ベルリンからローカルな環境政策や草の根NGO・市民活動、サステナブルな暮らしなどをレポート。


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カテゴリ:環境のこと( 158 )

ポツダムの地ビールBraumanufaktur〜本編

さて、ようやくたどり着いたブラウワリーの話。
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Braumanufakturでは2007年5月からビオのビールの製造を開始、有機認証機関Naturlandの認証を取得している。ベルリン&ブランデンブルク州でオーガニックビールを製造しているのはここだけだそう。ここのビールは酵母が生きていて熱処理していないため瓶で購入しても賞味期限が冷蔵保存で14日と短い。ろ過もしていないためビタミンや微量元素を多く含むそう。定番のピルスナータイプのHellや黒ビールDunkel、小麦ビールWeizen以外に、季節もののBockビールなどをつくっている。
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同社は当初すべて地元の原料でつくりたかったのだが、ブランデンブルクでオーガニックのホップを栽培している農家がないためバイエルンから取り寄せているとのこと。地元の原材料でまかなえるようになればなおよいですね。
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ドイツ対イングランド戦の最中だったのでこんな天気なのに人々はみんな中へこもってる。お店の人も試合が気になるもようで入り口からしきりに覗いていた。ビアガーデンはおかげでがーらがら。外にいるのは子連れか犬を連れた人のみ。ようやく自由になった息子はビアガーデンを駆けずり回り、水遊びで上機嫌。目の前のテンプリナーゼー湖畔はビーチになっているので今度はそこで遊ばせてあげよう。
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今回はキッズバイクトレーラーを使っての初の自転車旅行だった。子どもと一緒だとやれお腹がすいた、のどかわいた、退屈だ、眠らせろと時間がどうしてもかかる上、おむつに着替えにおやつに飲み物と荷物もぐっと増えるけれど、それもまた楽し。帰りはレギオナルバーンに自転車を積んで一気に東駅まで。電車に自転車持ち込みokなのも嬉しいところ。(とはいえサッカー帰りの人で混んでたのでトレーラーはちょっと邪魔そうだった。)キャンプに向けていい予行練習になった。

自転車はちょっと・・・というかたにはポツダム駅からバスも出ています。テンプリンの森のブラウワリー、ベルリンからの夏の日帰り旅行におすすめ。

Braumanufaktur Forsthaus Templin,
14473 Potsdam, Templiner Straße 102
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by yumikov | 2010-07-01 04:56 | 環境のこと

ポツダムの地ビールBraumanufaktur〜道中編

コルヴィッツ通りにあるFeinkostのお店。1年以上も前になるだろうか、ある日友人と通りかかるとビールの試飲が行われていた。それもオーガニック。飲んでみるとこれがおいしい!ということで、近くまで行くときにたまに買い求めていた。

ドイツvsイングランド戦の日曜日。喧騒を避けようと?ポツダム郊外にあるこのブラウワリーへビールに出かけてきた。この季節なので自転車旅行を兼ねて。

ダンツィガー通りを回ってフンボルトハインの傍を通り、プレッツェンゼーで湖水浴をする人を脇目に走る。
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なぜか湖畔に堂々とおむつ替え台が置かれていた。嬉し恥ずかし公開おむつ替えサービス!?
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テーゲル空港の有刺鉄線沿いに飛行機の真下を走ると飛行機マニアグループがカメラを持って待ち構えていた。私も着陸の迫力ある光景を撮ればよかったな。
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川ではカヤックに乗ってポロに興じる人々が。なんと優雅な。まもなくシュパンダウの要塞が見えてきた。シュパンダウでお昼とは計算外。3時間かかってしまった。ここにも地ビールのブラウワリーがあるのだがそちらはまたの機会に。ヴァンゼーまで森の中を抜け、自然保護区指定されている孔雀島を眺めながら湖をぐるり。
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グリーニッカー橋を渡りポツダムに入ったときにはもう夕方。走行距離は推定50キロ。子連れだとやっぱり時間がかかるなぁ。寄り道したいところはあちこちあったけれど次の機会に。
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by yumikov | 2010-06-30 17:20 | 環境のこと

