ベルリンからローカルな環境政策や草の根NGO・市民活動、サステナブルな暮らしなどをレポート。


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未来は緑! 共訳書出版のお知らせ

共訳書が出版されたのでお知らせします。
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『未来は緑―ドイツ緑の党 新綱領』
(緑風出版刊、本体2500円、ISBN 978-4-8461-0719-2)


これは、ドイツのエコロジー政党緑の党の綱領。
この政党の政策・方針などの基礎を文書化したものです。

最初に原文を読んだのは確か4年ほど前。
「党の綱領なんて難しそう・・・」とちょっと尻込みしました。
ところがどっこい、そのわかりやすいこと。少しも難しいことやわかりにくい言い回しなどありません。平行してドイツの緑の党についても勉強させていただきました。

第1章の環境政策の部分を私が担当しています。
(これが翻訳参加した1冊目の本。思い返せば少しは成長したのかも・・・?)

下記オンライン書店では発売開始。週明けには店頭に並ぶそうです。
興味のある方は手にとってみてくださいね。

アマゾン
八重洲ブックセンター
旭屋書店ネットダイレクト

粘り強く翻訳チェック&校正作業にあたってくださった監訳者の今本さん。
ありがとうございました&ご苦労さまでした!
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by yumikov | 2007-11-29 18:44 | 環境のこと

不名誉な表彰

Worst EU Lobbying and Greenwash Awards 2007
というものが開催されている。ロビー活動部門とグリーンウォッシュ部門とがあり、
その年の該当するワースト企業や団体を、市民が選んで表彰するという不名誉なもの。

ノミネートしているのは以下のとおり。

ロビー活動部門
・BMW, Daimler and Porsche
・ブリュッセルのロビーエージェントCabinet Stewart
・Viscount Etienne Davignon
・European Public Affairs Consultancies Association (EPACA)
・Repsol

グリーンウォッシュ部門
・Airbus
・BAE Systems
・ExxonMobil
・German Atomic Forum
・Shell

ノミネート理由はウェブサイトをご覧ください。(ドイツ語、英語、フランス語)
私は、原発=気候保護というPRをしたところに票を入れました。

皆さんもどうぞご参加を!と呼びかけるつもりが、
投票は27日の夜までなので、日本の皆さんはご就寝ですよね!?
12月4日に表彰式があるようなので、ご報告します。

このアワードはFoE Europeを始めとする4つの団体がオーガナイズしている。
2005年からロビー部門だけで開始し、今年は新たにグリーンウォッシュ部門が加わった。
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by yumikov | 2007-11-28 07:19 | 環境のこと

日本政府、国際的な排出枠の購入をスタート

日本政府がハンガリーとの排出量取引きを決め、交渉に乗り出すそうだ。

2008年の京都議定書の約束期間突入を目前にし、日本政府の焦りがついに国民の目に見えるかたちとなった。

6パーセント削減の目標達成が絶望的な日本。それを税金を使って排出量に余裕のある外国から排出枠を買って相殺しようというもの。日本で削減できないので、排出枠をお金で買って日本で「削減したことにしよう」ということ。

日本が国際的な排出量取り引きに臨むのはこれが初めて。
国内での排出量取引きは一向に進んでおらず、環境NGOなどからは急務であると指摘されている。一方、旧共産圏国などの余剰排出枠は経済活動の一時停滞によるもので、「温室効果ガス削減の実態が伴わない」という懸念がある。

かかる費用は、CO2換算で最大1000万トン分で200億円とのこと。
その負担は税金として国民に。

さて、日本政府はできるだけの削減努力はしたのだろうか?

毎日新聞 2007年11月26日 東京夕刊
asahi.com
環境NGOの要請 「6%削減を担保する京都議定書目標達成計画の見直しを!」
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by yumikov | 2007-11-27 20:12 | 環境のこと

気候変動がテーマの熱い夜

BUNDベルリン(ドイツ環境自然保護連盟ベルリン支部)が、気候パーティーなるものを12月8日に開催する。
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おいしいカクテルに熱い音楽。流れるのは「気候ヒットスペシャル」と題して、サンシャインレゲエからトランスまで。

赤のラウンジでは、「温暖化」という言葉がまだ耳慣れなかった60年代のビート。泥臭いGMOフリーなロックをDJが約束。青のラウンジでは、クールな男女を環境にやさしく有害物質なしで熱くさせる。

グリーン電力への切り替えアクションとして、電力メーターの情報を持ってくれば、切り替えた場合の金額を見積もってくれるインフォスタンドも出る。

12月8日は国際的な気候変動アクションデー。(残念ながら日本ではこれまで開催されていない。)当日デモに参加した人々が大勢ここに流れてゆくことになりそう。
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by yumikov | 2007-11-27 17:39 | 環境のこと

化石燃料の値段が上がると、グリーン電力も値上げに?

