ベルリンからローカルな環境政策や草の根NGO・市民活動、サステナブルな暮らしなどをレポート。


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ことばで伝えるということ、定義すること

来週いよいよ、食と農業の未来を話し合うNGOの会合Planet Diversityがボンで始まります!フライヤーのボランティア翻訳を引き受けていたところ、ウェブサイトに協力者として名前を記載してくれました。NGOの仕事にはボランティアさんがつきもの。彼らの労をどうやってねぎらうかはそのNGOの力量次第。彼らの気配りとコーディネート能力には頭が下がりました。
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訳した日本語のフライヤーはこちらでダウンロードできるので、どんな集まりなのかぜひ見てみてください!

先月は、会員になっている翻訳者ネットワークのコンテストにトライしたり、仕事や勉強以外でもことばと多く向き合っていました。
翻訳という作業は面白くも、実に難しい。特に、環境分野の原書を読み出してからは訳書がかえって読みにくく感じられて、これから翻訳に少なからず関わっていく身としては、本当に丁寧に、書き手の意図を汲んでそれを壊さぬよう、しかも読み手がよくイメージを再構築できるように引き渡さなければいけないなぁと思っています。

大学のほうでも、「持続可能性(サステナビリティ)とは・・・」「公平性とは・・・」「プロジェクトマネジメントとは・・・」、定義づけることがとっても重要で、すべては言葉の説明から。「定義できる=正しく理解している、きちんと身についた」と言ってよいほど。

最初は「ドイツ人ってどうしてなんでもかんでも定義づけたがるんだろう?」と思っていましたが(笑)、Japan for Sustainabilityの枝廣淳子さんが持続可能性の定義について同じようなことを書かれているのを先日読んで、やはりそうかと納得しました。

日本人は概してそういった「定義づけ」というものは苦手というか、「あ、うん」の呼吸とか「行間を読む」ことが重んじられているから「エコってなんか大事だよね」となったりしているように思います。

私も心の中では、「言葉なしでも伝わったらいいのに」「自分にとってあたりまえのことが何故あたりまえでない社会なのだろう」と思ったりしますが、これだけひとつの社会で生きる人間が増えて、しかも地球規模でいろんな文化を持つ人、いろんな暮らし方の人どうしが関わるようになっては、何を社会で大切にするかを決めて言葉で定義するのも必要なことなのでしょう。

通訳や翻訳を通じて環境問題に取り組む枝廣淳子さんや、ドイツ語翻訳を中心に平和問題などに取り組む池田香代子さんは、ことばを通じて問題に立ち向かう人として私の目標です。
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by yumikov | 2008-05-09 19:18 | 環境のこと

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