グローバルネット記事「環境ゾーンの命運やいかに、ドイツの排ガス規制」

地球・人間環境フォーラム発行の月刊誌『グローバルネット』で5月から始まった連載の記事をブログにもアップさせていただけることとなりました。転載をご快諾いただきました地球・人間環境フォーラムさま、ありがとうございます。ブログでは補足情報やリンクなどもご紹介しようと思います。

第1弾はブログでも何度かご紹介した環境ゾーンについてです。
少々長いですがご一読いただけると幸いです。

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以下、地球・人間環境フォーラム発行の月刊誌『グローバルネット』5月号より加筆修正のうえ転載)

「環境ゾーンの命運やいかに、ドイツの排ガス規制」

 ベルリンのフリードリヒスハイン地区はDDR時代の東ベルリンに位置し、大通りには西ベルリンに権威を示すべく、厳つく仰々しく建てられたロシア風建築が立ち並ぶ。片側3車線の通りも少なくない。その多くは並木道であるが、オープンカフェにいても道路交通の騒々しさや、排ガスの匂いに辟易することがある。


環境にやさしい?ディーゼル乗用車

 ドイツでは100人のうち61人が車を日常の移動手段として利用し(ドイツ連邦統計局)、車の交通量は1960年の4倍以上に増えたという(グリーンピースドイツ)。注目すべきは、1980年には新車登録乗用車のうちわずか2%だったディーゼル車が、2007年には47%にも到達したということだ(ドイツ連邦自動車局(KBA))。以降、軽油価格の高騰の影響もあり、2009年には30%に落ち着いているが、日本と比べてドイツではディーゼル車の割合は多い。これは西欧全般に言えることで、ベルギー、フランス、ルクセンブルク、ノルウェーでは2008年のディーゼル車の新車登録台数のシェアは70%を超えている(ドイツ自動車工業会(VDA))。

 「うるさい、臭い、トラック」というイメージがつきまとうディーゼル車だが、燃費がよいためヨーロッパでは乗用車としてのシェアを拡大してきた。90年代後半にクリーンディーゼルが開発されてからは性能も向上し、加速度的に増えた。CO2の排出が少ない=環境にやさしいといった理由でディーゼル車を選ぶ人もいるという。


EUの基準に合わせ環境ゾーン導入

 確かにガソリン車と比べてCO2の排出が少ないディーゼル車だが、粒子状物質や窒素酸化物(NOx)の排出量は逆に多く、大気汚染が心配されている。

 その対策として、2008年1月1日にベルリン、ハノーファー、ケルンで環境ゾーンが導入された。乗用車であれトラックやバス、タクシーであれ、一定の排ガス基準を満たさない車は、中心部の環境ゾーン内へ乗り入れることができない。ディーゼル車の多くがこの規制に合わせて対応を求められることとなった。

 EUでは統一の排ガスの基準を設けており、90年代にEuro1から段階的に規制を強化してきた。環境ゾーンでは、浮遊粒子状物質PM10の排出のレベルをEU基準に基づいて3段階に分類し、それぞれ赤(Euro2)、黄(Euro3)、緑のステッカー(Euro4、Euro5)で識別する。環境ゾーン内は有効なステッカーのみが通行でき、違反した場合には40ユーロの罰金が徴収され、1点減点を受ける。これまでにドイツ41都市で環境ゾーンが導入されている(2010年4月現在)。


粒子状物質による健康被害

 環境ゾーンの規制の中心となるのは、PM10と呼ばれる粒子状物質である。粒子状物質はその粒径から分類されるが、PM10とは、大気中に浮遊する粒子状物質のうち、基本的に粒径が10ミクロメートル以下のものをさす。PM10の一日の濃度が50μg/m3(マイクログラム/m3)を越える日が年間35日以下であること、年間平均値が40μg/m3を超えないこと、というのがEUの規定である。

 この粒子状物質は、ぜんそくや肺炎、ひいては肺がんなどの病気を引き起こすことが明かになって以来、注目を浴びている。非常に小さな物質で、肺の奥の肺胞に侵入すれば、心臓や循環器・呼吸器系の病気の原因ともなる。