グリーン電力会社Lichtblickが値上げを発表した。

我が家ではLichtblickからグリーン電力を購入しているが、先日、値上げするという通知が届いた。

Lichtblickがあげた値上げの理由は大きく3つ。
1.市場での電力料金が高くなっている(グリーン電力へも影響が出ている)
2.再生可能エネルギー法(EEG)によって国民の投資が義務付けられている(グリーン電力を買おうが買うまいが個人の負担は一律)
3.電力網の使用料金が予定より下がらない(4大電力会社が電力網の使用量を値上げする)

世界的な原料価格の値上げで、ドイツのほとんどの電力会社が2008年からの値上げを決めている。ここ5年以上、継続的に市場での電力価格が上昇しており、2008年には2007年の30パーセントもの値上げになるという。

グリーン電力のLichtblickの電力価格もこれらに左右される。
化石燃料の価格が上がると、水力やバイオマス発電による電力に対して多く支払わなければならないからだ。

化石燃料の価格が上がる
→水力やバイオマス発電の電力価格も上がる
→それらを購入するLichtblickの電力価格も上がる

という構図。

ラジオでも新聞でも、気候変動の話題以上に、エネルギー関連の話題が耐えない。
ドイツの4大電力会社とグリーン電力については、また次の機会に紹介しようと思う。

ドイツのグリーン電力については、最新の情報ではないがWWFジャパンのサイトに詳しい情報がある。
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by yumikov | 2007-11-24 19:24 | 環境のこと

信号のデザインがこうだったら・・・

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赤がハートで、黄色が星、青がしずく。

これは、ベルリンに実在する自転車用の信号。
こんな可愛い信号だったら、みんな無視せず守りたくなる!?

これまでフリードリヒスハイン(Friedrichshain)、ミッテ(Mitte)、プレンツラウアーベルク(Plenzlauerberg)地区で見かけたけれど、これも旧東だけなんだろうか・・・??
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by yumikov | 2007-11-22 05:42 | ベルリン生活のこと

未来のエネルギー青年連盟

先週末の話になるが、未来のエネルギー青年連盟の合宿に参加してきた。

f0157115_112311.gif未来のエネルギー青年連盟とは、下記のNGOの連盟で、自然エネルギー普及のためのキャンペーンなどの活動をしている。2004年ボンで開催された自然エネルギーサミットに合わせて組織されたYES2004(ユースエネルギーサミット)のメンバーを母体に結成されたもの。ということで、メンバーは26歳くらいまで。Freiwilliges Öekologisches Jahr(自由意志による環境年)という環境ボランティアプログラムからのメンバーも多い。

・ドイツ環境自然保護連盟青年部(FoEドイツ青年部、BUNDjugend
・ドイツ農村カトリック青年運動(KLJB)
世代間の公正さと持続可能性青年部
・ドイツ自然保護連盟青年部 (NAJU)
ドイツ自然の友青年部

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2ヶ月に1度定期会合を開いているということで、メンバーの一人に声をかけてもらったので参加してみた。

目玉は、12月8日に開催される国際的な気候変動アクションデーについて(左にリンクあり)。その他、グリーン電力供給会社への広報媒体提供の可否、企業の資金提供を受けることの是非、12月のバリの気候変動会合への視察団派遣の有無など。

今回のプログラムには、外部のトレーナーによる研修も含まれていた。
プロジェクトの企画や目標設定、戦略作り、コミュニケーションなどの手法を客観的な視点を交えて行う。丸一日かけて、自分たちの組織を振り返って分析し、新たに構築していったおかげですっかりくたくたになった。

今回こうした研修を組み入れた背景には、この連盟の組織強化があったようだ。
結成当初の主力メンバーが少しずつ抜けるなどして、今は推進力を失いつつあるのだそう。こちらからしてみれば、20歳やそこらで団体運営での危機感を敏感に察知し、トレーニングを外部に委託するところからして関心してしまう。母体となる各親NGOでの経験から、こういう発想がきているようだ。

ところで某グリーン電力供給会社が使いたがっている媒体とは、下記リンク先にある映像。グリーン電力への切り替えを促すもの。(我が家もそこから電気を購入している。)
石炭火力、原子力、グリーン電力、それぞれで充電した電気ハブラシで歯を磨いたら・・・というもの。おかしいのでご覧あれ!

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歯みがきの動画はこちら
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by yumikov | 2007-11-21 01:19 | 環境のこと

エコなビール

Bio Hotelsが年に一度行うコンテスト「ベスト・オブ・ビオ」。今年のテーマはビール。
ということで、先月"エコな"ビールが選ばれた。

12人の審査員が水や大麦、ホップ、モルツ、アロマなどを吟味。
69種のビールがエントリーした結果、ピルスナー、小麦ビール、黒ビール、ビールミックスドリンクなど、14の醸造所の26種のビールが受賞となった。
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注目はバイエルンのラムズブロイ(Lammsbräu)。なんと6種のビールで入賞というから、全体の4分の1ほどをこのブルワリーが占めていることになる。

f0157115_082776.jpgラムズブロイは、よくオーガニックの食材店で見かける。
自転車をモチーフにしたラベルのビールミックスドリンクがかわいく、以前から気になってはいたけれど飲んだことはまだない。

また同じくバイエルン(ヴァイセンシュタット(Weißenstadt)の個人ブルワリーのミヒャエルさんがエントリーした5種類すべてのビールが入賞ということで、話題となっている。一体どんなビールなんだろう?ゴクリ。

