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ベルリンからローカルな環境政策や草の根NGO・市民活動、サステナブルな暮らしなどをレポート。


by yumikov

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ドイツ初!トルコ人環境保護グループ"Yesil Cember"

ベルリンの地方紙Berliner Morgenpostの週末版がこのところ無料配布されているのですが、たまに面白い記事があります。こないだの号をぱらぱらっとめくると、トルコ語が母国語の人たちの環境グループの設立者のインタビューがあったので、皆さんにもご紹介したくなりました。

"Yesil Cember (緑のサークル)"は、2006年12月にBUND Berlin支部に設立されました。彼らは定期的に会合を持ち、トルコ語のインフォーメーションをウェブサイトやブックレットを作成したり、トルコ語で講演をしたりしています。

現在でこそメンバー数は40名までに増えていますが、設立当初はなかなか大変だったようです。トルコ移民の両親を持つベルリン生まれの女性Gülcan Nitschさんが、2005年にBUNDの門をたたいて「こういう活動をしたい!」と思いを語って、当初ひとりで奔走した様子がインタビューにありました。

彼らの活動テーマは、省エネルギーや健康によい食べ物、ごみの分別といった生活に身近なところですが、異なる文化からやってきた彼らにとってはドイツで生活する上できっと教えられなくてはわからない情報です(日本人もそうなんですけど・・・)。特にトルコ移民が多く住む街クロイツベルク地区ではなおさらのことでしょう。ことばの問題については以前クロイツベルクの小学校でも聞きました。

ドイツ初!トルコ人環境保護グループ\"Yesil Cember\"_f0157115_3425346.jpgブックレットをぱらぱらとめくってみましたが、とても詳しく書かれているし、イラストもトルコ風!?でよくできています。(このポスターのイラストもドイツ的ではないですよね?→)以前、ブラジル移民の多い群馬県太田市では行政がブラジル人向けにこうした講座を開いているというのをニュースで見たことがありますが、やっぱり母国語で書かれたものなら読む気になるんでしょうね。

10月25日にはクロイツベルクで年に1度のトルコ環境デーという催しもあったようです。今後は„Plastik – Nein danke!(レジ袋は要りません)“キャンペーンを展開していくとのこと。ベルリンならではの彼らのこれからの活動に注目!
by yumikov | 2008-11-03 03:51 | 環境のこと

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