 ディーゼル車から排出されるすすの粒子は特に微小で、短長期的な健康被害に影響しており、連邦政府の環境問題諮問委員会も、大気汚染の最重要問題として2002年に所見を述べている。WHOは、ディーゼル車からの排出を含む浮遊粒子状物質によるドイツ国内での死亡件数が、年間7万5千件であると予測している。排気ガスは地上から約150センチメートルまでに集中するため、特に子供は被害を受けやすい。それを意識せずとも、実際に体感する空気の状態は、ここで子育てをすることに不安がつきまとうほどだ。


フィルターの追加装備に補助金

 では、ディーゼル車は環境ゾーンを走れないかというとそうではない。DPFというフィルターを追加装備すればよいのだ。

 ドイツ連邦政府は、ディーゼル乗用車のフィルター追加装備に対して補助金を出している。金額は330ユーロで、3分の1から半額の費用を国が負担してくれることに相当する。2009年の始めからの半年の間で、毎月6000台にフィルターが追加装備されたという。補助金は2009年末までであったが、ドイツ政府はこの補助金を2010年も継続し、対象を商用車へと広げることを発表した。(ドイツ連邦環境省(BMU))


ベルリンの実状

 では、ベルリンの状況はどうだろう。ベルリンでは2010年からは第2段階へ移行し、ゾーン内は緑のステッカーのみが走行している。この段階を導入しているのはベルリンとハノーファーのみである。

 ベルリンの環境ゾーンは、市内をぐるりと囲む環状線の線路の内側に設定されている。その範囲は約88 km²である(東京の山手線は65 km²)。ベルリンの人口は340万人だが、そのうち100万人がこの範囲内で暮らしている。

 ベルリンの主要道路では、浮遊粒子状物質(PM10)と二酸化窒素(NO2)のいずれもが、過去数年間、EUの上限値を上回っていた。そのため、他の都市に先駆けて環境ゾーンを導入することとなった。

 導入当初は、規制対象になるのは範囲内の住民が所有する120万台の7%、計8万4千台ということで期待は薄かった。ベルリンでは他の州に先駆けて1996年に市内バスにフィルターを装備してもいる。導入して1年後の州政府の発表によると、環境ゾーンの第一段階の成果は、2007年比でディーゼルのすすの排出が28%、NOxの排出が18%の減少だという。PM10については、EU規定を超えた日が環境ゾーンを導入しなかった場合と比べて4日間少ない計算となる。


対応の遅れと問われる有効性

 この結果にも関わらず、環境ゾーンに対する批判は続いている。
 規制が厳しくなる年の瀬にはちょっとした騒動があった。赤ステッカーはもうゾーン内を走行できないが、黄色のステッカーの車はフィルターを追加装備すれば緑に代えられる。だが、製造が追いつかず、数千台の車がフィルター待ちの状態となった。メルセデス・ベンツスプリンターやアウディ、BMWなどのいくつかの車種では、数ヶ月も在庫切れが続いた。環境ゾーンを段階的に導入する理由のひとつに技術的な対応の問題があったが、それでもメーカーは対処できていない。結局、ベルリン政府は11月の半ばに特例措置を発表し、フィルターを既に注文したことを証明すれば、装着までの期間は黄ステッカーで環境ゾーン内を走行できることとした。ベルリンの車15000台とブランデンブルク州からの車6000台が対象となったが、特例措置の申請を処理する行政手続きも遅れ、路上で監視する行政担当者や警察の対応についても問題が指摘された。

 環境ゾーンの有効性自体も問われている。
 浮遊粒子状物質の排出源は、人為的なものは10%程度で、残る90%は土や耕地から風で運ばれてくる粉塵や花粉に起因していると研究がある。人為的と言っても、道路交通が中心というわけでもなく、産業や暖炉やストーブなど家庭の暖房に起因するところも大きい。環境ゾーンの導入にも関わらず各所で上限値をしばしば超え、批判的な報道が続いている。
3月にベルリン州政府が発表したところによれば、PM10に関するEUの年間上限値を3月で既に超えたという。EUの大気質指令では、規定濃度を越える日は年間35日までとしているが、3月の時点でマリーエンドルファーダムの測定所では既に35日を超え、フリードリヒスハインやシュテークリッツ、ノイケルンでも、既に30日以上上限値を超えたという。