ところで、この注目の2つのブルワリーは両者ともバイエルン州にある。オクトーバーフェストなどというビールの祭典を開催するだけのことはあるのだろう。私はといえば、まだミュンヘンにさえ行ったこともない。やっぱりバイエルンなのかなぁ。

と、渡独前にジャーナリストの木村麻紀さんに餞別として著書を頂いたことを思い出した。オルタナという、今一番元気な雑誌の副編集長を努める木村さんはとても素敵な女性で、なによりもドイツビール好きということから初対面のときからそんな気がしなかった。

「ドイツビールおいしさの原点ーバイエルンに学ぶ地産地消ー」木村麻紀(著)
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皆さんも、ぜひ読んでみてください!

ところで、食材は基本的にオーガニックに決めているものの、ビールとなるとまた別で、小麦ビールを愛飲している。ワインはたまにオーガニックなものを選ぶが、やはり選択肢に乏しいのがネック。色んな品種も味わいたいし、季節や食べものによっても変えたい。

そもそもビールの楽しみ方とオーガニックというのが私の中ではまだうまくマッチしなくて、う~ん。どうなんでしょう。今のところ、エコなビールにこだわるところまできていない。
まぁ、まずは試してみようかな。
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by yumikov | 2007-11-13 23:21 | 環境のこと

教育の基礎を学ぶ

ドイツ語には教育を指す言葉が2つある。
ErziehungBildung。英語ではどちらもeducationと訳される。

環境教育に関わるうちに、「この2つどう違うのだろう?」という疑問は持っていた。けれど、Erziehungは学校教育的だなぁ、程度にしかわからなかった。

大学で、まず渡されたのがこの本。『教育学の基礎知識』ヘルベルト・グードヨンス著
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人類学的な考察やら、教育の手法やら、なにやら難しそうなことがたくさん書いてあるけれど、これまで自分が現場で苦手意識やコンプレックスを感じていたのは環境教育での教育的なアプローチなのだし、先輩もお勧めしていたので少しずつ読み解いていこう。

Erziehung
考え方や能力、技能の向上を目的に、教育を与える側から受ける側に対して、意識的に影響を及ぼすこと。

Bildung
人間が自分の意思や責任において世の中で行動するために必要な能力を自分自身で確かめるプロセス。

ちなみに自分が所属する課程の名は環境と教育 Umwelt & Bildung
今更ながら納得してしまった。自分がやりたいのはこういうことだったんだ。

Erziehungにおいては、教育を与える側と受ける側の間には、能力の差の役割(Kompetenzgefälle Rollen)があり、相互に作用する(Interation)という。
Bildungのほうは、むしろ個人が社会の中で生きるなかで、自分自身や必要なものを再発見するのを手助けするイメージになるんじゃないかな?

教育者でもなんでもない自分だけれど、畏れず環境教育に向かっていこう。
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by yumikov | 2007-11-12 01:08 | 大学院のこと

気軽にワンクリック!で社会貢献

ここ数年クリック募金が急増している。

インターネット上で決まったボタンやページをクリックするだけで、非営利の活動をしている団体等にお金が寄付されるというもの。

私のブログでもひとつ紹介している。(左にリンクあり)
これはイーココロのクリック募金。私が活動してきた国際環境NGO FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)の、中国砂漠緑化活動にあてられる募金も今展開している。

クリック募金の面白いところは、インターネットを使った普及。
興味を持ったひとが自分で募金するだけじゃなく、自分のブログなどで紹介するためのブログバーツを提供している場合もある。私も朝のPC立ち上げに、気になるものをクリックする習慣をつけるようにしている。
(残念ながらこのexblogでは融通が利かないようで、ブログパーツやロゴからのリンクが貼れません。残念。)

どうやって募金されるのかというと、クリックした人に代わってスポンサーとなっている企業が団体にお金を支払う。クリック数が多ければ多いほど、募金総額が増えるのが普通。(月の上限を設けている企業もある。
「寄付」や「募金」の文化が定着していない日本で、規模は小さくても日本人にフィットしたうまいしくみだと思う。海外のワンクリック募金の影響力がどれくらいなのかも、ちょっと興味がある。

ユニークなのが、下記の緑のgooグリーンラベル
この検索窓で検索することで寄付ができる。


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ここ5年ほどNGOに関わってきて、その間、企業の人と協業を模索することもあったけれど、企業からのアプローチが急激に増え、しかも随分と多彩になってきたなぁと思う。

それに対して、NGOはまだまだ慎重だと思う。受身でいてオファーが来るのは今のうち。NGOも時代の波に乗らないと、どんどんはじかれて、取り残されていくことにもなりかねない。

まだ互いを探っている段階に思えるけれど、今後うまい「タイアップ」がどんどん増えていったらいいと思う。

11月21日までの緑のgooの募金先も、FoE Japan。
私もgoogle愛用者だが、ちょっと使うようにしてみよう。

緑のgoo検索ツールバーのダウンロードはこちらから
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by yumikov | 2007-11-07 20:18 | 環境のこと

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