ベルリンからローカルな環境政策や草の根NGO・市民活動、サステナブルな暮らしなどをレポート。


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チャーリー・パーカーで幕開け

ここから2年間、「持続可能な発展のための教育」をキーワードに集まった仲間と「環境と教育」について考えていく。

計35人の仲間は、フリーで森林ガイドをしている26歳の女の子、グリーンピースのアクティブなサポーターである教員、野鳥の会(NABU)のメンバー、自然保護区のレンジャー、年金生活突入まであと4年の博物館で働くおじさま、などなど。内、外国人はスペイン人の女の子と私。
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f0157115_1948726.jpg初の講義は環境教育の概念でスタート。
ドイツ語では環境教育にあたる言葉は2つある。
UmwelterziehungUmweltbildung

さて、これらはどうちがうのかな?Paedagogikなんてのもあるけれど、これは学校教育に限定?

言語学的な議論が好きな私としては興味津々。
でも、サマータイムの終わりのこの日。携帯の自動時計設定機能にまんまとだまされ(?)、しょっぱなのこの大事な講義を半分近く聞き逃すはめに。(=寝坊)

巻き返し、楽じゃないなぁ・・・。

金曜の入学式。テナーサックスとギターが現れ、演奏したのは、
Charlie Parker "Yardbird Suite"


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by yumikov | 2007-10-31 19:08 | 大学院のこと

アル・ゴア氏、ベルリン入りで批判も

ドイツのニュースメディアTagesschauのウェブより。

先日ノーベル平和賞を受賞したアメリカ元副大統領のアル・ゴア氏が、昨日23日ベルリン入りしました。大手エネルギー会社EnBWの気候会議で講演するためです。このことに対してドイツ緑の党から批判が出ています。

ポイントは3つ。

1.EnBWなどという大手エネルギー会社が、ゴアを招待してグリーンウォッシュしようなんていうのはけしからん。
(EnBWは、今後の再生可能エネルギーの発電計画が500メガワットだけなのに対して、化石燃料発電は約3,000メガワット。他のドイツの大手電力会社と比べても、EnBWは原発の割合が一番高い。)

2.18万ドルもの講演料を受け取ってるらしい。
(米のエージェントHarry Walkerを通じての契約。このエージェントは著名人や元政治家を金儲けの種にしている。)

3.講演がオープンでない。
(対象が限定されてる上に、厳しいメディア規制。引用禁止、音声・ビデオの制限。彼のノーベル平和賞受賞理由に反するのでは?)

ゴアさんはEnBWのウェブサイトでも「パイオニアの仕事ぶり」であると、賞賛しています。原発へは態度表明せず、「経済の助けが必要。今私たちが協力することで、今世紀(最大)の挑戦である気候変動をコントロールできる」と歯切れが悪い。

「ゴア氏がノーベル平和賞受賞は、気候変動についての普及活動によるものなのに、今回の講演のメディア規制はその彼の尽力に反するもの」とTagesschauも批判的です。

Tagesschauの記事「Kritik am Al-Gore-Auftritt bei EnBW」

日本での報道記事はこちら。AFP BB News

以上、記事のまとめ。(Kさん、記事を案内してくれてありがとう!)


え?18万ドルって、2千万円!?
講演すること自体は問題ないと思うけれど、今や影響力の高い人なんですから発言には注意したほうがいいですね。クローズドな講演というのも主催側の意図もあったでしょうが、メディアは辛辣にならざるを得ないのでしょう。

なお、ゴア氏、メルケル首相に夕飯にも招かれたそうですよ。
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by yumikov | 2007-10-24 19:02 | 環境のこと

環境と公正さ エコロジーと社会性

こういうタイトルで、ヴッパータール気候・エネルギー・環境研究所のWolfgang Sachs氏の講演があるということで足を運んでみた。
テーマの広さもあるが、難しかった。

話は5つの公正さの視点で進んだ。
国家間の公正さ。自由と幸福の公正さ。不公正な規則。取引の公正さ。最後のキーワードは聞き逃してしまったが、例に引かれたのがWTOでの密室協議Greenroom。先進国を中心に行われ、そこで事前に案が出されるため参加できない途上国の声が反映されにくいのだという。

資源と土地利用、人口問題、メコン河流域の開発による影響、「人権教育のための世界プログラム」、CSR、冷凍鶏の輸入、Bodyshop、WTOなど多くの例が引かれテンポよく話が進んだ。

「果たしてどの国も同じように得ればそれでよいのだろうか?」
「公正さが必要なのは、公正さが人を幸福にするから」

Wolfgang Sachs氏はグリーンピース・ドイツの事務局長をしていたこともあるというが、ただものならぬ大物の風情を沸々と醸していた。

このイベントはハインリッヒベル財団とヴッパータール研究所との共催。無料かつ終了後にワインとプレッツェルが振舞われるなど、やっぱりNGOのイベントとは違うなぁ。
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by yumikov | 2007-10-23 19:00 | 環境のこと

ベルリンの桜

ベルリンで夜桜を見た。
ウンター・デン・リンデン。


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by yumikov | 2007-10-21 06:30 | ベルリン生活のこと

ビバ!多様性?