 これに対して全ドイツ自動車クラブ(ADAC)は、会員数名で再度訴訟を起す構えだ。ADACは、日本自動車連盟(JAF)に相当する機関で、環境ゾーンは粒子状物質対策として無効であると主張し、12月に敗訴したばかりだ。

 一方、ベルリン州政府のカトリン・ロンプシャー健康・環境・消費者保護相は、有効性を疑わない。同省の報道官ディットマー氏は、考えられる要因として、まずこの冬の大寒波をあげている。東ヨーロッパからの気流が都心部に追加的に粒子状物質を運び、逆転層が生じたために対流が起らず、粒子状物質が取り除かれなかったという説である。第2の理由として、この冬に撒かれた記録的な量のすべり止め剤があげられる。異常な降雪に除雪作業が滞ったのは記憶に新しい。凍結した路面には砂利をすべり止め剤として用いるが、この冬ベルリン都市清掃公社や市民が撒いた量は3万5千トンにのぼるという。その砂利がタイヤにすり砕かれ、粉塵となって大気中にまき散らされたというのだ。冬の長いスウェーデンのストックホルムでは、同じ問題から100日は上限値を超えているという。


自治体ごとに異なる対応

 話をドイツ全体に戻すが、PM10はドイツ国内400箇所で測定されている。環境ゾーンの導入は地方自治体が管轄しており、規制の段階的な導入や特例措置など各都市で対応が異なる。

 ミュンヘン市では当初2010年からは緑のステッカーのみが走行できる予定だったが、赤のステッカーに対しても特例措置を出している。これに対し連邦環境庁(UBA)長官のヨッヘン・フラスバート氏は「ベルリンなどの大都市では、粒子状物質排出の約5割が交通に起因する。多くの環境ゾーンで拘束力を持って緑のステッカーの走行のみを許可すべきである。」と批判している。

 アーヘン市はEUの上限値を超えているが、環境ゾーンは導入しないと宣言して波紋を呼んでいる。「環境ゾーンは、手間やコストと比べて効果が低すぎる。ケルン、ハノーファー、シュトゥットガルトなどでは実際に粒子状物質が減っていない。道路交通量自体を減らすべきであり、そのために公共交通を充実させる必要がある。」同市環境担当のクラウス・マイナース氏は言う。トラックや市内バスを最新のEU基準に合ったものに代え、自転車道を隈なく整備し、ジョブ・チケット(通勤者向け割引定期券)の活用を増やすなど、環境ゾーンに代わり33の対策を準備しているという。


強化されるEUの排ガス規定

 前述のように欧州ではディーゼル車の普及率が高いこともあり、日本やアメリカに追随するかたちで規制を厳しくしてきたが、EUの排ガス基準Euro5のPM基準は、日本の新ポスト長期規制と同様の厳格な値である。しかし、2007年にはEU27カ国中ドイツを含む24カ国がPM10の上限値を越え、欧州委員会に対して達成期限の延長を求めなければならない状況である。EUでは、PM10よりもさらに微小であるPM2.5の規制にも乗り出す予定だ。そして、14年にはさらに厳格な基準Euro6の導入を予定している。各国が対応を求められるところだが、ドイツの環境ゾーンははたして適当な手段と言えるだろうか。多くの都市で緑のステッカーのみが走行するのは2013年以降の話である。
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<関連記事>
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環境ゾーン違反・・・
アウトバーンA100計画が白紙撤回に?
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by yumikov | 2010-06-24 16:17 | 環境のこと

アウトバーンが自転車専用道路に

「アウトバーンを走る」という3年越しの夢がかなった。走るといっても車でなく自転車で。

年に一度の環境フェスティバルに合わせて毎年Sternfahrt(星型走行)という自転車の祭典が行われている。会場まで19のルートがあり70箇所以上の合流地点が設けられていて、参加者は好きな場所から加わることができる。去年からは子ども専用ルートもできた。
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今年は20万人ほどが会場までの道のりを走破したそうだ。去年の倍の参加者というからすごい。フランクフルト・アン・デア・オーダーやポツダムひいてはポーランドのシュチェチンから走ってくる人もいるというからお疲れさまです!

