ベルリンからローカルな環境政策や草の根NGO・市民活動、サステナブルな暮らしなどをレポート。


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電気を消すと電気が足りなくなる?

本日7日の南ドイツ新聞に、明日の消灯イベントの記事がありました。

「こういったアクションがあるので参加しよう」というものではなく、「電力需要は足りなくならないか?」という懸念です。

電気を消してなぜ電気が足りなくなるのか
一旦消した後に、みんなが一斉に点ける際を心配しているのです。
20時の消灯時点で発電所のジェネレーターが停止し、20時5分にまた電気を点けて電力需要が跳ね上がってもジェネレーターは急には稼動しない。

電力網運営者は、非常事態に備えて3,000メガワットの電気を常に蓄えてあるそうです。余剰電力ができた際に水を上にポンプで持ち上げておき、需要のあるときに水を抜いて電気を作るしくみだそう。

しかしアーヘン工科大学教授は次のように試算しています。
「仮に1,000万世帯で300ワットを消すとすれば、3,000メガワットの蓄えが既に利用し尽くされてしまう計算になる。」

これに対して主催者側のグリーンピースは、
「そんなの大げさ。3,000メガワットなんて越えることはない。参加者は800万人を期待しているが、フランスの同様のアクションでは300万人の参加で800メガワットの削減だった。それに、アクションについては2週間前に告知しており、連邦電力網会社も知っている。彼らには備えをする義務がある。技術者ならうまく処理するにきまってる」

南ドイツ新聞は「電力経済をこんなに信じるなんてグリーンピースの活動家にしてはめずらしい。」などと皮肉でしょうか?

これを機に、日本の100万人のキャンドルナイトについても少し調べてみました。
キャンドルナイトは2003年から始まり、2005年の参加者は600万人を超えたそうです。
100万人の・・・とはいえどもこんなに多いとは思いませんでした。しかし、他の年のデータはウェブで確認できないので、この年は愛知万博でのアクションもあり特別多かったのではないか?と予測します。
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私は自主的に関わったことはないけれど、2005年当時、BUNDjugendの仲間とともに参加していた万博会場でキャンドルナイトに参加していました。(写真は2005年6月万博会場)

ところで消灯時間の長さの違いが気になります。
日本では2003年当初から消す時間は2時間でした。
「たまにはろうそくでゆっくりと時を過ごそう」という呼びかけなので、そういう長さなのかもしれません。

ドイツではなぜ5分という短い時間なのでしょう?
普段からろうそくを灯す文化のあるドイツでは、日本のような呼びかけではアクションはなりたたないのかもしれません。(ろうそくがエコかどうかは疑問ですが・・・)

機会があれば明日のデモででも5分間の理由を聞いてみたいです。
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by yumikov | 2007-12-07 23:52 | 環境のこと

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