ケルンのバンドDie Höhnerが「生物多様性キャンペーン」のテーマソングを昨日発表したそうな。

「I'm a part of it」というタイトルで、彼らのヒットソング「ビバ・コローニア」的なキャッチーなメロディなんだそう。
”地球は人間だけのものじゃない。みんなこの地球の一部なんだ。”
ちょっと、手ーのひらをー太陽にー♪みたいですね。

この曲は、バンドメンバーが個人的に支援している環境団体「自然同盟」のために書かれたそう。連邦環境省事務次官のクルークさんも歓迎のコメントを出しました。

気になるのはその音。
ウェブで試聴できるかな~と思ってアクセスしてみたけれど、アップされてなかった。
Die Höhnerのウェブサイト
しかし、なかなか渋いバンドのよう。(日本で言う「海援隊」みたいな感じかなぁ。。。?)

5月にドイツ・ボンで開かれる生物多様性条約締約国会議に向けて、市民の意識を喚起するためのテーマ・ソング。おそるおそる聴いてみたい気も。
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by yumikov | 2007-10-19 17:40 | 環境のこと

ビオナーデ日本上陸!

f0157115_18483644.jpgドイツで一躍旋風を巻き起こしたオーガニック清涼飲料水Bionadeが、2008年日本に上陸という記事を読みました。

先日10月10~12日東京ビックサイトで行われたBioFach Japan オーガニックEXPOで初お目見えしたそう。どなたかもう飲みましたか?

味はハーブ、にわとこの実、オレンジジンジャー、ライチの4種類。
写真はHolunderという、にわとこの実。(酸味があって私は一番好き。)

もともとブルワリーが開発した本格オーガニック清涼飲料水。ドイツではまがい物も頻出するほどの人気になったけれど、日本の市場ではどう受け入れられるのかしら??ちなみに日本以外にアメリカや数カ国でも発売開始だとか。

BioFachは2月にニュルンベルクでも開催されます。ちょっと遠いけれど足をのばそうかな。
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by yumikov | 2007-10-15 18:40 | ベルリン生活のこと

ベルリンの水について考える

「わたしたちの地域が干からびてしまう?」
自然保護センター主催のイベントに参加しました。ベルリン郊外の森で、水について考える一日。

午前中は、森の中にある湖の周りを散歩しながら、変わり行く湿地と森のお話をききました。
午後は、ATTACの司会で、ベルリン水道公社や州のお役人、大学教授、NGOからの発表とディスカッション。テーマは「水の枯渇」と「水道民営化」。

印象に強く残ったのは、なんでもベルリンの水はドイツ中で一番高いのだそう。他地域よりも家賃や食料品など物価が安いベルリンで、これは意外です。たくさんの湖に囲まれたベルリンは水に恵まれ、都市にしてはかなり水質がいいのだと市民は口を揃えていいます。(そもそも硬水なので日本人の私の口には合いませんが。)ブランデンブルク州には33,000kmの河川があり、3,000もの湖があるからです。

それで、どうして水が高いのかというと、1999年に水道が49%民営化されたことにあります。そして、ベルリン州と私企業の間で契約が秘密裏に行われており、データが明らかになっておらず市民の目に触れることがないのも問題だそう。ということで市民による署名活動が現在行われています。

「水はけして個人のものになってはならない。水は市場で取引するべきではない」
署名を推進するBerliner Wassertischの女性の主張が耳に残りました。

自然保護センターエコ工房 Oekowerk Berlin e.V.

ATTAC

ベルリン水道公社 (Berliner Wasserbetrieb (BWB))

BUND ドイツ環境自然保護連盟(FoEドイツ)

ベルリナー・ヴァッサーティッシュ Berliner Wassertisch
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by yumikov | 2007-10-06 01:32 | 環境のこと

首都ベルリンで地産地消

10月1日、ベルリン・ブランデンブルク発オーガニックブランド「Von Hier」が誕生しました。
Von Hierとはここからの意。f0157115_1182127.jpg

このブランドを扱うのは、スーパーのKaiser'sとMEMA。この2つのスーパーはベルリン・ブランデンブルク州両政府と産業界の有権者によって助成される市場プログラムの対象になっていて、ブランデンブルク州の団体pro agroがパートナーになっています。

この計画は、ベルリンとブランデンブルクのアジェンダ21の一環だそうです。

なんでも、2006年5月のベルリンのローカルアジェンダ21に関する会議で、都市開発と環境保護委員会が、ベルリンで消費される全食料品の3分の1を地域で自給するという目標を定めたのだそう。

これを東京にあてはめてみるとどうなのでしょう?と思いネット検索してみると、なんと東京の自給率は1%(2005年農水省調べ)!神奈川3パーセント、埼玉で11パーセント。こんなに低いとは。。。

社会実情データ図録のホームページにわかりやすいグラフがありました↓
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/7235.html

日本は自給率40パーセント、ドイツは90パーセント超。となると、ベルリンの現状はどうなのかわかりませんが、30パーセントは超えてしかるべき目標なのでしょう。

9月末にはプレイベントが開催され、生産者による商品の紹介、試食、政治家や専門家を招いてのシンポジウムが行われました。イベントは逃したものの、初日にたまたまKaiser'sに足を運んで、お菓子コーナーがこのブランドに取って代わられたのを見つけました。

商品例としては、たとえば、有機かぼちゃの種オイル、ザウアークラウト、有機レバーブルスト、有機小麦、グミ、パスタ、ジュースなど。値は張りますが、地産地消促進のためを思い、購入するようにしています。
私がはまっているのは梅酒!梅酒といってもプラムで作ったワインです。甘くはなく、ワインとブランデーのあいのこのような芳しさ!ベルリンにいらした暁にはぜひどうぞ。

Berlin 21 e.V.

pro agro e.V.
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by yumikov | 2007-10-01 19:43 | ベルリン生活のこと

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