWFドイツのウェブサイトでご覧いただけます。

ブラジル人女性アーティストの作品で、すべて手作りだそう。
ヨーロッパではこうした芸術的なアクションがうまく民衆の目を惹きますね。月曜に予定されている大きな反原発デモではなにが登場することやら?
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by yumikov | 2009-09-04 18:12 | 環境のこと

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