目玉はなんといってもアウトバーン(高速道路)で、両側通行止めにして(とはいっても走るのは片側車線)自転車が走り放題。ノイケルンのインター入り口は自転車で大渋滞。アウトバーンに乗ってすぐにトンネルに入るとみんな急に飛ばしだした。自転車の「走り屋」もいて、バイクのような改造自転車でタバコをふかしながらトンネル内をジリジリリンリンパフパフと、ベルを鳴らし鳴らし並んで走行するオネエチャンオニイチャンたちがいた^^。人が密集するところで走りタバコもえらく迷惑だけど、お弁当持参しててなんだか微笑ましかった。
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このアウトバーンこそ、延長が議論されている例のA100(過去の投稿「A100を止めろ!」参照)。環境フェスティバル会場でも署名活動が行われていた。いわばアウトバーンの一般公開のようなもので、日頃立ち入ることのない場所で自転車をとめて眺めるのもこれまた楽しかった。

参加者も自転車も多彩。ウーファー積んでひとりテクノのクールなお姉さんもいれば、スピーカーを荷台にくくりつけたJumpin' Jiveでごきげんなお兄さんも。極端な”アンチ車”の人たちもいれば、反原発運動の旗、SPDのTシャツ、いろんな思想の人たちが様々にアピールしていた。緑の風船には「FAHR RAD(自転車に乗ろう)!」の文字。Fahrrad(自転車)と2重の意味。CO2のグレーの風船もユニーク。ベルリナー・ツァイトゥングによれば全裸で走行するFKKの自転車乗りもいたそう。。。キッズバイクトレーラーにチャイルドシートそしてタンデム自転車と、子どもと一緒に走るかたちもさまざま。
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トンネルを抜けるとテンペルホフ空港跡地が視界に広がってきた。電車のSバーンが走行する脇なので光景は同じだけれど、車窓から見るのとはやはりまったく違う。アウトバーンを降りてティアガルテンに入ったと思ったらすぐクーダム。KaDeWeの前を抜け虫歯教会を横目に、すっかりおのぼりさん気分。6月17日通りへと曲がり大幅に修復中のジーゲスゾイレを回ったらゴール!合流地点での待ち時間が長かったからか予定時刻を過ぎて3時になっていた。炎天下の走行はちょっとしんどいものがあったけれど、完走後のオーガニックビールはまた格別においしかった。
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今年の環境フェスティバルは2日間へと拡大。さらに15回目にして初の連邦環境省と連邦環境庁との後援つきというから、市民イベントも認められてきたものだ。環境フェスティバルについての詳細は、過去の投稿「アウトバーン経由、ペダルをこいで環境フェスティバルへ」をご覧ください。
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by yumikov | 2010-06-07 19:28 | 環境のこと

緊急!原発アラーム

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ノルトライン=ヴェストファーレン州議会選挙前に120キロメートルの人間の鎖を作り、ドイツ国民が脱原発への強い民意を示したのはまだ記憶に新しいですが(過去の投稿「10万人の人間の鎖」参照)、注目されていた選挙結果がドイツの原発政策をふたたび脱原発へと向かわせたかというとそう簡単な話でもありません。原子力発電所を多くかかえる南のほうのヘッセン州、バーデン=ヴュルテンベルク州、バイエル州などは経済的理由から延長を望んでおり政府内でも意見が対立しているし、原子力法で定められた脱原発の政策を変更するのに連邦参議院の承認が必要かどうかでもめているようです。

