ベルリンからローカルな環境政策や草の根NGO・市民活動、サステナブルな暮らしなどをレポート。


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ドイツ暮らしのエネルギー@電気編

年が明けてから検針ラッシュのドイツです。

ドイツでの光熱費や水道代は月額一律なのが普通です。検針が年に一度あり、それをもとに実際の使用量に合わせて料金を調整、次年度の月額料金を決めます。
検針がなぜ年に一度なのか、その理由を私は知りません。効率を考えて?でも年に一度追加徴収or返金するのはそれはそれで面倒ではない??知ってる方、教えてください!

今回は、我が家の電気使用量&料金を大公開しちゃいましょう!

使用量: 741kWh →月平均 62kWh
料金: 約243ユーロ (税39ユーロ含む) →月平均 20ユーロ(現在のレートで約2,260円

これって多いと思います?少ないと思います?ちなみに我が家は・・・
   ・ふたり暮らし(勤め人ひとり、自宅作業ひとり)
   ・ガスは通ってないので、エネルギー源はすべて電気
   ・日中もPCや昼食の支度などで電気を使う

昨年の検針では、我が家はこの集合住宅中で一番の省エネ家庭でした。家電も増えたし今年はもっと使ってしまったかな?と思っていたら・・・、なんと1ヶ月半分の返金です。パチパチパチ!電気会社のシュミレーションの数値を見ても、平均よりもだいぶ省エネしているほうみたいです。

何をしているかというと、
   ・照明はすべて省エネランプに付け替え
   ・冷蔵庫&洗濯機の大型家電はエネルギー効率の高い省エネラベル製品を導入
   ・省エネタップを使ってスタンバイモードの回避
あとは、使わないときはこまめに消すとか、冬場は窓の外を冷蔵庫として使うとか(←これドイツの常識)。

困りものはクッキングヒーターです。ガスのほうがエネルギー効率も高いし俄然よいのですが、備え付けが電気なので工夫しています。
   ・使用して温まったクッキングヒーターを次の調理に使えるよう料理の順番を考える
    (味噌汁を作った後のクッキングヒーターを炒め物につかう、とか)
   ・クッキングヒーターはいきなり冷えないので、早めにスイッチを切って余熱で調理
   ・圧力鍋2つフル活用で加熱時間を短縮
   ・クッキングヒーター面のサイズにあった鍋等を使用
    (エスプレッソは小さすぎるのでキャンプ用ガスコンロで淹れる)

ドイツでは1998年の電力市場の完全自由化により、電力会社を個人でも選べるようになりました。持ち家だろうが賃貸だろうが関係ありません。自由化の前は日本のように大手の電力会社がほぼ独占していたそうで、ベルリン辺りではなにもしていなければスウェーデン系のVattenfallから電気を購入していることが多いと思います。(ドイツの電力自由化について詳しくは、JEPIC 社団法人海外電力調査会のウェブサイトをご参照)

この「電気が選べる」というのは結構すごいことですよ。プラグから流れてくる電気は同じでも、購入する電気を選ぶことで、自然エネルギーの促進を応援したり、原発No!の姿勢を示すことができるのですから。

うちでは入居する際にLichtBlick社と契約しました。100パーセント再生可能エネルギーで発電されたグリーン電力(Ökostrom)が購入できるからです。
f0157115_2224034.jpg
Copyright: LichtBlick - die Zukunft der Energie GmbH & Co. KG

LichtBlick社の料金体系は、月額基本料7.95 ユーロに、単価19.99セント(kWh)で課金というシンプルなもの。日本の課金制度とは随分違いますね。うちのように総使用量が少ない家庭では、基本料が高めでも単価が安いほうがお得になります。

ews社では基本料が3設定あり、それによって新しい再生可能エネルギーやコジェネレーションの発電所建設に出資ができるし、会社の理念にももっと賛同できるので、ews社に切り替えたほうがいいかな~?と思っています。
f0157115_22245189.gif

あと、気になるのが契約アンペア。私も省エネプロジェクトに関わるまでは知りませんでしたが、日本の場合、契約アンペア数によって基本料金が変わるので、重要な節約ポイントですよ~。一度に使う電化製品の合計アンペアが契約アンペアより大幅に少なければ、契約見直しをお勧めします。
日本では契約アンペアを選ぶことができるけれど、ドイツではできないのでしょうか?こちらもどなたかご存知でしたら教えてください。我が家の分電盤を見たら、63アンペアとありました。これは私たちにとっては不必要な量で、半分でも多いくらいです。

省エネとか電気の見直しとかいうと、「そんな小さなことでせこせこしなくても・・・」とか「お金に執着してるみたいでかっこ悪い」とかいうイメージを持たれるかもしれませんが、社会への意思表示の手段のひとつでもあります。「やりくり上手な賢い主婦」的発想だけでなく、私は省エネで浮いた分で少々高くても有機の安全でおいしい食料品を気持ちよく買い、環境負荷の少ない電気を選んで買うことでエネルギー業界に影響を与え、年に数百円しか変わらないのであれば未来のエネルギーにも投資をします!
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by yumikov | 2009-01-23 22:31 | 環境のこと

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