ベルリンからローカルな環境政策や草の根NGO・市民活動、サステナブルな暮らしなどをレポート。


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どこからやってくる?ドイツのクリスマスツリー

※お詫び:一部情報に誤りがあったため訂正しました。

このところ、市場でクリスマスツリーを購入して家へと運ぶ人や、幹線道路沿いの一角などでツリーが売られているのを目にします。ドイツでは、毎年本物の木を買ってきて自宅に飾りつけるのが伝統です。

この木、どこからくるのかなーと思っていましたが、やはり輸入も多いようです。
本数にして2,300万~2,500万本のクリスマスツリーがドイツで例年販売されるそうですが、約4分の1ほどをヨーロッパ各地から輸入しており、5分の1程度は北欧やアイルランドなどヨーロッパの中でも遠方から運んでいるということです(WWF調査)。

「♪Oh~Tannenbaum~♪」(Tannenbaum=モミ属)と歌われますが、実はツリーとして使われるのはモミではなく、ドイツトウヒ(Fichte、学名:Picea abies)が主流です。地元のモミ、欧州モミ(Weisstanne、学名:abies alba)は、大気汚染による酸性雨や手入れがゆきとどいていないことからドイツで絶滅に瀕している樹種であり、商取引は禁じられているのだそう。

先日南ドイツ新聞にもツリーの木の調達について小さく載りましたが、RobinWoodWWFNABUといった環境団体は、それぞれクリスマスツリーの選択に注意を向け、主に次のことを消費者に呼びかけています。

・地元産のものを!(自然保護、輸送エネルギー消費回避など)
FSC、Naturlandなど認証機関の認証を得たものを!(健康、環境保護、モノカルチャー回避など)
・設置時や飾った後の処理は適切に!(廃棄物発生抑制など)

最近人気が上がっているベイマツはもともと北米の木で、WWFは地元の木を優先して使用すべきと訴えています。
RobinWoodによると、地元の木でも直接森から切り出すのではなく、特別用地(高圧線やガスパイプラインの建設予定地)や経営者の敷地で育てられたものなどが多いのだそう。

f0157115_922129.jpgそんななか、ベルリンの赤の市庁舎前に今月からFSC認証のクリスマスツリーが登場しましたWWFがベルリン州政府に働きかけ、成功したものです。ベルリンの森から運ばれた18メートルのモミの木がそびえています。見た目には何もアピールされていませんが、WWFはウェブサイトで他の地域にもPRしています。

うちにはツリーはないけれど、市場で買ったドイツトウヒを少し飾っています。地元のものだといいのだけれど。

WWF エコロジーなくクリスマスツリーのためのチェックリスト
RobinWood 認証を受けたクリスマスツリーが買えるお店のリスト
NABU
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by yumikov | 2007-12-20 09:08 | 環境のこと

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