メルケル首相は夏に入る前に原発運転期間延長の交渉を済ませたい意向です。連邦参議院が開かれる6月4日には、環境省と首相府は承認の必要の有無について法的な説明が必要とされます。そのため、首相は今日と明日にCDU/CSUの州首相との会合を持つことになりました。法改正に関わることなので簡単に政策を変更することができないようですが、変える必要もないことです。
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ということで、今日と明日と首相府前で緊急集会が開かれることになりました。
ぎりぎり呼びかけメールに気づいたので間に合いました。警笛を鳴らすために笛でもラッパでもお鍋でも持っといでということで、マラカスと鈴で参戦です。耳栓もあるとイイヨということでしたが、この子はヘッドフォンして参加。ちょっとうるさい音楽会ってところかな?
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3日前の呼びかけでここまで人を集めたNGOの力には感心。
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放射性廃棄物の貯蔵&輸送キャスクにみたてたドラム缶を子どもたちがごーろごろ。アクションのユニークさにまた感心。韻を踏んだシュプレヒコールに大盛り上がり。ツーリストが多い連邦議会議事堂前では英語でデモのアナウンス。旗振り役の臨機応変さとユーモアにまたまた感心。夕方なので仕事帰りに立ち寄った人が多かったのか自転車での参加率高し。息子も初めて自分の足でデモ行進に参加。絶好のデモ日和でした。

明朝もあるので早起きできそうな人は7時半に首相府前に集合!です。
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by yumikov | 2010-06-04 06:25 | 環境のこと

受け継がれるか老舗エコマーケットのスピリッツ

Wedding地区にあるレオポルド広場の市場は1991年に始まった老舗ともいえるエコマーケットで、有名なコルビッツ広場のエコマーケットのお手本ともなった先駆けである。これがお役所と教会との契約で通常の市場と2010年に入って合併させられ、結果として消えてしまったという。これまで10軒の有機農家が市を出していたのが今では3軒に減ったそうだ。オーガニック専門業者として認知されることがそれだけ生き残りに重要ということらしい。
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このレオポルド広場の市場の主催者であったChristoph Ebeling氏がめげずに立ち上げたのがザマリーター通りのエコマーケット。先週金曜にオープンした。初日のこの日は生バンドによる音楽あり、子供向けの羊小屋あり、ポニーの乗馬コーナーありのお祭り。良くも悪くもやっぱりこの地域らしい人々が集まっている。
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市場は1890年代に建てられたザマリーター教会の前で開かれる。教会周辺は豪奢なアルトバウが立ち並び、フリードリヒスハインにしては街並みも道路も綺麗な界隈。カフェやレストランも多いが、観光客が増えたフランクフルターアレーの南側のジーモン=ダッハ界隈ともまた違った雰囲気がある。市場が立つすぐ南にあるリーガー通りにはかつての不法占拠住宅が多く廃墟のような建物に横断幕があちこち見られる。黒ずくめのパンクの人々が日中からたむろすのであまり治安がいいように見えないが、よく整備された公園や幼稚園も多く案外若いファミリーも多く住む。
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1ブロックの両側を使っただけのとっても小規模な市だが、野菜にパンにチーズに肉に花に基本的に必要なものは揃いそう。ただ、土曜に近くのボックスハーゲナー広場で開かれる大きな市では有機農家のスタンドがこのエコマーケットよりたくさん出ているし、そこでオーガニックのものを買い揃える人も少なくない。オーガニック限定にこだわる必要があるのだろうか?レオポルド広場の業者は、固定客はこれまで通り来てくれるだろうが新しい顧客を得るのはオーガニックとそうでないものが混在した市場では不利だとしている。

私はビオブームが来て数年たった今、消費者もだいぶ目が肥えて来ていると思う。オーガニックだったらなんでもいいという人もなかにはいるだろうが、信頼できる認証制度で認可されたブランドや、地元産のもの、気に入った生産者などこだわりは十人十色だと思う。ビオスーパーもあたりにたくさんある。「エコ」限定市場にこだわらずとも、信頼さえ得られればおのずと顧客はついてくるのでは。徒歩圏内にエコマーケットができたことで選択肢が広がったのはうれしい。応援するためにも折をみては買い物をするようにしよう。

先週まぁまぁ天候に恵まれたベルリンも週明けにはまたどんより模様。
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by yumikov | 2010-06-01 15:59 | 環境のこと

持続可能な消費意識調査〜Pro Klima Berlinキャンペーン

このところ電話アンケートが続いている。昨日は牛乳についての消費者意識アンケート。地元の牛乳を意識して購入しているか。
以前の投稿「子連れで街を移動する」で書いたPro Klima Berlinキャンペーンからも先日また電話がかかってきました。モビリティに関するアンケートです。

前にかかってきたのが10ヶ月前で、パンフレットが届いたのがその2ヶ月前、最初のハガキはその数日前に届いたものだったから、かれこれ1年以上追跡していることになります。

今回の設問は前回とまったく同じだと思う。過去2日間の移動目的と移動時間、距離。移動手段について日頃なにを意識しているか、車の使用を意識的に減らそうと心がけているか、それは難しいと感じるか。気候問題を意識すれば将来的にはどんなことを心がけるつもりか。自由回答式ではなくすべて選択式。また、いくつかの意見に対してどの程度自分の見解と一致しているか4段階で答えるというものも。

ところで内容についてですが、自分個人をふりかえって見ると、子どもができるまでは「もっぱら自転車か徒歩+たまに公共交通」でした。それが産後しばらくは「徒歩&公共交通が圧倒的で自転車は皆無」。子どもが1歳を過ぎて春到来の今現在、子どもを自転車に乗せてあちこち移動するようになった。お天気が回復したらもっと自転車移動は増えるだろうから「自転車と公共交通と徒歩が同じくらい」になるかもしれません。

ママたちの間では「子連れだと車があると便利」としばしば耳にします。そうなのかな?私たち家族は車はどうしても必要なときにレンタカーを借りて、あとはこの街で暮らしている限りはあまり必要性を感じません。ただ子どもがもう少し大きくなったり二人目ができたりしたら状況も変わるのかもしれないし、公共交通が充実していない片田舎に住むことになればまた話が変わるのかもしれない。
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by yumikov | 2010-05-26 16:25 | 環境のこと

A100ができたらフリードリヒスハインはどうなる?

延長の是否が問われているベルリンの高速道路A100。明後日の晩に市民団体BISS Berlinによる説明会があります。
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まだ延長案の廃止は決定していないようです。計画どおりにいってもA100がフリードリヒスハインまで延長されるのは数年先のことですが、とくにボックスハーゲナー地区の住民はGo!

余談ですがパパが赤ちゃんを抱っこ紐に入れたこのクールなトーンのポスター。ベビーブーム到来のフリードリヒスハイン地区では実際にこんな光景がよく見受けられる&パンクの人たちも多し。この地区をよく反映した出来ばえと感心しました。
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by yumikov | 2010-05-18 15:36 | 環境のこと

アウトバーンA100計画が白紙撤回に?

ベルリンで延長予定の高速道路A100のこと(1月の投稿「A100を止めろ!」参照)。ここに来て良い兆しが見えてきた。

DIE LINKEが土曜日にこの計画を拒否する姿勢を明らかにした。現在のベルリン州政府はSPD(社会民主党)+DIE LINKE(左派党)の連立政権(=通称、赤赤連合)で、A100の延長は連立協定に盛り込まれているが、左派党はこれを取り消す意向。カトリン・ロンプシャー健康・環境・消費者保護相(DIE LINKE)も、「A100の延長が交通渋滞の緩和に役立つよりむしろ渋滞を引き起こす原因になる」と判断。

週末にトレプトウパークに行った際に、そういえばもうノイケルンでの建設が進められているのだろうか・・・と頭をかすめたところだった。A100で私が一番気になるのは、トレプトウパーク周辺の空気の質の悪化と交通渋滞。特にこれからの暖かい季節には、涼を求めてこのシュプレー川の岸辺にある広大な公園に集まってくる市民は増える。今だって公園を分断する道路から車の音が聞こえてきて、だだっぴろい芝生に寝転がってみても、残念ながら静けさに身を置くことはできない。さらにアウトバーンが走るとなれば・・・。(写真は橋の上からトレプトウ公園を望む。2009年夏)
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しかも、このA100は環境ゾーンに隣接して建設される予定。すでに車が走っているところでは、本来なら環境ゾーンの内側に位置する地点も、環境ゾーンから除外されている。アウトバーンがあっては浮遊粒子状物質が減らせるはずがないから、意図的に除外しているとしか思えないけれど、結局環境ゾーンと隣り合わせでアウトバーンを作るなら効果はまったく出ないと思ってよいと思う。

というわけで、無事にSPDとの話し合いが済んで建築が完全にストップされるといいのだけれど。

ベルリン州政府はトラムの延長を計画しているが、予算が無く、これまで実現していない。A100の予算の大部分は連邦からの縛りのあるお金だが、充てるはずであった州の予算だけでも、トラムや歩道&自転車道の整備にまわしてほしいと切に思う。
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by yumikov | 2010-04-30 04:14 | 環境のこと

野外博物館ドメーネ・ダーレム 

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案山子はドイツ語ではフォーゲルショイヒェ(Vogelscheuche)と言うのだそう。晴天の下、農と食をテーマとした野外博物館ドメーネ・ダーレムに行ってみた。

ダーレムと言えばベルリン中心部の南西にある郊外で、ヴィラが立ち並ぶ高級住宅地。電車で30分も行っただけなのにまた違った風景。地下鉄の駅を降りた時点で空気の質が違うのに気がつく。

ここドメーネ・ダーレムは、ベルリンに数多くあった都市農場の最後の砦だったのだそう。他の農場がつぶされて宅地化される中、ここダーレムの農場だけは残そうと市民が立ち上がって現在の野外博物館に至ったという、民主主義の象徴でもある。ドメーネとは「国有地」「領地」「公営の農地」などの意。

ここには有機栽培のBioland認証農場があって、ニワトリや羊などの家畜も飼育されている。田舎生まれの私にはそんなに広大な農地にも映らないし、ここだけが他の田舎から切り取って持ってこられたみたいでなんだか違和感があった。それでも栽培されている野菜などを見るのは楽しい。イチゴの畝の間にタマネギのようなものが植えられているのが目についた。相性がいいのかな?
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広場の店ではオーガニックのハーブの苗や種を販売していたので、いくつかベランダ用に買ってみた。先日Biolandの種を注文したばかりだったけれど、品揃えが豊富なのでまた利用したい。土曜にはここの農産物を販売するエコマーケットが開かれているそう。

こうした取り組みが評価されて、ドメーネ・ダーレムはESDの10年のドイツ公認プロジェクトに認定されてもいる。

ところで、野外博物館に入ってすぐの広場にスタンドがたくさん出ていてお祭りでもあるのかと思ったら、今日は「第8回ベルリン焼きソーセージ杯」なるコンテストの日なのだった。妙に賑わっていてどこもかしこもお肉ばかりと思ったらなるほどね。

f0157115_59666.gif最初のスタンドでNeulandのマークが気になって覗いてみたら、お姉さんが「ノイラントって何か知ってる?」って訊いてきた。「環境に配慮して飼育された家畜のお肉に対する認証マークでしょう?」と私。エッヘン、知ってますヨ。正確には環境だけでなく動物自体に配慮した飼育方法だけれど。
フリードリヒスハインに住んでることを伝えると、自宅近くのNeuland肉を取扱うお肉屋さんを紹介してくれて、さらにはNeuland肉のケバブの店まで教えてくれた。う〜ん、エコケバブねぇ。。。とにかく、このNeulandのマークはお肉屋さんやレストランの看板にもよく使われているので、環境にやさしく質の良いお肉を買いたい時の目印にするとよいでしょう。

コンテストでは、チリ・レモンソーセージにチリ・コン・カルネソーセージ、行者にんにくソーセージ、バーベキューソーセージetc、どれもこれも試食させてくれた。極めつけはラベンダーソーセージ。香りも味も確かにラベンダー。。。
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by yumikov | 2010-04-26 04:55 | 環境のこと

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